ミント園
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ミント園(みんとえん)とは、千葉県松戸市六高台2-78-3に存在するとされる植物園(庭の通称)である。
概要
長谷川亮太への嫌がらせを考える中で、「繁殖力が強く駆除が厄介な上大して役に立たずひたすらウザいだけの植物の種を自宅に投げ込み緑化を狙う」という路線が誕生。なんJ園芸部により危険植物の例が挙げられ、筆頭候補に「ワルナスビ[1]」と「ミント[2]」が挙げられた。ここから淫夢・なんJでの「草」の代替用語として「ワルナスビ」が使われるようになったが、次第により語呂がいい「ミント」にシフト、「ミント不可避」などと使われる中で「ちばけんまはミント園」という設定が生まれた。
一覧
以下の植物達を庭に植えてはいけない。
※園芸板での評価
※「入手しやすさ」は園芸店、ホームセンターなどで入手できるかどうかを表す。「自生地での採取」をする場合地権をよく確かめること。
Dランク
危険物であるという認識さえあれば問題なく、むしろ管理が容易。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
イチジク | 育てやすい果樹。カミキリムシを呼ぶ。 | 寒さに弱い。剪定や防虫など手間がかかる。剪定を間違えると実のならない枝ばかり残ってしまう。 | ホームセンターなどで苗木・鉢植えなど入手可。 |
キウイ | ツル植物で、柱を求めて這い回り、一度巻き付けば鉄の支柱をもへし折る。 | 基本的には手間の要らない植物。適切な支柱を確保すること。 | ホームセンターなどで人気の商品。 |
スイセン | ニラと一緒に植えると花が咲いていない時期は誤食しやすく、中毒を起こすことがある。 | 傷がなく、重量があり、直径が大きい球根を選ぶ。 | 秋になると球根が普通に出回る。 |
スズラン | 有毒植物。ギョウジャニンニクとの誤食が多い。これを生けた水を飲んでも死亡例がある強力な毒。 | 乾燥に弱い。湿り気のある場所に。 | 苗や鉢植えが販売されている。 |
ノウゼンカズラ | 毒草。蜜や花びらに触れるとかぶれ、眼に入ると炎症を起こす。つる性で、壁や柱を這い上がっていくため触れてしまう機会も多い。 | 放っておいてOK。這い上がれるものを確保してあげる。 | 苗が販売されている。 |
ヒガンバナ | 秋に突然生え、葉を付けずに数日だけ花を咲かせる。有毒で、ミミズや他作物などの生育を阻害する。毒は水溶性なので非常時は食用になる。 | 乾き気味の環境を好む。互いに成長を妨害するので間隔を取って植える。 | やや珍しいが球根・ポットが販売されている。自生地での採取も可能。 |
ピラカンサ | 密集した綺麗な赤い実をつける低木。枝にトゲがあり、実は有毒。見た目が綺麗なため幼児の誤食が多い。 | どんな場所でも良く育つ。 | 苗木が販売されている。 |
ビワ | 代表的な果樹。幼木の時期に剪定を怠るとかなりの大きさになり、実はゾウムシを呼ぶ。種子が有毒。 根を広く張るため家を倒すとも言われるが、コンクリート基礎の現代家屋では微妙。 |
温暖な気候を好むが耐寒性も高い。千葉県なら余裕。 | 種や苗木が販売されている。 |
フジ | つる性の樹木。蔓はどこにでも這い上がり、スピードも速い。また、花はクマンバチを呼び、種子が有毒。 | ほとんど手はかからない。藤棚を用意すること。 | 種・苗木が販売されている。 |
Cランク
ここから制御可能。しかし地域内汚染を招く可能性が高く油断はできない。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
アイビー | 別名ヘデラ。 | ||
イヌサフラン | |||
カキ | 言わずと知れた秋の味覚。イラガの幼虫が食す。 | ||
キク | |||
キョウチクトウ | 乾燥、大気汚染、果ては原爆の放射線にも耐え、街路樹としてよく植えられている。 オレアンドリンという毒が全草に含まれ、植物周辺の土壌、生木を燃やした際の煙にも毒性がある。 腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要する。 枝をバーベキューの串代わりにして死亡した例があるだけでなく、乳白色の液に触ってもかぶれる。 |
他の植物に枝が触れると枯れるため十分空いたスペースに植えると良い。 | 関東地方以南の園芸店やホームセンターで稀に出回る。 |
クチナシ | |||
ケナフ | |||
サクラ | 野生種は10種類程度だが園芸では数百もの品種がある。ドクガの幼虫やイラガの幼虫が食す。 | ||
サザンカ | |||
ジギタリス | |||
シソ | |||
シャガ | |||
ゼニゴケ | |||
チョウセンアサガオ | |||
ツバキ | チャドクガの幼虫が食す。 | ||
ツユクサ | |||
ツルニチニチソウ | 斑紋がつく品種は花が咲きにくい。 | ||
トキワツユクサ | 南アメリカ原産の要注意外来生物。 | ||
トケイソウ | 3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える。 | ||
ノアサガオ | 別名琉球アサガオ、宿根アサガオ。 | ||
ブラックベリー | |||
マサキ | |||
モチノキ | |||
ヨウシュヤマゴボウ | 北アメリカ原産の要注意外来生物。果実はブルーベリーに似ているが草全体に毒がある。 | ||
ラズベリー | |||
ワイルドストロベリー |
Bランク
堅牢な施設内(鉢植え)でのみ取り扱い可能。施設外持ち出し(庭植え)を絶対にしてはいけない。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
イワダレソウ | 日照時間が3時間しかなくても育ち、暑さ、寒さ、踏まれ耐性があるため、芝生を作るのに適する。根は深く降ろす。 | 耐久力、繁殖力共に極めて強い。 | ホームセンターなどで販売。 |
ウルシ | 言わずと知れた「かぶれる」植物。触れた場合はもちろん、敏感な人は近くにあるだけでかぶれる。これを燃やした煙を吸うと気管がかぶれて呼吸困難に陥り非常に危険。 | 丈夫な木で特に世話は必要ない。 | 一般の小売店ではまず見かけない。自生しているものの根を掘り取って苗木を作成する。喜多方市が原木を販売している。[3] 漆農家が栽培しているケースが多いので傷がついているものに手を出さないこと。 |
オキザリス | 和名はカタバミ。地下に球根を持ち、さらにその下に大根のような根を深く下ろす。 匍匐茎をよく伸ばし、地表に広がるだけでなく、熟した果実から赤い種子を最大1メートル程度までの周囲に勢い良く飛ばすことができる。 |
丈夫な植物。種を遠くへ飛ばすので繁殖力の強い植物を隣家などに撒き散らさぬよう。 | 苗が販売されている。 |
ドクゼリ | 非常に強い毒草。食用であるセリに似ているが、地下茎を持つ、香りが無いなどで区別は比較的容易。 | 栽培種ではない。水気の多い環境を好む。 | 毒草でありまず販売はされていない。自生しているものを探す。 |
ドクダミ | 住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に半日陰地を好む。全草に独特のにおいがする。 地下茎で増え、他植物の育成を阻害するため庭一面がドクダミになることもある。 |
勝手に増えるたぐいの植物。地下茎で増えるので容器を使う場合は大きいものを。 | 販売はされているが珍しい。通信販売か、自生しているものの地下茎を取ってくる。 |
ナガミヒナゲシ | 地中海地域原産。麻薬成分が含まれない「植えてもよいけし」のひとつ。 十数万個の種子を作り、繁殖力が非常に強い。種子は未熟な状態でも発芽し、5年以上経ったものでも発芽することができる。 発芽適温は7-25℃と範囲は広く、気温の低下により発芽が促される。 周囲の植物の生長を阻害する作用が非常に強い。 |
勝手に増える類いの植物。 | 5-6月頃に果実(ケシ坊主)を摘み取る。 |
ハシリドコロ | 毒草。春以外は根を残して枯れ、地上では姿が見られない。死亡例もあるが、地下部分を摂取しないと症状は軽い。 | 基本的に栽培はしない。 | 毒草であるため販売はされていない。自生しているものの地下茎を採取する。 |
ミント | 繁殖力が強く、こぼれ種と地下茎により大繁殖する。 畑や庭などに地植えすると駆除が容易ではない。 また、香りも強烈である[4]。 600種類以上あるがアップルミントは特に強い[5]。 |
真夏の直射日光には弱いため、風通しの良い場所で栽培する。 | 園芸店、ホームセンターを始め、八百屋、スーパーマーケットでも売っている。 |
Aランク
悪魔の破壊兵器。厳重な管理下でも制御不能。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
クズ | 山芋状の根茎と豆で増殖し、短期間で低木林を覆い尽くすほど成長が早い。 臭気を放つマルカメムシを呼ぶため住宅地では嫌がられる。 利用手段を持たないアメリカでは爆発的に増え、侵略的外来種とされている。[6]。 |
特になし、放っておけば増える。地上の茎を刈っても根が残っていればすぐに再生する。 | 野生に生えている根茎を傷付けずに掘り起こし、挿し木で植えると良い。 |
ササ | 地下に匍匐茎を伸ばし、密集した群落を作る。 不定期な攪乱に強いため、草刈りや森林の伐採後が笹原になることがよくある。 葉は切れるため迷惑。 |
日向で栽培すると葉焼けするため半日陰の場所が適する。 | 鉢植えとして販売されているものを地植えする。タケよりメジャーで入手は容易。 |
スギナ | |||
タケ | いくつか種類があるが日本ではモウソウチク、マダケ、ハチクが一般的。 成長の早さが脅威。地下茎で増えるため隣家や竹林から侵入してくることも。 |
乾燥に弱い。一度根付いてしまえば水やりも追肥も不要。 | 鉢植えとして買ってきたものを地植えすることになる。ガーデニング向けの細いものが多く、先に挙げた大きな種の鉢植えは入手が困難。 |
ドクウツギ | |||
トリカブト | |||
ハマスゲ | |||
ヤブガラシ | |||
ワルナスビ | アメリカ合衆国カロライナ原産の要注意外来生物。 全草が有毒[7]、茎や葉がトゲだらけ、害虫まで呼び寄せるなど「ワル」の名にふさわしい悪行三昧。 繁殖力も高い上、地下茎のひとかけらから増えるためすき込みなどを行うとかえって爆発的に増殖する。除草剤も効きにくく、一度生えると除去は困難。 |
そもそも栽培種ではない。ナス科に連作障害を起こす。 家庭菜園向けの野菜や園芸植物[8]にもナス科は多いため問題となる。 |
雑草であるためほとんど出回らない。群生している場所で種を拾う。 |
違法なもの
特定外来生物や麻薬の原料となるなど、違法性のある植物。これらは、栽培、移動、保管、運搬が原則禁止されている[9]。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
アサ | 人類が栽培してきた最も古い植物の一つ。園芸での栽培は大麻取締法に違反する。 | とにかく日光を好む。日当たりのいいところに。 | アサの種子の所持・購入は合法[10]。 種子を個人輸入するほか、外国製の鳥類用飼料に入っているものは発芽防止処置を取っていないものも多いらしい。 違法な植物の中では入手が容易。 |
アツミゲシ | アフリカ原産だが、日本では渥美半島で最初に帰化が確認された。 モルヒネを含む。園芸での栽培はあへん法に違反する。 |
当局に見つからないようにする。 | 国内各地に自生しているが、当局の取り締まりも厳しく、入手は困難。種子は文字通り「ケシ粒」であるため採取自体も難しい。 |
ハカマオニゲシ | ペルシャ原産。麻薬性のアルカロイド、テバインを含む。 園芸での栽培は麻薬及び向精神薬取締法に違反する。 |
植えっぱなしておけば育つ。 | 非常に困難。合法であるオニゲシとよく似ているため、これだけを狙って入手するのは自生しているものでも難しい。 |
アレチウリ | 輸入大豆に混じって入ってきた特定外来生物。 成長力、繁殖力、再生力が強く、周囲に生えている植物を全滅させる。 |
種子が地面に埋没すると発芽しない。 また、8月10日以降に発芽したものは開花結実しないという報告がある。 |
日本各地に自生するため種子の採集は容易。 |
オオキンケイギク | 北アメリカ原産の特定外来生物。 道端や河原、土手などに生育する。種子生産量は1平方メートルあたり3000-5000粒。 |
荒れ地でも容易に繁殖。虫媒花であるため繁殖が昆虫の生息状況に依存する。 | 各地に自生するため入手は容易。 |
オオハンゴンソウ | 特定外来生物。地下茎や埋没種子からも繁殖でき、除去が極めて困難。 | 中・北日本の山地に広く生息。地下茎から繁殖できるため適当にほじくってくればOK。 | |
ツルヒヨドリ | 沖縄県に移入したアメリカ大陸原産の特定外来生物。 | 茎の一本からでも増える。国内では沖縄にしか存在しないためやや入手困難。 | |
ナルトサワギク | アメリカからシロツメクサに紛れて輸入され、徳島県で最初に発見された特定外来生物。 草全体がアルカロイド系の毒を持つ。繁殖力が強いだけでなく、他の植物の成長を妨害する。 |
種子が綿毛で飛ぶため隣家などにも容易に広がる。 | 近畿地方で帰化している。入手は容易。 |
その他
コピペなどでランク化されてはいないが、においが強い、などの理由で植えると迷惑な植物。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
アブラナ | |||
カモミール | |||
カンナ | |||
キンモクセイ | 汲み取り式便所の消臭剤に使われていたほどにおいが強い。 | ||
クリ | 殻斗(ドングリ)には刺が多く、いがぐりと呼ばれる。花のにおいがよく精液に例えられる。アオイラガの幼虫が食す。 | ||
ジャスミン | |||
セージ | |||
ツルバラ | |||
フヨウ | |||
ヘクソカズラ | |||
モロヘイヤ | |||
ヤツデ |
出典・註釈
- ↑ ワルナスビ(魚拓) - ガーデニング花図鑑
- ↑ ミントの栽培方法(魚拓) - ガーデニング花図鑑
- ↑ 「漆の原木を販売いたします」搬出はセルフサービス。 https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/nousanson/807.html
- ↑ 世代を重ねるごとに香りが弱くなる模様
- ↑ ミントテロ - ガーデニング花図鑑
- ↑ アメリカ合衆国におけるクズ - 日本語版Muyopedia
- ↑ 緑色になったジャガイモにも含まれるソラニン。
- ↑ ナスはもちろん、ピーマン、トマト、ペチュニア、ホオズキなどもナス科。
- ↑ 環境省
- ↑ 一応大麻取締法では種子を規制から除外する旨が書かれているが、「栽培目的である」として有罪になった例もあり、司法当局の気分次第という面が否めない。
関連項目
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