「高速バス脱糞」の版間の差分

>オディール・ハッセー
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齢八十九にもなる男の奇声がソウル行きのバスの中でこだました。
齢八十九にもなる男の奇声がソウル行きのバスの中でこだました。
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入江ひなり編
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今日から九州で事務所の合宿。K-POPダンサーを目指す私は事務所が出してくれた交通費で行く。
長距離バスの利用は初めてだったけど、インターネットで事前に調べた甲斐あってなんの問題もなく乗ることができた。私たちが乗るバスは4列だ。
バスが発車する時間になるけど、バスはなかなか発車しない。しばらくすると小太りのおじさんが「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とぶつぶつ独り言を言いながらバスに乗り込んできて、私の前の席に座った。このおじさん、どこかで見たことがある気がする。
それからバスがやっと発車したけれど、しばらくしたらバスの中にハンバーガーの臭いがするとともにズゴズゴという音が鳴り響く。見ると前に座っているおじさんがハンバーガーを食べていた。おじさんの隣に座るお姉さんがあからさまに嫌そうな顔をしているのが私にも感じ取れる。
しばらくするとバスは海老名のSAに着いた。私はそこでトイレを済ませた後、ハンバーガーの臭いが残るバスに戻った。
バスがまた走り出した直後、前でおじさんが突然椅子をガタガタしはじめて…
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
おじさんにとてつもない恐怖を覚えた束の間、さっきトイレに行ったばかりにも関わらず私に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないぃぃ!!漏れるぅぅぅぅぅ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢十四になる少女の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。
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