「石渡貴洋(早稲田大学院)/弁護士ドットコム」の版間の差分

>タッキー★
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  かつて唐澤氏がネット炎上した相談者の支援に乗り出したところ、ネット民の一部が逆に唐澤氏を攻撃対象にし始めた。2010年代の初めごろだ。「[[恒心]]」の文字も、当時、[[恒心綜合法律事務所|唐澤氏が開いていた法律事務所名]]から取られている。
  かつて唐澤氏がネット炎上した相談者の支援に乗り出したところ、ネット民の一部が逆に唐澤氏を攻撃対象にし始めた。2010年代の初めごろだ。「[[恒心]]」の文字も、当時、[[恒心綜合法律事務所|唐澤氏が開いていた法律事務所名]]から取られている。
   
   
  それから10年ほど経つが、彼らは唐澤氏の動向を細かくチェックし、ネットで更新することを続けている。さらに唐澤氏だけに飽き足らず、[[外伝主人公|何か絡めるネタを与えた人物]]を炎上対象にしている。昨年は、[[ゆゆうた|ある男性YouTuber]]を[[ゆゆうた・サウプロ騒動|標的にした]]。
  それから10年ほど経つが、彼らは唐澤氏の動向を細かくチェックし、ネットで更新することを続けている。さらに唐澤氏だけに飽き足らず、何か絡めるネタを与えた人物を炎上対象にしている。昨年は、[[ゆゆうた|ある男性YouTuber]]を[[ゆゆうた・サウプロ騒動|標的にした]]。
   
   
  石渡さんは、いまだ唐澤氏と直接、面会やメールなどでやり取りをしたことはない。しかし、2019年秋、ある行為をしたことで恒心教のターゲットにされてしまった。
  石渡さんは、いまだ唐澤氏と直接、面会やメールなどでやり取りをしたことはない。しかし、2019年秋、ある行為をしたことで恒心教のターゲットにされてしまった。
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  石渡さんは、こうした展開を予想しておらず、自分の情報を守るための対策を取っていなかった。あっという間に氏名の漢字表記、フェイスブックページなどが突き止められた。
  石渡さんは、こうした展開を予想しておらず、自分の情報を守るための対策を取っていなかった。あっという間に氏名の漢字表記、フェイスブックページなどが突き止められた。
   
   
  そして、石渡さんの名前を使った殺害、爆破などの犯罪予告も始まった。
  そして、[[ナリすまし|石渡さんの名前を使った]]殺害、爆破などの[[犯罪予告]]も始まった。
   
   
  9月6日夕刻には「9月10日午後(中略)、司法試験合格発表掲示板前に大型トラックで突っ込んで大量殺人を実行します」と掲示板に書き込まれた。
  9月6日夕刻には「9月10日午後(中略)、司法試験合格発表掲示板前に大型トラックで突っ込んで大量殺人を実行します」と掲示板に書き込まれた。
   
   
  さらにこの書き込みの[[恒辞苑:ら行#論文スクショ罪|スクリーンショットが複数のアカウントでツイッターに転載された]]。一部の法曹関係者も、殺害予告などの内容が真実であることの確認もせずに次々とリツイートをおこなったため、情報は石渡さんの周囲にも瞬く間に広がった。
  さらに[[恒辞苑:ら行#論文スクショ罪|この書き込みのスクリーンショットが複数のアカウントでツイッターに転載された]]。一部の法曹関係者も、殺害予告などの内容が真実であることの確認もせずに次々とリツイートをおこなったため、情報は石渡さんの周囲にも瞬く間に広がった。
   
   
  石渡さんは9月7日、友人から教えてもらい、初めてこうした事態になっていることを知った。ほどなく犯罪予告の対象となった団体などから電話を受け、説明や謝罪に追われる事態となった。
  石渡さんは9月7日、友人から教えてもらい、初めてこうした事態になっていることを知った。ほどなく犯罪予告の対象となった団体などから電話を受け、説明や謝罪に追われる事態となった。
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  さらに、電話番号が晒されるようになると、なりすまして登録された闇金業者から電話がかかってきた。日夜、無言電話やいたずらのショートメッセージも届くようになった。
  さらに、電話番号が晒されるようになると、なりすまして登録された闇金業者から電話がかかってきた。日夜、無言電話やいたずらのショートメッセージも届くようになった。
   
   
  特に対処が面倒だったのは「パンフボム」。なりすましで、企業に資料請求をしまくる悪質行為だ。帰宅すると自宅マンションに設置された小さい郵便受け周辺にあふれている資料を片付けないといけない。一度の掃除で、ゴミ袋複数個分を回収したこともあった。
  特に対処が面倒だったのは「[[パンフボム]]」。なりすましで、企業に資料請求をしまくる悪質行為だ。帰宅すると自宅マンションに設置された小さい郵便受け周辺にあふれている資料を片付けないといけない。一度の掃除で、ゴミ袋複数個分を回収したこともあった。
   
   
  こうした出来事が続くと、「感覚が麻痺して、何も感じなくなりました」(石渡さん)。
  こうした出来事が続くと、「感覚が麻痺して、何も感じなくなりました」(石渡さん)。
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