→評価・反応
>チー二ョ |
>チー二ョ (→評価・反応) |
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== 評価・反応 == | == 評価・反応 == | ||
統計的には民事訴訟において最高裁判所で判決がひっくり返るのは極めて稀であり、大半が受理もされず門前払いにされる。高裁の判決がひっくり返る確率については、諸説あるが1%もないとされる<ref>{{Archive|http://www.shomin-law.com/saibansaikousai.html|https://archive.ph/ZJp6e|2020年度は0.78%}} - 庶民の弁護士 伊東良徳のサイト</ref>。その意味でも[[田中一哉(サイバーアーツ法律事務所)|田中一哉]]の評価が高まったと言えよう。 | |||
[[パカ弁]]らをはじめとする法曹界では田中を絶賛する声が相次いだ。 | [[パカ弁]]らをはじめとする法曹界では田中を絶賛する声が相次いだ。 | ||
*[[清水陽平]] - Twitterで労いのコメント | *[[清水陽平]] - Twitterで労いのコメント | ||
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SNS投稿の削除などに詳しい山岡裕明弁護士は「事業者がどのような基準で削除要請に対応するかはなお曖昧さが残っている。今後も判例を積み重ね、明確な救済基準を確立させていく必要がある」と話した。 | SNS投稿の削除などに詳しい山岡裕明弁護士は「事業者がどのような基準で削除要請に対応するかはなお曖昧さが残っている。今後も判例を積み重ね、明確な救済基準を確立させていく必要がある」と話した。 | ||
「判例を積み重ね、明確な救済基準を確立」とあるが、[[山岡裕明(弁護士)#DMCA乱発|前科]]があるだけに削除基準を積み重ね、[[何かのwiki]]や[[カラケー]]に法的措置をとってくる可能性もある。 | 「判例を積み重ね、明確な救済基準を確立」とあるが、[[山岡裕明(弁護士)#DMCA乱発|前科]]があるだけに削除基準を積み重ね、[[何かのwiki]]や[[カラケー]]に法的措置をとってくる可能性もある。 | ||
*最所義一弁護士<ref>{{Archive|https://minatokokusai.jp/attorney/ysaisho/|https://archive.ph/jiVcn|弁護士一覧}}</ref>(港国際法律事務所) - | *最所義一弁護士<ref>{{Archive|https://minatokokusai.jp/attorney/ysaisho/|https://archive.ph/jiVcn|弁護士一覧}}</ref>(港国際法律事務所) - 事務所のブログで今回の判例を解説。最高裁で傍聴した田中の弁論と、判例と共に寄せられた草野裁判長の補足意見を絶賛。 | ||
<div class="toccolours mw-collapsible mw-collapsed"> | <div class="toccolours mw-collapsible mw-collapsed"> | ||
{{archive|https://minatokokusai.jp/blog/14479/|https://archive.ph/vY6Bq|ツイッターの逮捕歴に関する最高裁判決}} | {{archive|https://minatokokusai.jp/blog/14479/|https://archive.ph/vY6Bq|ツイッターの逮捕歴に関する最高裁判決}} | ||
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なお、唐澤貴洋は上記のように明確なコメントを残していないが、何かコメントすると[[長谷川亮太]]の件を蒸し返されることを恐れ、あえて避けているのではないかという説がある({{nicodic|お前が言うな|おまいう案件}})。 | なお、唐澤貴洋は上記のように明確なコメントを残していないが、何かコメントすると[[長谷川亮太]]の件を蒸し返されることを恐れ、あえて避けているのではないかという説がある({{nicodic|お前が言うな|おまいう案件}})。 | ||
また、法曹界以外の[[ハセカラファミリー]]らも様々なコメントを残している | |||
*[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/山口三尊|山口三尊]] - Twitterでコメント | |||
{|class="wikitable" style="text-align: left;" | |||
!{{CallinShowLink|1=https://twitter.com/motokoshi1/status/1540248110857072640|2=https://archive.ph/MQmOz}} | |||
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むちゃくちゃな判決。 | |||
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これでは、逮捕歴ある人間を、雇ってしまったり、友人付き合いをしてしまって酷い目に遭うリスクを避けられない。 | |||
{{Archive|https://twitter.com/aryarya/status/1540247291495256064|https://archive.ph/bguSi|https://twitter.com/aryarya/status/1540247291495256064}} | |||
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判決を伝える記事に対する一般人のコメントでも山口のような意見が多く見られた。忘れられる権利と知る権利に対するせめぎ合いが見られる。 | |||
*[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/はあちゅう|はあちゅう]] - Twitterでコメント | |||
{|class="wikitable" style="text-align: left;" | |||
!{{CallinShowLink|1=https://twitter.com/ha_chu/status/1540498154973720576|2=https://archive.ph/G1lSg}} | |||
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「忘れられる権利」が尊重された最高裁判決👏表現の自由を盾に人権を傷つけてはダメ、という立場に賛成です。 | |||
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"今回の判決の影響はインターネット上のプライバシーに関するほかの事案にも及ぶ可能性があるとし「デジタルタトゥーで悩む人の救済にも役立つと思います」" | |||
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{{Archive|https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220624/k10013686711000.html|https://archive.ph/gHvvt|https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220624/k10013686711000.html}} | |||
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<del>案の定</del>訴訟相手から、裁判で捏造した証拠資料を提出したことや、虚偽の証言をしたことを「忘れられる権利」として主張しているのではないか?と批判されてしまう<ref>{{Archive|https://twitter.com/mrmk0120/status/1540546669002883072|https://archive.ph/I3Kfr|訴訟相手からのツイート}} - Twitter</ref>。 | |||
*[[鳥取ループ]] - Twitterでコメント | |||
{|class="wikitable" style="text-align: left;" | |||
!{{CallinShowLink|1=https://twitter.com/K_JINKEN/status/1542016116066635776|2=https://archive.ph/2bbCW}} | |||
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デジタルタトゥーとか言って、過去のネガティブな情報を隠していくような世の中の流れ全般が私はよくないことのように思います。<Br> | |||
それで、いじめや迫害がなくなるかと言えば違って、かえって陰湿化していくんじゃないかと思います。<br> | |||
「隠せる」と分かればそれを逆手に取って削除ビジネスやったり悪行を隠すために利用する人が必ず出る。悪賢い人は安全地帯にいて、失敗した人を馬鹿にする。<br> | |||
そうなる位なら、皆が「明日は我が身」の意識を持った方が他人に優しくなれるんじゃないかなあ。 | |||
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部落利権を研究し、[[住所でポン!|個人情報が掲載されているサイト]]を運営し続ける鳥取ループらしい示唆に富むコメントである。おそらく今後過去記事削除が[[パカ弁]]の新たなシノギとなる可能性や<ref>意地悪な見方をすれば最高裁判決時の神田のガッツポーズは田中の勝利と新たなビジネスの予感双方から来る喜びであろう</ref>、かえって[[何かのwiki]]のような[[防弾ホスティング]]サイトに[[デジタルタトゥー]]として掲載され続けてしまうリスクを見越しての発言であろう。 | |||
元事件は原告(元犯人)側への配慮か読売新聞など「建造物侵入容疑で逮捕」と報じられているが(上述)、女湯へ侵入し覗きや盗撮しようとした実質{{wpl|性犯罪}}であった。こうした覗きや盗撮といった性犯罪は再犯率が高いとされており<ref>[https://www.moj.go.jp/content/001162857.pdf 平成27年版 犯罪白書]、21ページ - 法務省 ただしこれも正確な再犯率ではない。本当の意味での再犯率は初犯者を全員かつ一生涯監視し続けない限り判明しないため測定は限りなく不可能。また、再犯者率と再犯率を混同してはならない</ref>、報道を残す公共性は十分高いのではないかとの意見も見られ<ref>[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/山口三尊|山口三尊]]やTwitter利用者など。</ref>、ネット各所で特定や拡散を行おうとする機運の高まりに繋がっている。 | 元事件は原告(元犯人)側への配慮か読売新聞など「建造物侵入容疑で逮捕」と報じられているが(上述)、女湯へ侵入し覗きや盗撮しようとした実質{{wpl|性犯罪}}であった。こうした覗きや盗撮といった性犯罪は再犯率が高いとされており<ref>[https://www.moj.go.jp/content/001162857.pdf 平成27年版 犯罪白書]、21ページ - 法務省 ただしこれも正確な再犯率ではない。本当の意味での再犯率は初犯者を全員かつ一生涯監視し続けない限り判明しないため測定は限りなく不可能。また、再犯者率と再犯率を混同してはならない</ref>、報道を残す公共性は十分高いのではないかとの意見も見られ<ref>[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/山口三尊|山口三尊]]やTwitter利用者など。</ref>、ネット各所で特定や拡散を行おうとする機運の高まりに繋がっている。 |