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  http://txti.es/wienf
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  '''炎上弁護士満絹の唐澤貴洋'''
  '''炎上弁護士満絹の[[唐澤貴洋]]'''


== まえがき ==
== まえがき ==
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最後に、本書の出版にあたって、ど尽力いただいた関係者の方々へは、この場を借 りて厚くお礼を申し上げます。<br>
最後に、本書の出版にあたって、ど尽力いただいた関係者の方々へは、この場を借 りて厚くお礼を申し上げます。<br>
2018年11月 唐澤責洋
2018年11月 唐澤責洋
== 目次 ==
まえがき 1
=== プロローグ ===
'''100万回の 殺害予告が来るまで'''<br>
―誕生日に突然、見知らぬ人から郵便物が届いた<br>
自宅に届いたレターパック 14
=== 第1章 ===
'''なぜ、僕が 炎上弁護士に なってしまったのか'''<br>
きっかけは「2ちゃんねる」 30<br>
そして、ついに[[唐澤貴洋殺す|殺害予告]]が来る 36<br>
被害はついに家族に及ぶまでになった…… 40<br>
=== 第2章 ===
'''弁護士を目指した きっかけは、弟の死'''<br>
私には[[唐澤厚史|年子で仲良しの弟]]がいた 48<br>
壮絶なリンチの末、弟は自死を選んだ 50<br>
戦えるだけの力をつけた大人になりたいと誓ったあの日 55<br>
弟の死でバラバラになりかけた家族を救った[[唐澤洋|父]] 57
=== 第3章 ===
'''落ちこぼれが 弁護士に なるまでの茨の道'''<br>
[[上級国民|恵まれた家庭]]に生まれ育って 62<br>
ツマラナイ大人になりたくないと、高校1年で中退を決意した 64<br>
ドロップアウトしたものの、何をしていいかわからない 67<br>
何があっても見守ってくれた家族 71<br>
定時制高校へ入学。社会とのつながりが再び持てた 74<br>
人より3年遅れて大学に入学する 79
自分が欲しいと思っていた力が法曹の世界にはある 84<br>
誰もやっていないことをやろうと決意が固まったインターンシップ経験 87
=== 第4章 ===
'''弁護士に なってからも 茨の道は続いた'''<br>
[[坂本総合法律事務所|最初の事務所]]を半年で辞めることに 94<br>
[[長谷川亮太|ネットの誹誘中傷案件]]を担当して…… 97<br>
被害は拡大し、悪質を極める 98<br>
親子関係の未熱さがネットに走らせる? 105<br>
唐澤責洋という〝記号″を利用して〝居場所″を探す人々 108<br>
[[4Kガイジ|事務所の鍵穴にボンド]]、[[東光院|実家の墓に落書き]]……被害はエスカレートしていく 112<br>
ついに、なりすましによる[[爆破予告]]がなされる 119<br>
[[安藤良太|爆破予告をした人物]]が[[殉教|逮捕された]]! 122
=== 第5章 ===
'''ネット社会のゆがみ、 人の心の闇を 思い知らされた'''<br>
私が考える炎上の定義とは 128<br>
誰が、なぜ炎上行為を行うのか 131<br>
インターネットが凶悪犯罪の温床に 誰もがネット犯罪に巻き込まれる時代がそこまで来ている 140<br>
正義は多数決では決まらない 142<br>
ネット炎上にどう対応していけばいいのか 144
=== 第6章 ===
'''100万回の 殺害予告を受けても、 僕は弁護士を辞めない'''<br>
[[Faithbook|フェイスブック]]による反論 150<br>
炎上で私の生活環境は一変した 156<br>
個人主義が根づいていない社会 161<br>
プライバシーなどの暴露の手口 166
=== エピローグ ===
'''すべては人権のために'''<br>
新たな被害者が今でも生み出されている 172<br>
ネット広告の功罪 176<br>
被害者を守る法律をつくりたい 177<br>
なぜ被害者を守る法律がないのか 185<br>
インターネットは新しい非行・犯罪の温床に 188<br>
未成年者のインターネットの使い方 190<br>
信念は曲げない 194<br>
それでも僕は人を救いたい 199
あとがき 205
装丁 ナカジマブイチ (BOOLAB.)