「懲戒請求」の版間の差分

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弁護士に対する懲戒処分の中でも最も重い処分が除名処分である。処分を受けた時点で事実上の廃業となる点では退会命令と変わりないが、前述の通り退会処分の場合はすぐ復帰するチャンスが理論上存在するが、除名処分の場合は'''3年間資格そのものが剥奪される'''ため、その期間は理論上でも復帰できない。
弁護士に対する懲戒処分の中でも最も重い処分が除名処分である。処分を受けた時点で事実上の廃業となる点では退会命令と変わりないが、前述の通り退会処分の場合はすぐ復帰するチャンスが理論上存在するが、除名処分の場合は'''3年間資格そのものが剥奪される'''ため、その期間は理論上でも復帰できない。


その処分の重さゆえ、処分を受ける弁護士自体が少なく、また大抵逮捕されて処分を受ける前に刑が確定し弁護士資格が剥奪されるため、2000年以降に除名処分が下された弁護士はわずか28名である<ref>2020年8月に一人処分を受けているため、それを含めると29人。</ref>。'''処分事由も複数件の理由がある事がほとんどで、横領、着服の額も数千万円から億レベルである事が多い'''。
その処分の重さゆえ、処分を受ける弁護士自体が少なく、また大抵逮捕されて処分を受ける前に刑が確定し弁護士資格が剥奪されるため、2000年以降に除名処分が下された弁護士(法人含め)はわずか56名である。'''処分事由も複数件の理由がある事がほとんどで、横領、着服の額も数千万円から億レベルである事が多い'''。


しかしながら必ずしも無能揃いである訳ではなく、山梨県弁護士会長の経験がある関一弁護士や大阪府議員経験がある小川弁護士のように、むしろ非常に有能な人物も存在する。'''[[有能]]であるからこそ、巨額の金を騙し取れたり、横領できる訳である'''。
しかしながら必ずしも無能揃いである訳ではなく、山梨県弁護士会長の経験がある関一弁護士や大阪府議員経験がある小川弁護士のように、むしろ非常に有能な人物も存在する。'''[[有能]]であるからこそ、巨額の金を騙し取れたり、横領できる訳である'''。
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!style="width:45%; | 備考
!style="width:45%; | 備考
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|阿部元晴||除名||着手金取って仕事しない金返さない、事件放置等。紛議調停の支払い約束を守らない||唐澤の上位互換と言える。
|阿部元晴||除名||着手金取って仕事しない金返さない、事件放置等。紛議調停の支払い約束を守らない||唐澤の上位互換と言える
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|渡辺憲司||除名||盗品であることを知りながら被害者の会社に買取りを要求||
|渡辺憲司||除名||盗品であることを知りながら被害者の会社に買取りを要求||
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|関一||除名||破産管財人に選任され預かり金から4041万円を流用 多数あり総額1億3836万円||
|関一||除名||破産管財人に選任され預かり金から4041万円を流用 多数あり総額1億3836万円||
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|植田潤||除名||日弁連会費未納||
|松田豊治||除名||買付金の債務保証等、非弁提携||
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|竹川進一||除名||事件放置、横領||5回目で除名処分が下された
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|西垣泰三||除名||弁護士会の研修で大学生にセクハラ、懲戒で虚偽報告||
|西垣泰三||除名||弁護士会の研修で大学生にセクハラ、懲戒で虚偽報告||
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|小川眞澄||除名||脱税等で逮捕。他多数 ||逮捕されたにも関わらず懲戒処分が行われているのは、最高裁まで上告して刑の確定が遅れたためと推測される。
|小川眞澄||除名||脱税等で逮捕。他多数 ||逮捕されたにも関わらず懲戒処分が行われているのは、最高裁まで上告して刑の確定が遅れたためと推測される
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|平田秀規||除名||業務上横領で逮捕、競馬で費消 ||初公判で横領の事実を認めている
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|[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/横山昭二|横山昭二]]||除名||記載無し||[[麻原彰晃]]の私選弁護士として知られる。処分理由は、受任した9名の債務整理放置とサラ金業者3との提携、そして麻原の自白供述調書などを本人の承諾無しで週刊誌に[[開示]]して謝礼を受け取ったことであるとされる。
|[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/横山昭二|横山昭二]]||除名||記載無し||[[麻原彰晃]]の私選弁護士として知られる。処分理由は、受任した9名の債務整理放置とサラ金業者3との提携、そして麻原の自白供述調書などを本人の承諾無しで週刊誌に[[開示]]して謝礼を受け取ったことであるとされる
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|弁護士法人公尽会||除名||非弁提携。事務員に法律業務||法人としての除名処分のケース。元代表の保持清弁護士も退会処分を受けている
|弁護士法人公尽会||除名||非弁提携。事務員に法律業務||法人としての除名処分のケース。元代表の保持清弁護士も退会処分を受けている