「2ちゃんねる2013年大規模規制」の版間の差分

>蹴鞠
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===アフィ・ステマ騒動===
===アフィ・ステマ騒動===
[[ファイル:Aniplex.jpg|thumb|500px|アニプレによるBDオリコン自社買い工作の実例]]
[[ファイル:Aniplex.jpg|thumb|500px|アニプレによるBDオリコン自社買い工作の実例]]
2000年代の深夜アニメ<ref>民放地上波において放送枠の格安な深夜時間帯に放送される、所謂「オタク」向けのテレビアニメの総称</ref>業界における特徴として「新世紀エヴァンゲリオン」を端に発した90年代の「セカイ系」アニメの風潮を受け継ぐかたちで、ゲームブランド「Key<ref>株式会社ビジュアルアーツに所属するゲームブランドの一つであり代表作に『Kanon』、『AIR』、『CLANNAD』等がある</ref>」作品や『涼宮ハルヒの憂鬱』、『けいおん!』に代表されるような成年向け恋愛シュミレーションゲーム(エロゲー)・ライトノベル・日常系漫画を原作とする「京都アニメーション(京アニ)」制作の深夜アニメ作品がヒットした影響により「秋葉原系オタク文化」が隆盛した。しかし、そんな中ほぼ同時期に急速に普及したインターネット文化、とりわけ2ちゃんねる上において「まとめブログ(2ちゃんねる転載アフィリエイトブログ)」の影響力が強くなってきた頃(2008~2009年前後とされる)より、『Fateシリーズ(TYPE-MOON作品)』、『物語シリーズ』、『THE IDOLM@STER(アイマスシリーズ)』といったソニー子会社のアニメ制作会社「アニプレシャフト」制作の深夜アニメ作品が「オリコンBD売上数<ref>但し、アフィ・ステマ騒動以前からも本業であるCD部門(オリコンチャート)からして業者による宣伝を目的とした自社買い工作やオリコン社(小池恒社長)自体への大手広告代理店である電通からの圧力に起因するとされたAKB48グループ(秋元康プロデュースアイドルグループ)や韓流歌手への偏向が指摘される等、統計学的な信憑性については度々疑念視されていた</ref>」を最大の根拠にした「商業的成功」を誇示したうえでの「神作」、「神アニメ」認定並びに、京アニのような競合他深夜アニメ制作会社作品への2ちゃんねる上における作品への否定的評価の転載レスや同じオリコンBD売上数を根拠にした「爆死」認定による大々的なネガティブキャンペーンが横行しており(通称「売り豚」、「売上厨」)、騒動後に「深夜アニメ作品の評価は事実上ほぼ『まとめブログ』群によって誘導され決まるものであった」と揶揄される状況であった。
2000年代の深夜アニメ<ref>民放地上波において放送枠の格安な深夜時間帯に放送される、所謂「オタク」向けのテレビアニメの総称</ref>業界における特徴として「新世紀エヴァンゲリオン」を端に発した90年代の「セカイ系」アニメの風潮を受け継ぐかたちで、ゲームブランド「Key<ref>株式会社ビジュアルアーツに所属するゲームブランドの一つであり代表作に『Kanon』、『AIR』、『CLANNAD』等がある</ref>」作品や『涼宮ハルヒの憂鬱』、『けいおん!』に代表されるような成年向け恋愛シュミレーションゲーム(エロゲー)・ライトノベル・日常系漫画を原作とする「京都アニメーション(京アニ)」制作の深夜アニメ作品がヒットした影響により「秋葉原系オタク文化」が隆盛した。しかし、そんな中ほぼ同時期に急速に普及したインターネット文化、とりわけ2ちゃんねる上において「まとめブログ(2ちゃんねる転載アフィリエイトブログ)」の影響力が強くなってきた頃(2008~2009年前後とされる)より、『Fateシリーズ(TYPE-MOON作品)』、『[[照井優一郎|物語シリーズ]]』、『THE IDOLM@STER(アイマスシリーズ)』といったソニー子会社のアニメ制作会社「アニプレシャフト」制作の深夜アニメ作品が「オリコンBD売上数<ref>但し、アフィ・ステマ騒動以前からも本業であるCD部門(オリコンチャート)からして業者による宣伝を目的とした自社買い工作やオリコン社(小池恒社長)自体への大手広告代理店である電通からの圧力に起因するとされたAKB48グループ(秋元康プロデュースアイドルグループ)や韓流歌手への偏向が指摘される等、統計学的な信憑性については度々疑念視されていた</ref>」を最大の根拠にした「商業的成功」を誇示したうえでの「神アニメ」認定並びに、京アニのような競合他深夜アニメ制作会社作品への2ちゃんねる上における作品への否定的評価の転載レスや同じオリコンBD売上数を根拠にした「爆死」認定による大々的なネガティブキャンペーンが横行しており(通称「売り豚」、「売上厨」)、騒動後に「深夜アニメ作品の評価は事実上ほぼ『まとめブログ』群によって誘導され決まるものであった」と揶揄される状況であった。


そういった状況の集大成的な存在として、2011年にはアニプレシャフト制作の『魔法少女まどか☆マギカ』がネット上(ネット世論)において「エヴァを超える社会現象アニメ」などと大いに持て囃されており、当時からこれに大いに疑義を呈する意見が続出していた。
そういった状況の集大成的な存在として、2011年にはアニプレシャフト制作の『魔法少女まどか☆マギカ』がネット上(ネット世論)において「エヴァを超える社会現象アニメ」などと大いに持て囃されており、当時からこれに大いに疑義を呈する意見が続出していた。
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といった疑惑が噴出していたのである。
といった疑惑が噴出していたのである。


当初はアニプレソニー信者の売り豚によって「陰謀論に過ぎない」と一蹴されてきたこれらの「ステマ疑惑」であったが、そんな中で2012年1月1日、アニメ制作会社アニプレシャフトのHPにアフィブログ「やらおん!」のアフィリエイトURLが貼られている事が発覚。ニュース速報板でも「やはりアニプレソニーによるステマ工作があった」、「ステマは単なる陰謀論ではなく、やはり実在するものであった」と大きな騒ぎになった。
当初はアニプレソニー信者の売り豚によって「陰謀論に過ぎない」と一蹴されてきたこれらの「ステマ疑惑」であったが、そんな中で2012年1月1日、アニメ制作会社アニプレシャフトのHPにアフィブログ「やらおん!」のアフィリエイトURLが貼られている事が発覚。ニュース速報板でも「やはりアニプレソニーによるステマ工作があった」、「'''ステマは単なる陰謀論ではなく、やはり実在するものであった'''」と大きな騒ぎになった。


  [http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/news/1325355218/ 【速報】シャフト、公式通販のアマゾンにやらおんのアフィ]
  [http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/news/1325355218/ 【速報】シャフト、公式通販のアマゾンにやらおんのアフィ]
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更にはソニーが企業によるステマ行為を法律で禁止しているアメリカ合衆国においても同様のステマ行為を行ったことで連邦取引委員会(FTC)より懲罰金を課せられていた事件が再注目されると共に、芋づる式に「やらおん!」と同様の大手アフィブログである「はちま起稿」等でも運営とソニーの癒着が発覚したことに加え、同年5月15日に大手通販サイト「Amazon.com」がアニプレシャフト社員による度重なる大規模自社買い・空発注(偽装予約)工作への制裁措置としてアニプレシャフト作品のBD取扱を停止した事件(Amazonアニプレ取引停止事件)の発生によってアニプレシャフト等に代表されるソニー系列企業ないし「GK(ゲートキーパー、ネットで工作活動しているソニー信者・工作員・社員への蔑称)」によるオリコン自社買い工作等を悪用したネット上における大々的なステルスマーケティング(および競合他社作品へのネガティブキャンペーン)が改めて露呈することとなり更に炎上。事態を重く見た2ちゃんねる運営は6月4日、当時大手アフィサイトで「ソニー系列」と認定された「はちま起稿」、「オレ的ゲーム速報@刃<ref>管理人である「jin115」が自他共に認めるソニー信者であり、「[[クローズアップ現代+]]」の唐澤貴洋出演回において出演している</ref>」、「やらおん!」、「ハム速」、「ニュー速VIPブログ」に対して転載禁止を通告するに至った。
更にはソニーが企業によるステマ行為を法律で禁止しているアメリカ合衆国においても同様のステマ行為を行ったことで連邦取引委員会(FTC)より懲罰金を課せられていた事件が再注目されると共に、芋づる式に「やらおん!」と同様の大手アフィブログである「はちま起稿」等でも運営とソニーの癒着が発覚したことに加え、同年5月15日に大手通販サイト「Amazon.com」がアニプレシャフト社員による度重なる大規模自社買い・空発注(偽装予約)工作への制裁措置としてアニプレシャフト作品のBD取扱を停止した事件(Amazonアニプレ取引停止事件)の発生によってアニプレシャフト等に代表されるソニー系列企業ないし「GK(ゲートキーパー、ネットで工作活動しているソニー信者・工作員・社員への蔑称)」によるオリコン自社買い工作等を悪用したネット上における大々的なステルスマーケティング(および競合他社作品へのネガティブキャンペーン)が改めて露呈することとなり更に炎上。事態を重く見た2ちゃんねる運営は6月4日、当時大手アフィサイトで「ソニー系列」と認定された「はちま起稿」、「オレ的ゲーム速報@刃<ref>管理人である「jin115」が自他共に認めるソニー信者であり、「[[クローズアップ現代+]]」の唐澤貴洋出演回において出演している</ref>」、「やらおん!」、「ハム速」、「ニュー速VIPブログ」に対して転載禁止を通告するに至った。
中でもアニプレ・シャプトの系列企業である「TYPE-MOON(通称:型月)」の奈須きのこ、武内崇、成田展弥らが本ステマ発覚騒動以前まで度々、単に「大企業の傘下に入りつつ大手広告代理店メディアを媒介しているかどうかの『流通販路』の違い」に過ぎない商業流通と同人流通の関係を上下関係に見る独自の価値観の押しつけを行った上で、実際に「アンチ商業メディア・反権威主義」に基づく制作コンセプトに基づいて商業流通メディアへの売り込みに消極的で大企業・大手広告代理店メディアによる既存の宣伝流通販路に依らない同人ショップを主体とした新たな自前の流通販路である同人流通で拡大した「東方project」コンテンツおよびその制作スタンスを名指しして「商業と比べて同人は恥ずべき土俵であり、『創作者たるものの禊・義務』である商業化・商業流通を行わない卑怯者」という旨の罵倒を行っていたことが改めて見直されて問題視されるようになり、本騒動後を経て自社作品の制作・販路における直属にあたるアニプレソニーによるオリコン集計対象商業流通における自社買い工作を根拠としていた悪辣なステマ宣伝力を盾にしていた為であったものと見做され、「東方は『過去の名作への懐古オマージュ』をテーマにしているからこそ他作品からの引用がある程度許容される同人流通をメインとしていたのであって、むしろ作品のあらゆる面において他作品からの引用(盗作)の目立つ([http://archive.is/Ymort 例])型月こそ厚顔無恥で商業流通化すべきではなかったのではないか?」、「東方の原作者(ZUN)は作品のテーマ性を反映させる形で、世間における消費社会と権威主義、およびそういった世間体的な価値観を背景とした大企業やメディアによる多大な宣伝力を後ろ盾にした『焼き畑商法(ステマ商法)』により腐敗したサブカル娯楽における商業主義へのアンチテーゼを作品コンセプトとしていたからこそ商業メディア流通への売り込みに消極的であったのであり、現にアニプレソニーや型月がやってきたこのような悪質なステマ行為こそ、制作スタンスにおいてZUNが最も忌み嫌ってきた商業主義であり本来の意味での『オタク』文化から著しく逸脱した価値観の権化であった」などと型月アニプレアンチや東方ファンから強い非難と反感を買うこととなった。そもそも創作スタンスをめぐる評価において一般的に「[[も(クソアザラシ)|他人の褌を借りている分際の二次創作者]]」が「オリジナル一次創作作家」と比べられて[[同人ゴロ連続炎上騒動#同人ゴロという言葉について|蔑視される]]のは自明の理であるのに対し、大企業やメディアを媒介しているかどうかの流通販路の違いに過ぎない商業と同人の間に上下関係を見出すのはこの型月関係者独自の反同人価値観に基づくものであり、この影響からかこの型月関係者独自の反同人価値観に基づいた同様の主張により「同人ゴロ」という言葉の意味を東方projectというコンテンツそのものへの中傷文句に用いたことで広義化させたネットwatch板の東方アンチスレ民(後に東方と敵対していた艦これと恒心が敵対したことで[[包皮民#ハセカラ民総合アンチスレ|包皮スレ]]を立ち上げた)との関連性が強く疑われる。


その後もニュース速報板住民の反ステマアフィブログ化が進んだこともあって、その不信感から「ニュース速報板の自治集団である『運用家族』がアフィブロガーと繋がっていてニュース速報板をアフィブロガーが裏で繋がっている・癒着している」との「噂(これは後にデマであったと判明している)」が流布されたことにより、「アフィブログ転載禁止」がルールとして定められている「[[心ある方々|ニュース速報(嫌儲)]]」への移住が進み、ここに今日に至る嫌儲板の原形が完成し、1月からステマコピペ等の爆撃が延々と続いていたほぼ廃墟と化した「ニュース速報板」と「ニュース速報(嫌儲)板」のレス数は逆転した。
その後もニュース速報板住民の反ステマアフィブログ化が進んだこともあって、その不信感から「ニュース速報板の自治集団である『運用家族』がアフィブロガーと繋がっていてニュース速報板をアフィブロガーが裏で繋がっている・癒着している」との「噂(これは後にデマであったと判明している)」が流布されたことにより、「アフィブログ転載禁止」がルールとして定められている「[[心ある方々|ニュース速報(嫌儲)]]」への移住が進み、ここに今日に至る嫌儲板の原形が完成し、1月からステマコピペ等の爆撃が延々と続いていたほぼ廃墟と化した「ニュース速報板」と「ニュース速報(嫌儲)板」のレス数は逆転した。


「まとめブログ=ステマアフィブログ」への決定的な不信感・反感を生み出した上でかつ長らくネット上において常識・ステータス的なこととされた価値観が著しく覆されることとなったこの騒動による風潮は、やがてアニメやゲームのような「趣味・娯楽」に関する話題に留まらず、世界市場において韓国企業・サムスン電子に大敗して日本企業の没落を決定的に印象付けたソニーが主犯である騒動であった影響もあってか、やがて「政治・国際社会」といった分野にも波及したことで、まとめブログ文化と共にインターネットないし2ちゃんねる上において長らくステータス的な政治思想スタンスであった所謂「ネット右翼(ネトウヨ)」思想に基づく「嫌韓・反『特定アジア(特亜)』」、「(反日売国=親特亜的とされた旧民主党と対立する至極真っ当な政党とされた)自民党支持」への疑念も発生。かねてよりの自民党関連の既得利権構造や新自由主義政策への反発が一挙に噴出したことも背景にあってそれまで定説とされてきた数多くの「ネット右翼」的な主義主張の多くが再検証されるに伴い、「自民党ネットサポーターズクラブ(チーム世耕)」によるソニー系列企業のようなネット世論誘導工作(自民支持者としての所謂「ネット右翼(ネトウヨ)」の発生と普遍化のメカニズム)にもこれら大手まとめブログ群が関わっていたと見做されたこともあって、新天地「ニュース速報(嫌儲)板」に移住した住民こと「[[心ある方々|嫌儲民]]」を中心とした「ニュース速報(嫌儲)」板自体が急速に反ネトウヨ・反日化し、ここに長らく2ちゃんねるないしネット上においてスタンダード的な地位を築いていた「まとめブログ」と「ネット右翼(ネトウヨ)」の地位が大いに没落するきっかけとなった。
「まとめブログ=ステマアフィブログ」への決定的な不信感・反感を生み出した上でかつ長らくネット上において常識・ステータス的なこととされた価値観が著しく覆されることとなったこの騒動による風潮は、やがてアニメやゲームのような「趣味・娯楽」に関する話題に留まらず、世界市場において韓国企業・サムスン電子に大敗して日本企業の没落を決定的に印象付けたソニーが主犯である騒動であった影響もあってか、やがて「政治・国際社会」といった分野にも波及したことで、まとめブログ文化と共にインターネットないし2ちゃんねる上において長らくステータス的な政治思想スタンスであった所謂「ネット右翼(ネトウヨ)」思想に基づく「嫌韓・反『特定アジア(特亜)』」、「(反日売国=親特亜的とされた旧民主党と対立する至極真っ当な政党とされた)自民党清和会系・親米保守政治家支持」への疑念も発生。かねてよりの自民党関連の既得利権構造や新自由主義政策への反発が一挙に噴出したことも背景にあってそれまで定説とされてきた数多くの「ネット右翼」的な主義主張の多くが再検証されるに伴い、「自民党ネットサポーターズクラブ(チーム世耕)」によるソニー系列企業のようなネット世論誘導工作(自民支持者としての所謂「ネット右翼(ネトウヨ)」の発生と普遍化のメカニズム)にもこれら大手まとめブログ群が関わっていたと見做されたこともあって、新天地「ニュース速報(嫌儲)板」に移住した住民こと「[[心ある方々|嫌儲民]]」を中心とした「ニュース速報(嫌儲)」板自体が急速に反ネトウヨ・反日化し、ここに長らく2ちゃんねるないしネット上においてスタンダード的な地位を築いていた「まとめブログ」と「ネット右翼(ネトウヨ)」の地位が大いに没落するきっかけとなった。


===八神太一特定騒動(ハセカラ騒動)===
===八神太一特定騒動(ハセカラ騒動)===
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