→同人ゴロという言葉について
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同人イナゴ、同人イナゴロとも書かれる。 | 同人イナゴ、同人イナゴロとも書かれる。 | ||
元々は「同人誌制作に関して不当な方法(海賊版同人販売や[[唐澤貴洋|金だけ持ち出してトンズラ]]等)で利益を得る」などの「[[藤原太一|問題のある'''同人イベント・サークル主催者''']]」の事を指す単語であったが、対立煽りや特定コンテンツ及びオタク自体のアンチ、とりわけ「{{nicodic|1.5次創作}}<ref>主だった二次創作者の描き手たちによって新たな世界観・キャラの設定が付加される傾向のある二次創作素材を用いた創作文化</ref>[[まそ|AAキャラ]]・{{nicodic|Flash黄金時代}}」文化を受け継ぐ形で2007年以降に「[[niconico|ニコニコ動画]]」や「[[Pixiv]]」といった動画・イラストSNSサイトを媒体として発生した「東方project」の二次創作同人ブーム(東方ブーム)に強い反感を抱いたコミケ同人界隈内外の東方アンチ<ref>代表的な関係者としてはZUNを含む東方サークル参加者勢に対して度々冷遇・嫌がらせ措置を取ってきたコミケ運営([http://archive.is/nQBfG 参照])やコミケ草創期以来の大手壁サークル漫画家(コミケ古参参加者・関係者)、コミケサークル数分析記事を発表している週刊アスキー記者で東方サークルを「コミケ全体の当選率を下げてきた元凶」と非難し続け、それまでの自身の持論をも覆すものでもある明確な「捏造」であることを認めた上で自身の東方ネガキャン記事が影響力の強い各大手まとめブログに転載されることを動機に、故意に「コミケ運営発表の東方以外のジャンルコード別当選サークル数」に「(掛け持ちや流行による流動性の激しい)3日目・成人向け」を「サークル島の目視」およびサークルカットでの推定数を独断で加算する捏造記事を発表し続ける東方アンチ活動を行っている「{{nicodic|myrmecoleon|ありらいおん(myrmecoleon)}}」などが挙げられる</ref>によって「'''作品に愛が無く、馴れ合いと金目当てで流行ジャンルの二次創作を行う者'''」、「同人界隈を金に汚くさせ印象を悪くさせたニコ厨の'''ゴロ''' | 元々は「同人誌制作に関して不当な方法(海賊版同人販売や[[唐澤貴洋|金だけ持ち出してトンズラ]]等)で利益を得る」などの「[[藤原太一|問題のある'''同人イベント・サークル主催者''']]」の事を指す単語であったが、対立煽りや特定コンテンツ及びオタク自体のアンチ、とりわけ「{{nicodic|1.5次創作}}<ref>主だった二次創作者の描き手たちによって新たな世界観・キャラの設定が付加される傾向のある二次創作素材を用いた創作文化</ref>[[まそ|AAキャラ]]・{{nicodic|Flash黄金時代}}」文化を受け継ぐ形で2007年以降に「[[niconico|ニコニコ動画]]」や「[[Pixiv]]」といった動画・イラストSNSサイトを媒体として発生した「東方project」の二次創作同人ブーム(東方ブーム)に強い反感を抱いたコミケ同人界隈内外の東方アンチ<ref>代表的な関係者としてはZUNを含む東方サークル参加者勢に対して度々冷遇・嫌がらせ措置を取ってきたコミケ運営([http://archive.is/nQBfG 参照])やコミケ草創期以来の大手壁サークル漫画家(コミケ古参参加者・関係者)、コミケサークル数分析記事を発表している週刊アスキー記者で東方サークルを「コミケ全体の当選率を下げてきた元凶」と非難し続け、それまでの自身の持論をも覆すものでもある明確な「捏造」であることを認めた上で自身の東方ネガキャン記事が影響力の強い各大手まとめブログに転載されることを動機に、故意に「コミケ運営発表の東方以外のジャンルコード別当選サークル数」に「(掛け持ちや流行による流動性の激しい)3日目・成人向け」を「サークル島の目視」およびサークルカットでの推定数を独断で加算する捏造記事を発表し続ける東方アンチ活動を行っている「{{nicodic|myrmecoleon|ありらいおん(myrmecoleon)}}」などが挙げられる</ref>によって「'''作品に愛が無く、馴れ合いと金目当てで流行ジャンルの二次創作を行う者'''」、「同人界隈を金に汚くさせ印象を悪くさせたニコ厨の'''ゴロ'''ツキやゆとりの餓鬼(低年齢層)ないしそれらに媚びた連中」というニュアンスでの東方同人作家への誹謗中傷文句に多用されたことがきっかけで、やがて「二次創作は原則として版権・著作権侵害にあたる違法な『海賊版』であり、'''海賊版を販売して稼いでいる金に汚い犯罪者'''」という同人作家ないし同人界隈全体への批判や中傷において用いられることの多い単語へと変貌を遂げた。 | ||
二次創作同人界隈における流行りの作品への移行自体は昔からあった事であり、また東方二次創作自体も他の二次創作同人と比較して法的な問題が少なく、むしろ東方ブーム自体は同人界隈の自浄作用として発生した側面があったもので大手版元による二次創作同人活動の寛容・許容化のきっかけになった<ref>二次創作同人作家による著作権侵害行為および版元による二次同人作家への取り締まりは度々行われてきたことであったが(例:[http://ichigoichie.jpn.com/post-5975-5975.html 二次創作(同人活動)で裁判や大きな問題になった事件]、[http://d.hatena.ne.jp/REV/20070305/p1 同人著作権事変])、近年では二次創作の自由化により発生した東方ブームを目の当たりにしたためか角川・DMMによって東方ブームの模倣をコンセプトに二次創作で流行らせることを重視して仕掛けられたとされる「艦隊これくしょん-艦これ-」の出現に加え、かつては二次創作同人作品に対して「土下座事件」等に代表される徹底した取り締まりを行っていた小学館による二次創作同人活動の寛容・奨励化([https://togetter.com/li/1014694 小学館「コナンの同人誌がアツい!持ち込み歓迎!」ファン「土下座事件とはなんだったのか」])といった版権者である版元出版業界の対応の変化が生じさせたとされている。</ref>とされているが、ニコ厨を中心とした当時の東方ファン(通称:東方厨)によって東方projectというコンテンツそのものへの悪感情が広く浸透したことに加え、ニコニコ動画やPixivや各種SNSの流行により絵師や同人作家達の人気稼ぎや馴れ合い化、人気の移り変わりが可視化した上に数々のトラブルを起こし印象を悪くしていた事<ref>絵師や同人作家などは同人ゴロ騒動以前にも無断転載やトレス疑惑などSNSやネット上で炎上が非常に多い立場だった</ref>、2012年以降のアニメやジャンルの流行の移り変わりの速さとそれによる話題にされなくなるファン同士の問題が、提供元である「KADOKAWA」および「DMM.com」が東方の二次創作ガイドラインを模倣し版権の自由化を謳いつつネット上における主だった二次創作・同人活動媒体サイトであった「[[niconico|ニコニコ動画]](ドワンゴ)」、「ふたば☆ちゃんねる」、「Pixiv」の運営会社を買収ないし系列企業に収めたうえで、これらのサイト上での宣伝ないし多数種におよぶアンソロジー企画による大手同人サークルの引き抜きが行われニコニコ動画上における二次創作文化のイベントである「[[MMD杯]]」に介入したほか制作スタンスにおいても二次創作ネタの積極的な公式化を行うなどの大企業による意図的な東方ブームの模倣によって「二次創作で隆盛を極めた東方ブームの模倣ないし東方同人市場の獲得を目論んだ」ステマ行為<ref>当時は確証のない「疑惑」とされていたが、2016年12月に「DMM.com」が大手アフィブログ「はちま起稿」等を運営し、艦これのステルスマーケティング宣伝記事を書かせていたことが発覚したことで確定</ref>によって発生したとされた「艦隊これくしょん-艦これ-」ブームによる[[松瀬裕太郎]](ゆあさん社員)などの手による一連の問題で表面化した事により定着して現在に至る。 | |||
本騒動ではどの同人作家を「同人ゴロ」と見做すかについての具体例として、教徒によって[http://imgur.com/YS80ael.jpg 艦これトランプ騒動に加担した絵師情報]を基に「[http://i.imgur.com/U7PSdnj.jpg 指名手配リスト]」が作成されるなどした。 | 本騒動ではどの同人作家を「同人ゴロ」と見做すかについての具体例として、教徒によって[http://imgur.com/YS80ael.jpg 艦これトランプ騒動に加担した絵師情報]を基に「[http://i.imgur.com/U7PSdnj.jpg 指名手配リスト]」が作成されるなどした。 |