少しだけ加筆
>植物製造器 細 (→ちばけんまに植えられている植物: ミス) |
>植物製造器 (少しだけ加筆) |
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=== 植えてはいけないもの達 === | === 植えてはいけないもの達 === | ||
以下の植物達を庭に植えてはいけない。 | 以下の植物達を庭に植えてはいけない。 | ||
* | *5ちゃんねる園芸板の植えてはいけない植物スレでの評価 | ||
*「入手しやすさ」は園芸店、ホームセンターなどで入手できるかどうかを表す。「自生地で採取」をする場合地権をよく確かめること。 | *「入手しやすさ」は園芸店、ホームセンターなどで入手できるかどうかを表す。「自生地で採取」をする場合地権をよく確かめること。 | ||
*'''植物の生長度合いは地域、日照条件、地質などの環境により大きく変化する。''' | *'''植物の生長度合いは地域、日照条件、地質などの環境により大きく変化する。''' | ||
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! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ||
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| {{wpl|イチジク}} ||育てやすい果樹。{{wpl|カミキリムシ}}を呼ぶ。 ||寒さに弱い。剪定や防虫など手間がかかる。剪定を間違えると実のならない枝ばかり残ってしまう。 || 苗木・鉢植えなどが販売されている。 | | {{wpl|イチジク}} ||育てやすい果樹。{{wpl|カミキリムシ}}を呼ぶ。 || 寒さに弱い。剪定や防虫など手間がかかる。剪定を間違えると実のならない枝ばかり残ってしまう。 || 苗木・鉢植えなどが販売されている。 | ||
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| {{wpl|キウイフルーツ|キウイ}} || つる性植物で、柱を求めて這い回る。他の植物を絞め殺す、鉄骨支柱をへし折るほどつるの力は強い<ref>{{archive|https://sodatekata.net/flowers/page/1212.html|https://archive.vn/0G4E6|キウイ}} - ガーデニング花図鑑</ref>。 ||基本的には手間の要らない植物。適切な支柱を確保すること。 || ホームセンターなどで販売されている人気の植物。 | | {{wpl|キウイフルーツ|キウイ}} || つる性植物で、柱を求めて這い回る。他の植物を絞め殺す、鉄骨支柱をへし折るほどつるの力は強い<ref>{{archive|https://sodatekata.net/flowers/page/1212.html|https://archive.vn/0G4E6|キウイ}} - ガーデニング花図鑑</ref>。 ||基本的には手間の要らない植物。適切な支柱を確保すること。 || ホームセンターなどで販売されている人気の植物。 | ||
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| {{wpl|スイセン}} || 花が咲いていない時期は{{wpl|ニラ}} | | {{wpl|スイセン}} || 花が咲いていない時期は{{wpl|ニラ}}と誤食しやすく、中毒を起こすことがある<ref>{{Archive|https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191125/k10012191051000.html|https://archive.vn/YQQnT|ニラと間違えスイセン販売 3人おう吐 千葉の青果店}} - NHKニュース</ref>。 || 傷がなく、重量があり、直径が大きい球根を選ぶ。 || 秋になると球根が普通に販売される。 | ||
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| {{wpl|スズラン}} || 花が咲いていない時期に{{wpl|ギョウジャニンニク}} | | {{wpl|スズラン}} || 花が咲いていない時期に{{wpl|ギョウジャニンニク}}と誤認して中毒するだけでなく、本種を生けた水を飲んで死亡した例が存在するほど強力な毒を持つ<ref>{{archive|http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/dokusou/19.html|https://archive.vn/gYyZa|スズラン}} - 東京都福祉保健局</ref>。 || 乾燥に弱い。湿り気のある場所に植える。 || 苗・鉢植えが販売されている。 | ||
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| {{wpl|ノウゼンカズラ}} ||有毒植物。蜜や花びらに触れるとかぶれ、眼に入ると炎症を起こす。つる性で、壁や柱を這い上がっていくため触れてしまう機会も多い。 || 放っておいてOK。這い上がれるものを確保してあげる。 || 苗が販売されている。 | | {{wpl|ノウゼンカズラ}} ||有毒植物。蜜や花びらに触れるとかぶれ、眼に入ると炎症を起こす。つる性で、壁や柱を這い上がっていくため触れてしまう機会も多い。 || 放っておいてOK。這い上がれるものを確保してあげる。 || 苗が販売されている。 | ||
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| {{wpl|カキノキ|カキ}} || 言わずと知れた秋の味覚。{{wpl|イラガ}}の幼虫が食す。 || || | | {{wpl|カキノキ|カキ}} || 言わずと知れた秋の味覚。{{wpl|イラガ}}の幼虫が食す。 || || | ||
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| {{wpl|キク科|菊類}} || {{wpl|植物界}}で最も進化していた植物とされ、2万種ある。身近なものとしてはキク、タンポポ、ヒマワリなど。この科に属するオオキンケイギク、オオハンゴンソウ、ツルヒヨドリ、ナルトサワギク、ミズヒマワリ<ref>水草であり、池がなければミント路線に使えないため[[ | | {{wpl|キク科|菊類}} || {{wpl|植物界}}で最も進化していた植物とされ、2万種ある。身近なものとしてはキク、タンポポ、ヒマワリなど。この科に属するオオキンケイギク、オオハンゴンソウ、ツルヒヨドリ、ナルトサワギク、ミズヒマワリ<ref>水草であり、池がなければミント路線に使えないため[[#違法なもの|違法なもの]]からは除外している</ref>は特定外来生物に指定されているため特に植えてはいけない。<br>また、{{wpl|ブタクサ}}のように花粉症の原因になる植物の一部もキク科に属している。 || 栽培方法は種類により様々であるため、各種調べる。 || 植えてセーフのものは種子、苗が広く販売されている。 | ||
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| {{wpl|キョウチクトウ}} || 乾燥、大気汚染に強く、街路樹としてよく植えられている。原爆が投下された後の広島でいち早く花を咲かせた植物でもある<ref>{{archive|http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1112000428867/|https://archive.vn/jSLOk|市の木・市の花}} - 広島市公式ホームページ</ref>。<br>{{wpl|オレアンドリン}}という毒が全草に含まれ、植物周辺の土壌、生木を[[コーラン燃やし|燃やした]]際の煙にも毒性がある。<br>腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要する。<br>枝をバーベキューの串代わりにして死亡した例がある。 || 他の植物に枝が触れると枯れるため十分空いたスペースに植えると良い。 || 関東地方以南の園芸店やホームセンターで稀に出回る。 | | {{wpl|キョウチクトウ}} || 乾燥、大気汚染に強く、街路樹としてよく植えられている。原爆が投下された後の広島でいち早く花を咲かせた植物でもある<ref>{{archive|http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1112000428867/|https://archive.vn/jSLOk|市の木・市の花}} - 広島市公式ホームページ</ref>。<br>{{wpl|オレアンドリン}}という毒が全草に含まれ、植物周辺の土壌、生木を[[コーラン燃やし|燃やした]]際の煙にも毒性がある。<br>腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要する。<br>枝をバーベキューの串代わりにして死亡した例がある。 || 他の植物に枝が触れると枯れるため十分空いたスペースに植えると良い。 || 関東地方以南の園芸店やホームセンターで稀に出回る。 | ||
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| {{wpl|ジギタリス}} || || || | | {{wpl|ジギタリス}} || || || | ||
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| {{wpl|シソ}} || 庭、道端、草地、畑などに生息し、雑草のように繁茂していることもある。一度植えるとこぼれ種で爆殖し、毎年生えてくる。<ref>高橋・鈴木(2018) | | {{wpl|シソ}} || 庭、道端、草地、畑などに生息し、雑草のように繁茂していることもある。一度植えるとこぼれ種で爆殖し、毎年生えてくる。<ref>高橋・鈴木(2018) p306</ref> || || | ||
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| {{wpl|シャガ}} || || || | | {{wpl|シャガ}} || || || | ||
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| {{wpl|ゼニゴケ}} || 日当たりの悪い場所、湿った場所や風通しの悪い場所に地面に深く張り付いて広がる。{{wpl|胞子}}で増える。日本庭園でなければ見栄えが良くないため嫌われる。普通の除草剤が効きにくい。 || || | | {{wpl|ゼニゴケ}} || 日当たりの悪い場所、湿った場所や風通しの悪い場所に地面に深く張り付いて広がる。{{wpl|胞子}}で増える。日本庭園でなければ見栄えが良くないため嫌われる。普通の除草剤が効きにくい。 || || | ||
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| {{wpl|チョウセンアサガオ}} || 根をゴボウ、つぼみをオクラ、種子をゴマと誤認して中毒する例が多い。{{wpl|チョウセンアサガオ属}}は{{wpl|LSD (薬物)}}に類似した幻覚症状や{{wpl|覚醒剤}}のような中毒症状をもたらす有毒植物である。[[オウム真理教]]が別名の'''ダチュラ'''に由来する「ダツラの技法」に種子を用いていたり<ref>{{archive|https://ameblo.jp/kowloon-19970701/entry-11892311701.html|https://archive.vn/TjtEY|ダツラの技法|anna-frederica}} - アメーバブログ</ref>、[[美濃津典史 | | {{wpl|チョウセンアサガオ}} || 根をゴボウ、つぼみをオクラ、種子をゴマと誤認して中毒する例が多い。{{wpl|チョウセンアサガオ属}}は{{wpl|LSD (薬物)}}に類似した幻覚症状や{{wpl|覚醒剤}}のような中毒症状をもたらす有毒植物である。[[オウム真理教]]が別名の'''ダチュラ'''に由来する「ダツラの技法」に種子を用いていたり<ref>{{archive|https://ameblo.jp/kowloon-19970701/entry-11892311701.html|https://archive.vn/TjtEY|ダツラの技法|anna-frederica}} - アメーバブログ</ref>、[[美濃津典史]](けんまP)が代用LSD({{wpl|リゼルグ酸アミドLSA}})を抽出・使用していたことで知られる<ref>[[エビケー]]{{archive|https://cross-law.xyz/test/read.cgi/evil/1504283299/8|https://archive.vn/PD4Hf|けんまPスレッド >>8}}</ref><ref>{{archive|https://cdn-01.anonfile.com/0de4Fal2b1/8f9a6c03-1542813528/6B43537B057C01E7978AEE2957F58BC5C4CC9F96F7A5ABDCF5pimgpsh_fullsize_distr.jpg|https://archive.vn/nmAPp|抽出時の画像}}</ref>。'''{{see also|けんまP#代用LSD製造・使用疑惑}}''' || || | ||
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| {{wpl|ツバキ}} || {{wpl|チャドクガ}}の幼虫が食す。|| || | | {{wpl|ツバキ}} || {{wpl|チャドクガ}}の幼虫が食す。|| || | ||
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| {{wpl|ツユクサ}} || 畑や果樹園などに生える除草剤に強い雑草。<br> | | {{wpl|ツユクサ}} || 畑や果樹園などに生える除草剤に強い雑草。<br>匍匐茎だけでなく、地中にも花を咲かせる(閉鎖花)ため繁殖力が高い。湿った土地を好む<ref>浅井(2015) p274</ref>。 || || | ||
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| {{wpl|ツルニチニチソウ}} || | | {{wpl|ツルニチニチソウ}} || つる性植物。斑紋がつく品種は花が咲きにくい。ヒメニチニチソウはより寒さに強い。 || || | ||
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| {{wpl|トキワツユクサ}} || | | {{wpl|トキワツユクサ}} || 南アメリカ原産の要注意外来生物。観賞用に持ち込まれたものが逃げて草地、石垣、道端で野生化している。日当たりのあまり良くない湿った土地を好み<ref>高橋・鈴木(2011) p153</ref>、日陰地や水辺に侵入して群落を形成する。別名ノハカタカラクサ。 || || | ||
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| {{wpl|トケイソウ}} || 3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える。花壇を占領する。 || || | | {{wpl|トケイソウ}} || 3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える。花壇を占領する。 || || | ||
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| {{wpl|ノアサガオ}} || 紀伊半島以南の海岸近く、道端、河原、林縁に生息し、畑にも侵入する。10m以上に育ち、作物や樹木を覆う。<ref>浅井(2015) | | {{wpl|ノアサガオ}} || 紀伊半島以南の海岸近く、道端、河原、林縁に生息し、畑にも侵入する。10m以上に育ち、作物や樹木を覆う。<ref>浅井(2015) p246</ref>別名琉球アサガオ、宿根アサガオ。 || 熱帯原産で、暑さに強いが寒さに弱いため、関西地方以東では霜と寒さを避ける必要がある。 || | ||
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| {{wpl|ブラックベリー}} || || || | | {{wpl|ブラックベリー}} || || || | ||
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! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ||
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| {{wpl|イワダレソウ}} || 日照時間が3時間しかなくても育ち、暑さ、寒さ、踏まれ耐性があるため、芝生を作るのに適する。根を深く降ろす。 ||耐久力、繁殖力共に極めて強い。 || ホームセンターなどで販売されている。 | | {{wpl|イワダレソウ}} || 日照時間が3時間しかなくても育ち、暑さ、寒さ、踏まれ耐性があるため、芝生を作るのに適する。根を深く降ろす。 || 耐久力、繁殖力共に極めて強い。 || ホームセンターなどで販売されている。 | ||
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| {{wpl|ウルシ}} ||言わずと知れた「かぶれる」植物。触れた場合はもちろん、敏感な人は近くにあるだけでかぶれる。これを燃やした煙を吸うと気管がかぶれて呼吸困難に陥り非常に危険。 ||丈夫な木で特に世話は必要ない。 ||一般の小売店ではまず見かけない。自生しているものの根を掘り取って苗木を作成する。喜多方市が原木を販売している。<ref>搬出はセルフサービスであるため注意。{{archive|https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/nousanson/807.html|https://archive.vn/rJIlu|漆の原木を販売いたします}} - 喜多方市ホームページ</ref><br>漆農家が栽培しているケースが多いため傷がついているものに手を出さないこと。 | | {{wpl|ウルシ}} ||言わずと知れた「かぶれる」植物。触れた場合はもちろん、敏感な人は近くにあるだけでかぶれる。これを燃やした煙を吸うと気管がかぶれて呼吸困難に陥り非常に危険。 ||丈夫な木で特に世話は必要ない。 ||一般の小売店ではまず見かけない。自生しているものの根を掘り取って苗木を作成する。喜多方市が原木を販売している。<ref>搬出はセルフサービスであるため注意。{{archive|https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/nousanson/807.html|https://archive.vn/rJIlu|漆の原木を販売いたします}} - 喜多方市ホームページ</ref><br>漆農家が栽培しているケースが多いため傷がついているものに手を出さないこと。 | ||
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| {{wpl|ドクゼリ}} || 日本三大有毒植物の一つ。食用であるセリに似ているが、地下茎を持つ、香りが無いなどで区別は比較的容易。 || 栽培種ではない。水気の多い環境を好む。 ||毒草でありまず販売はされていない。自生しているものを探す。 | | {{wpl|ドクゼリ}} || 日本三大有毒植物の一つ。食用であるセリに似ているが、地下茎を持つ、香りが無いなどで区別は比較的容易。 || 栽培種ではない。水気の多い環境を好む。 ||毒草でありまず販売はされていない。自生しているものを探す。 | ||
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| {{wpl|ドクダミ}} || | | {{wpl|ドクダミ}} || 庭、道端、畔、林縁、林床などに自生し、特に半日陰地を好む。草全体に独特の匂いがする。<br>地下茎で増え、他植物の育成を阻害するため庭一面がドクダミになることもある。<br>お茶(ドクダミ茶)、薬草になるが利用しない人にとっては難防除雑草でしかない<ref>多田・大作(2018) p62</ref>。 || 勝手に増える。地下茎で増えるので容器を使う場合は大きいものを。||販売はされているが珍しい。通信販売か、自生地から地下茎を取ってくる。 | ||
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| {{wpl|ナガミヒナゲシ}} || | | {{wpl|ナガミヒナゲシ}} || 地中海地域原産。「ナガミ(長実)」の由来は果実(ケシ坊主)が長いことから<ref>岩瀬・飯島(2007) p46</ref>。乾燥した道端や空き地に生え、畑や畔にも侵入する。阿片が含まれないため植えても[[セーフ理論|セーフ]]である<ref name=''45''>稲垣(2018) p45</ref>。<br>十数万個の種子を作り、繁殖力が非常に強い。種子は未熟な状態でも発芽し、5年以上経ったものでも発芽することができる。<br>発芽適温は7-25℃と範囲は広く、気温の低下により発芽が促される。<br>周囲の{{wpl|アレロパシー|植物の生長を阻害する作用}}が非常に強い<ref name=''45''/>。 || 勝手に増える。 || 4-6月頃に果実(ケシ坊主)を摘み取る。 | ||
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| {{wpl|ハシリドコロ}} ||毒草。春以外は根を残して枯れ、地上では姿が見られない。死亡例もあるが、地下部分を摂取しないと症状は軽い。別名'''[[甘芋|キチガイ]]ナスビ'''。 || ||毒草であるため販売はされていない。自生しているものの地下茎を採取する。 | | {{wpl|ハシリドコロ}} ||毒草。春以外は根を残して枯れ、地上では姿が見られない。死亡例もあるが、地下部分を摂取しないと症状は軽い。別名'''[[甘芋|キチガイ]]ナスビ'''。 || ||毒草であるため販売はされていない。自生しているものの地下茎を採取する。 | ||
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! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ||
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| {{wpl|クズ}} || [[山岡裕明(弁護士)|山芋]]状の根茎と豆で増殖し、短期間で低木林を覆い尽くすほど生長が早い。<br>臭気を放つマルカメムシを呼ぶため住宅地では嫌がられる。<br>利用手段を持たないアメリカでは爆発的に増え、侵略的外来種とみなされている。<ref>{{wpl|アメリカ合衆国におけるクズ}} - | | {{wpl|クズ}} || [[山岡裕明(弁護士)|山芋]]状の根茎と豆で増殖し、短期間で低木林を覆い尽くすほど生長が早い。<br>臭気を放つマルカメムシを呼ぶため住宅地では嫌がられる。<br>利用手段を持たないアメリカでは爆発的に増え、侵略的外来種とみなされている。<ref>{{wpl|アメリカ合衆国におけるクズ}} - [[Wikipedia]]</ref> || 特になし、放っておけば増える。地上の茎を刈っても根が残っていればすぐに再生する。 || 土手や林縁に生息している。そこから根茎を傷付けずに掘り起こし、挿し木で植えると良い。 | ||
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| {{wpl|ササ}} || 地下に匍匐茎を伸ばし、密集した群落を作る。<br>不定期な攪乱に強いため、草刈りや森林の伐採後が笹原になることがよくある。<br>葉は切れるため迷惑。 || 日向で栽培すると葉焼けするため半日陰の場所が適する。 || 鉢植えとして販売されているものを地植えする。タケよりメジャーで入手は容易。 | | {{wpl|ササ}} || 地下に匍匐茎を伸ばし、密集した群落を作る。<br>不定期な攪乱に強いため、草刈りや森林の伐採後が笹原になることがよくある。<br>葉は切れるため迷惑。 || 日向で栽培すると葉焼けするため半日陰の場所が適する。 || 鉢植えとして販売されているものを地植えする。タケよりメジャーで入手は容易。 | ||
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| {{wpl|スギナ}} || シダ植物。猛烈な速さで地下茎を伸ばし地面を覆い尽くす上、根の深さも尋常では無く、根絶は難しい。<ref name=''東京書籍''>稲垣(2018) | | {{wpl|スギナ}} || シダ植物。猛烈な速さで地下茎を伸ばし地面を覆い尽くす上、根の深さも尋常では無く、根絶は難しい。<ref name=''東京書籍''>稲垣(2018) p188-189</ref>[[核兵器|原爆]]投下後の広島で真っ先に葉を出したのがスギナであるとも言われる。<br>春先にはいわゆる「ツクシ」をを伸ばしてそこから胞子を飛ばし、花粉症の原因となる。<br>より大型な種としてイヌスギナがいるが、スギナより湿り気を好む<ref name=''浅井''>浅井(2015) p336</ref>。 || 丈夫な草だが、基本的には湿り気を好む。乾燥した場所への植え付けは避ける。 || 生息地は土手、道端、畦、畑、空き地など。胞子は3-4月(イヌスギナは7-8月)に取れる。<ref name=''浅井''/><br>花粉症の草として有名であり、販売は珍しい。通信販売などを利用する。<br>前述したように極めて根が深く移植は困難。 | ||
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| {{wpl|タケ}} || いくつか種類があるが日本では{{wpl|モウソウチク}}、{{wpl|マダケ}}、{{wpl|ハチク}}が一般的。<br>生長の早さが脅威。地下茎で増えるため隣家や竹林から侵入してくることも。 || 乾燥に弱い。一度根付いてしまえば水やりも追肥も不要。 || 鉢植えを地植えするか、タケノコを地下茎・根ごと採取して移植する。<br>鉢植えは観賞用の細いものが多く、大型のものはタケノコを移植することになる。<br>'''タケノコ泥棒<ref>タケノコ泥棒はカネになるらしく、暴力団までが手を染めているという。このため地権者のみならず地域や警察ぐるみで対策していることも珍しくなく、無許可でのタケノコ掘りは非常にリスクが高い。</ref>にならぬよう'''地権者に確認するかイベントなどで採取するとよい。 | | {{wpl|タケ}} || いくつか種類があるが日本では{{wpl|モウソウチク}}、{{wpl|マダケ}}、{{wpl|ハチク}}が一般的。<br>生長の早さが脅威。地下茎で増えるため隣家や竹林から侵入してくることも。 || 乾燥に弱い。一度根付いてしまえば水やりも追肥も不要。 || 鉢植えを地植えするか、タケノコを地下茎・根ごと採取して移植する。<br>鉢植えは観賞用の細いものが多く、大型のものはタケノコを移植することになる。<br>'''タケノコ泥棒<ref>タケノコ泥棒はカネになるらしく、暴力団までが手を染めているという。このため地権者のみならず地域や警察ぐるみで対策していることも珍しくなく、無許可でのタケノコ掘りは非常にリスクが高い。</ref>にならぬよう'''地権者に確認するかイベントなどで採取するとよい。 | ||
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| {{wpl|ドクウツギ}} || 日本三大有毒植物の一つ。赤~黒紫の色鮮やかな小さな果実をつけるが、この果実が有毒。見た目がかわいらしく、甘みがあるとも言われ、戦中~戦後は[[子共]]が誤食して中毒死する事件が多かったという。 ||栽培されたことがなく、不明。日当たりのいい場所によく生える。 || 有毒であり利用価値も無いためまず販売はされていない。<br>中毒事故が多発したため戦後期に各地で駆除され、発見自体がやや困難。 | | {{wpl|ドクウツギ}} || 日本三大有毒植物の一つ。赤~黒紫の色鮮やかな小さな果実をつけるが、この果実が有毒。見た目がかわいらしく、甘みがあるとも言われ、戦中~戦後は[[子共]]が誤食して中毒死する事件が多かったという。 ||栽培されたことがなく、不明。日当たりのいい場所によく生える。 || 有毒であり利用価値も無いためまず販売はされていない。<br>中毒事故が多発したため戦後期に各地で駆除され、発見自体がやや困難。 | ||
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| {{wpl|トリカブト}} || 日本三大有毒植物の一つ。名前の由来でもある、烏帽子のような袋状の紫の花が房状に塊で咲く。<br>全草、特に根に強い毒を持ち、トリカブトのハチミツすらが有毒。芽吹きの時期に他の山菜と誤認しての誤食が多い。<br> | | {{wpl|トリカブト}} || 日本三大有毒植物の一つ。名前の由来でもある、烏帽子のような袋状の紫の花が房状に塊で咲く。<br>全草、特に根に強い毒を持ち、トリカブトのハチミツすらが有毒。芽吹きの時期に他の山菜と誤認しての誤食が多い。<br>その外見も含めて有名な毒草であり、これが生えている家というのは極めて不気味である。この植物を使った殺人事件は複数存在する<ref>{{wpl|トリカブト保険金殺人事件}}、{{wpl|本庄保険金殺人事件}} - Wikipedia</ref>。 || 基本的には沢筋の植物。日陰の湿り気のあるところで育てる。 ||まず販売はあり得ない。チョウセンニンジンのような塊根を持つため、これを傷つけずに採取する。<br>'''花粉にも毒があり、皮膚からも毒が吸収され、これといった治療法も無い'''ため、取り扱いには慎重にも慎重を期すこと。 | ||
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| {{wpl|ハマスゲ}} || 日当たりの良い乾燥した道端、空き地、河原、畑、芝生のほか、「ハマ」スゲの名の通り海岸の砂浜にも群生する<ref name='' | | {{wpl|ハマスゲ}} || 日当たりの良い乾燥した道端、空き地、河原、畑、芝生のほか、「ハマ」スゲの名の通り海岸の砂浜にも群生する<ref name=''285''>浅井(2015) p285</ref>。<br>アスファルトなどを突き破って生えているのもよく見かける<ref>稲垣(2018) p67</ref>。地下茎・匍匐茎をよく伸ばし、根絶が困難な雑草。あまり背が高くないため庭では邪魔にならない。 || || 販売や栽培する類いの植物ではない。株をほじくり返すと長さ1-4cm、径0.5-1.5cmの長楕円形の塊茎<ref name=''285''/>があるので、芽の生えているものを見繕って移植する。 | ||
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| {{wpl|ヤブカラシ}} || 道端、空き地、土手、河原、林縁などに生息するつる性植物。猛烈な速さで生長し他の植物を覆い殺してしまうことからこう呼ばれる。地下の根茎から増えるため除去は非常に困難。<ref>浅井(2015) | | {{wpl|ヤブカラシ}} || 道端、空き地、土手、河原、林縁などに生息するつる性植物。猛烈な速さで生長し他の植物を覆い殺してしまうことからこう呼ばれる。地下の根茎から増えるため除去は非常に困難。<ref>浅井(2015) p248</ref><br>蜜が豊富でハチやチョウなど様々な虫を呼ぶ。関東以北に生えるものは果実をつけない。別名ビンボウカズラ。<ref>亀田(2017) p39</ref><br>本州の西側には類似したヒイラギヤブカラシが生息する。{{wpl|南西諸島}}のヤブカラシはほとんどがヒイラギヤブカラシであり、サトウキビ畑に大きな被害を与える。<ref>浅井(2015) p249</ref> || 勝手に伸びて増える。壁を這われたくない場合上に伸びるツルを刈り続ける。 || 販売はされているが珍しい。自生しているものの地下茎を掘り取って移植する。 | ||
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| '''{{wpl|ワルナスビ}}''' || アメリカ合衆国カロライナ原産の{{wpl|要注意外来生物}}。<br>全草が有毒<ref>緑色になったジャガイモにも含まれる{{wpl|ソラニン}}。</ref> | | '''{{wpl|ワルナスビ}}''' || アメリカ合衆国カロライナ原産の{{wpl|要注意外来生物}}。<br>全草が有毒<ref>緑色になったジャガイモにも含まれる{{wpl|ソラニン}}。</ref>、茎や葉がトゲだらけ、害虫まで呼び寄せるなど植物界の[[悪芋|悪いもの]]である。<br>繁殖力も高い上、地下茎のひとかけらから増えるためすき込みなどを行うとかえって爆発的に増殖する。除草剤も効きにくく、一度生えると除去は困難。 || そもそも栽培種ではない。ナス科に{{wpl|連作#連作障害|連作障害}}を起こす。<br>家庭菜園向けの野菜や園芸植物<ref>ナスはもちろん、ピーマン、トマト、ペチュニア、ホオズキなどもナス科。</ref>にもナス科は多いため問題となる。 || 雑草であるためほとんど出回らない。群生している場所で果実を拾う。 | ||
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| {{wpl|アサ}} || 人類が栽培してきた最も古い植物の一つ。園芸での栽培は大麻取締法に違反する。 ||とにかく日光を好む。日当たりのいいところに。 || アサの'''種子'''の所持・購入は合法<ref>一応大麻取締法では種子を規制から除外する旨が書かれているが、「栽培目的である」として有罪になった例もあり、司法当局の気分次第という面が否めない。</ref>。<br>種子を個人輸入するほか、外国製の鳥類用飼料に入っているものは発芽防止処置を取っていないものも多いらしい。<br>違法な植物の中では入手が容易。 | | {{wpl|アサ}} || 人類が栽培してきた最も古い植物の一つ。園芸での栽培は大麻取締法に違反する。 ||とにかく日光を好む。日当たりのいいところに。 || アサの'''種子'''の所持・購入は合法<ref>一応大麻取締法では種子を規制から除外する旨が書かれているが、「栽培目的である」として有罪になった例もあり、司法当局の気分次第という面が否めない。</ref>。<br>種子を個人輸入するほか、外国製の鳥類用飼料に入っているものは発芽防止処置を取っていないものも多いらしい。<br>違法な植物の中では入手が容易。 | ||
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| {{wpl|アツミゲシ}} || | | {{wpl|アツミゲシ}} || ヨーロッパ原産だが、日本では1964年に渥美半島で最初に帰化が確認された<ref name"172">浅井(2015) p172</ref>。<br>モルヒネを含む。園芸での栽培はあへん法に違反する。 || 当局に見つからないようにする。 ||国内各地に自生しているが、当局の取り締まりも厳しく、自生しているものも見つけ次第保健所によって駆除される<ref name"172"/>ため入手は困難。種子は文字通り「ケシ粒」であるため採取自体も難しい。 | ||
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| {{wpl|ハカマオニゲシ}} || ペルシャ原産。麻薬性のアルカロイド、テバインを含む。<br>園芸での栽培は麻薬及び向精神薬取締法に違反する。 ||植えっぱなしておけば育つ。||非常に困難。合法であるオニゲシとよく似ているため、これだけを狙って入手するのは自生しているものでも難しい。 | | {{wpl|ハカマオニゲシ}} || ペルシャ原産。麻薬性のアルカロイド、テバインを含む。<br>園芸での栽培は麻薬及び向精神薬取締法に違反する。 || 植えっぱなしておけば育つ。|| 非常に困難。合法であるオニゲシとよく似ているため、これだけを狙って入手するのは自生しているものでも難しい。 | ||
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| {{wpl|アレチウリ}} || 輸入大豆に混じって入ってきた特定外来生物。<br>河川敷、土手、[[用水路|水路]]沿い、林縁などに大群落を作って生息し、畑に侵入して作物を覆うことがある<ref>浅井(2015) | | {{wpl|アレチウリ}} || 輸入大豆に混じって入ってきた特定外来生物。<br>河川敷、土手、[[用水路|水路]]沿い、林縁などに大群落を作って生息し、畑に侵入して作物を覆うことがある<ref>浅井(2015) p102</ref>。生長力、繁殖力、再生力が強く、周囲に生えている植物を全滅させる。 ||種子を地面に埋めると発芽しない<ref>傳田正利ほか、[https://doi.org/10.2208/jscejhe.69.135 特定外来生物アレチウリ抑制のためのアレチウリ埋土種子除去方法の開発]土木学会論文集B1(水工学) Vol.69 (2013) No.3 p.135-146</ref>。 || 日本各地に自生するため種子の採集は容易。 | ||
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| {{wpl|オオキンケイギク}} || 北アメリカ原産の特定外来生物。<br>花壇<ref name='' | | {{wpl|オオキンケイギク}} || 北アメリカ原産の特定外来生物。<br>花壇<ref name=''160''>高橋・鈴木(2018) p160</ref>、道端、道路近くの斜面、草地<ref name=''160''/>、河川敷などに生育する<ref>浅井(2015) p154</ref>。種子生産量は1平方メートルあたり3000-5000粒<ref>畠瀬頼子「オオキンケイギク(Coreopsis lanceolata L.)(緑化植物ど・こ・ま・で・き・わ・め・る)」『日本緑化工学会誌』第34巻第3号、日本緑化工学会、2009年2月28日、 NAID 110007138294。</ref>。 || || 各地に自生するため入手は容易。 | ||
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| {{wpl|オオハンゴンソウ}} || 北アメリカ原産の特定外来生物。湿った道端、空き地、草地、林縁、林道、河川敷などに生息する<ref name='' | | {{wpl|オオハンゴンソウ}} || 北アメリカ原産の特定外来生物。湿った道端、空き地、草地、林縁、林道、河川敷などに生息する<ref name=''126''>岩瀬・飯島(2007) p126</ref>。<br>地下茎や埋没種子からも繁殖でき、駆除が極めて困難。 || || 日本の全地域に生息するが関東以北に多い<ref name=''126''/>。地下茎から繁殖できるため適当にほじくってくればOK。 | ||
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| {{wpl|ツルヒヨドリ}} || 沖縄県に移入したアメリカ大陸原産の特定外来生物。 || || 茎の一本からでも増える。国内では沖縄にしか存在しないためやや入手困難。 | | {{wpl|ツルヒヨドリ}} || 沖縄県に移入したアメリカ大陸原産の特定外来生物。 || || 茎の一本からでも増える。国内では沖縄にしか存在しないためやや入手困難。 | ||
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| {{wpl|ナルトサワギク}} || | | {{wpl|ナルトサワギク}} || 徳島県(鳴門)で最初に発見され、福島県以南に分布するマダガスカル原産の特定外来生物。<br>空き地、荒れ地、道路近くの斜面、河川敷、[[ンバホ|埋め立て]]地など乾燥しやすい土地に生え、農地や草地に侵入する。<ref>浅井(2015) p148</ref><br>全草がアルカロイド系の毒を持つ。種子が風で飛ぶため隣家などにも容易に広がる。繁殖力が強いだけでなく、{{wpl|アレロパシー|他の植物の生長を妨害する}}。 || || 主に関西地方で野生化していて<ref>岩瀬・飯島(2007) p125</ref>、入手は容易。 | ||
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| {{wpl|カモミール}} || 小説「図書館戦争」でも有名になったキク科の草。和名はカミツレ。<br>「ジャーマンカモミール」「ローマンカモミール」の二種類があるが、匂いが強いのは後者。<br>精油・ハーブティーなどでも好き嫌いが分かれ、特に古かったり朽ちたりすると「薬臭い」「尿」「公衆便所」と称される悪臭に変わる。 ||丈夫な植物で、放置で問題ない。春か秋に水はけと日当たりのよい場所に種をまく。発芽率も高い。 || 種・苗が広く販売されている。<br>観賞用の「イヌカミツレ」「カミツレモドキ」など匂いの無い近縁種と間違えないよう注意。 | | {{wpl|カモミール}} || 小説「図書館戦争」でも有名になったキク科の草。和名はカミツレ。<br>「ジャーマンカモミール」「ローマンカモミール」の二種類があるが、匂いが強いのは後者。<br>精油・ハーブティーなどでも好き嫌いが分かれ、特に古かったり朽ちたりすると「薬臭い」「尿」「公衆便所」と称される悪臭に変わる。 ||丈夫な植物で、放置で問題ない。春か秋に水はけと日当たりのよい場所に種をまく。発芽率も高い。 || 種・苗が広く販売されている。<br>観賞用の「イヌカミツレ」「カミツレモドキ」など匂いの無い近縁種と間違えないよう注意。 | ||
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| {{Wpl|カンナ_(植物)|カンナ}} || 熱帯原産であり、猛暑に強いが寒さに弱い。最大1.5-2mに生長し、球根は南に向かって伸びる。<ref name=''sakata''>{{archive|https://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/flower/post_8.html|https://archive.vn/nOsHm|カンナ}} - サカタのタネ園芸通信</ref> || 球根は酸素を好むため深さ5-6cmに植え、土が凍って枯れないように11月下旬から12月中旬に掘り上げる。害虫はたまに蛾の幼虫が付く程度。<ref name=''sakata'' /> || | | {{Wpl|カンナ_(植物)|カンナ}} || 熱帯原産であり、猛暑に強いが寒さに弱い。最大1.5-2mに生長し、球根は南に向かって伸びる。<ref name=''sakata''>{{archive|https://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/flower/post_8.html|https://archive.vn/nOsHm|カンナ}} - サカタのタネ園芸通信</ref> || 球根は酸素を好むため深さ5-6cmに植え、土が凍って枯れないように11月下旬から12月中旬に掘り上げる。害虫はたまに蛾の幼虫が付く程度。<ref name=''sakata''/> || | ||
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| {{wpl|キンモクセイ}} || 汲み取り式便所の消臭剤に使われていたほど匂いが強い。生長も早い。 || 春か秋に苗木を地植えする。日当たりが良すぎず悪すぎずの場所を探す。<br>挿し木で増やす木であり、生えている木から芽をちぎってきて植えるだけでも生える可能性がある。 || 苗木や鉢植えが販売されている。 | | {{wpl|キンモクセイ}} || 汲み取り式便所の消臭剤に使われていたほど匂いが強い。生長も早い。 || 春か秋に苗木を地植えする。日当たりが良すぎず悪すぎずの場所を探す。<br>挿し木で増やす木であり、生えている木から芽をちぎってきて植えるだけでも生える可能性がある。 || 苗木や鉢植えが販売されている。 | ||
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| {{wpl|フヨウ}} || 多くの害虫を呼ぶ<ref>{{archive|https://www.insects.jp/gaihibiscus.htm|https://archive.vn/rLdR3|フヨウの害虫}} - 昆虫エクスプローラ</ref>。 || || | | {{wpl|フヨウ}} || 多くの害虫を呼ぶ<ref>{{archive|https://www.insects.jp/gaihibiscus.htm|https://archive.vn/rLdR3|フヨウの害虫}} - 昆虫エクスプローラ</ref>。 || || | ||
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| {{wpl|ヘクソカズラ}} ||アカネ科のつる性植物。また生長も早い。<br> | | {{wpl|ヘクソカズラ}} ||アカネ科のつる性植物。また生長も早い。<br>「ヘクソ」と呼ばれるように非常に臭い……のだが、「葉が臭い」「全体が臭い」「揉むと臭い」「近くに居るだけで臭い」と様々な変種がある。果実には毒がある<ref>岩槻(2014) p387</ref>。<br>いかんせん雑草であり、研究がほとんどされていないのが実態である。移植の際には実際に臭いものを見つける必要があるだろう。 ||強い植物。放っておけば勝手に増える。<br>これに特異的に寄生するヘクソカズラグンバイというカメムシの仲間がいるが、残念ながら無臭である。 || 根が残っていれば増えるので、自生しているものから掘り出す。 | ||
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| {{wpl|モロヘイヤ}} || 最近{{wpl|緑黄色野菜}}として知られるようになった植物。和名はシマツナソ。<br> | | {{wpl|モロヘイヤ}} || 最近{{wpl|緑黄色野菜}}として知られるようになった植物。和名はシマツナソ。<br>種・サヤにキョウチクトウ同様の毒を含み、家畜や子共が誤食して死亡する事故が多い。<br>草丈が高く、収穫を怠るとスーパーマーケットで販売されているものと想像がつかない大きさ(3m近く)になる。 || 初夏に苗を植える。乾燥にも強く、手入れはほとんど要らない。 ||種も販売されているが、苗になるまでに2~3ヶ月と初期生長が非常に遅いので、苗を購入するのが無難。 | ||
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| {{wpl|ヤツデ}} ||手のひらのような形の葉が特徴の木。この葉を漢方薬に用いることがあるが有毒で、過剰摂取すると下痢・嘔吐・溶血を起こす。<br>真冬に花を咲かせる木で、これを目当てに虫が寄る。 ||5~6月に苗木を植える。丈夫な木だが、日陰と湿気を好み、日当たりのよい場所では葉焼けを起こす。 || 人気の庭木。広く販売されている。 | | {{wpl|ヤツデ}} ||手のひらのような形の葉が特徴の木。この葉を漢方薬に用いることがあるが有毒で、過剰摂取すると下痢・嘔吐・溶血を起こす。<br>真冬に花を咲かせる木で、これを目当てに虫が寄る。 ||5~6月に苗木を植える。丈夫な木だが、日陰と湿気を好み、日当たりのよい場所では葉焼けを起こす。 || 人気の庭木。広く販売されている。 | ||
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=== 参考文献 === | === 参考文献 === | ||
*岩瀬徹・飯島和子『形とくらしの雑草図鑑 見分ける、身近な300種』全国農村教育協会、2007年。ISBN 9784881371909。 | *岩瀬徹・飯島和子『形とくらしの雑草図鑑 見分ける、身近な300種』全国農村教育協会、2007年。ISBN 9784881371909。 | ||
*高橋冬・鈴木庸夫『散歩で見かける草花・雑草図鑑』創英社・三省堂書店、2011年。ISBN 9784881425510。 | |||
*岩槻秀明『最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』秀和システム、2014年。ISBN 9784798041360。 | |||
*浅井元朗『植調雑草大鑑』全国農村教育協会、2015年。ISBN 9784881371824。 | *浅井元朗『植調雑草大鑑』全国農村教育協会、2015年。ISBN 9784881371824。 | ||
*亀田龍吉『調べてみよう名前のひみつ 雑草図鑑』汐文社、2017年。ISBN 9784811321998。 | *亀田龍吉『調べてみよう名前のひみつ 雑草図鑑』汐文社、2017年。ISBN 9784811321998。 | ||
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*{{archive|http://www.yasashi.info/|https://archive.vn/http://www.yasashi.info/*|ヤサシイエンゲイ}} | *{{archive|http://www.yasashi.info/|https://archive.vn/http://www.yasashi.info/*|ヤサシイエンゲイ}} | ||
*{{archive|http://sodatekata.net/|https://archive.vn/http://sodatekata.net/*|ガーデニング花図鑑}} | *{{archive|http://sodatekata.net/|https://archive.vn/http://sodatekata.net/*|ガーデニング花図鑑}} | ||
*{{archive|https://koushin.xyz/test/read.cgi/cross/1482666307/|https://archive.vn/Iycmi|【ミント】バイオ路線【シロアリ】}} | *[[総務省掲示板]]{{archive|http://krswlogs.s1001.xrea.com/soumu/html/1459348753.html|https://archive.vn/q0P3H|ちばけんま緑化路線}} | ||
*[[法律事務所クロス被害者の会掲示板]]{{archive|https://koushin.xyz/test/read.cgi/cross/1482666307/|https://archive.vn/Iycmi|【ミント】バイオ路線【シロアリ】}} | |||
*[[法律事務所Steadiness掲示板]]{{archive|http://www.evilkako.shop/1499671064.html|https://archive.vn/yVdMb|昆虫・植物路線}} | |||
*[[スヴァールバル諸島掲示板]]{{archive|https://sayedandsayed.com/test/read.cgi/43044/1559162475/|https://archive.vn/sayedandsayed.com/test/read.cgi/43044/1559162475/*|【ミント園】緑化路線綜合【地下茎】}} | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |