「クローズアップ現代+」の版間の差分

>蹴鞠
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===書き起こし===
===書き起こし===
 
9:56~
武田「今日はもう一方、ゲストにお越しいただきました。」
  「この問題に詳しく自らもネットリンチの被害を受けてきた弁護士の唐澤さんです。」
  「あの唐澤さんはですね依頼人に対する誹謗中傷の書き込みをアノ削除するように、」
  「あるネット掲示板に依頼したことがきっかけで、」
  「えー、親族のお墓にですねこのようにスプレーをかけられたり、」
  「マァ職場にカッターナイフを送り付けられる等の嫌がらせが五年間も続いたということなんですね」
  「あのー今でも毎日のように殺害予告が書き込まれているということなんですけども、アノ一般の人の情報がでしてこうして晒されてしまう。」
  「コレこう いった実態は頻繁に起きてるんですか?」
唐澤「はい、エーこれについては事件や事故が起こると常にその事件関係者のまとめサイトが作られています。」
  「この中では一般の人で全く関係のない人についての情報がまとめられて、」
  「エー事件関係者と誤認される事態が生じています。」
  「これは一般の人での常にエーある危険性、標的にされる危険性があるというところです。」
武田「誰もがソノ被害者になりうるということなんですか?スマイリーさん」
キクチ「それはありますねー やはりあの何か気に食わないってだけで、じゃあネットに晒してやるとか」
   「ア例えばそれを車だったり違法で駐車してたら、もうそれは勝手に写真を載せてSNSで違法駐車だ!と晒すこともあったりとか」
   「全く関係ない人でも違法駐車だって言われて晒されてたりも痴漢の冤罪にもされタリト、のではないかと本当にいつ被害に遭うかはこれわからないですね」
武田「こういったものは本当に思っていたよりも、近くにあるっていうことですよね
キクチ「はい」
武田「アあの何故例えばマァ殺害予告等のこうした卑劣な行為を行ってしまうのかあの実は唐澤さんに対する加害者の一人に話を聞くことができました。
ナレ「唐澤さんへのネットリンチに加担したことのある男性です
男性「殺害予告をすることで盛り上がったりしているところがありました。」
  「誰かと一緒になって盛り上がれる一体感というのがそのときの社会では得られなかったものだった。」
ナレ「男性はこのネットリンチに関連して検挙されました」
男性「ネットだとネットリンチによって得られるものがあって、」
  「今になって思うのは自分たちは悪いことをしているとは思っていなくて異常だったと思います」
武田「まあこうした人達によるこのデマや誹謗中傷への対策、唐澤さんどうしたらいいんでしょうか。」
唐澤「はい、これについてはアノ大きく三つの方法があります」 
  「まず一つ目ですがこれはマァ常に有効な方法ではありませんけどもネットリンチに遭った自分のアカウントをマァすぐに閉鎖すると」
  「これは何故かといいますとネットリンチでは常にネットリンチのネタをですね探しているところがありますので」
  「アカウント上に乗っかってるソノ情報が更なる、ネットリンチを呼びかねないというところでマァアカウントを閉鎖するというのが考えられます。」
  「続いて削除依頼をすると デこれはネットリンチの規模にもよるんですけども」
  「マァ小規模のネットリンチでは記事を削除してもらうようにサイト 管理者に、エー請求することも有効です。」
  「で続いて三番目、告訴をすると、」
  「これはですねその書き込みの内容にもよりますが違法性が強い場合は逮捕も含めた厳格な警察の対応が現実的に行われています。」
17:19~
  武田「唐澤さん、この個人情報を特定して晒すという行為、これは罪に問えないんですか?」
  武田「唐澤さん、この個人情報を特定して晒すという行為、これは罪に問えないんですか?」
  唐澤「はい、これについてはですね、住所や電話番号を特定した上で、インターネット上に投稿する行為」
  唐澤「はい、これについてはですね、住所や電話番号を特定した上で、インターネット上に投稿する行為」
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