「恒心文庫:The Sealed Swordman "K"」の版間の差分

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The Sealed Swordman "K" Ex Stage 2 -砲弾- 完
The Sealed Swordman "K" Ex Stage 2 -砲弾- 完
EX Stage 3 -偽り-
あの戦いから数ヶ月が経ち、座間子たちも平穏な日常を取り戻していた。「――で、来週の件だけど、夕方5時からって大丈夫?」
座間子に話しかける彼女は千刃剣魔。あの戦いの後、座間子専属の秘書となったアンドロイドだ。
「うーん…… その時間だとちょっと無理があるわね。6時にしてもらえる?」彼女たちは来週の予定について話しながら帰路についていた。
辺りは暗く、街灯と僅かな民家の明かりが点在しているだけだった。本来ならこんな夜道を女性だけで歩く訳にはいかないが、この道を通らなければ家には帰れなかった。
「……ん? あの人……」千刃剣魔のカメラアイが何やら不審な人に気づく。「座間子さん、あの男の人、ちょっと怪しいわ。」
不審な男に気づかれぬよう、小声で伝える。不審な男も座間子もお互い姿は見えてなかったが、高性能カメラアイを持つ千刃剣魔だけが姿を捉えられていた。
「データベースを照合してみたけど、この辺に住んでる人じゃなさそうよ。」不審な男は姿が捉えられてるのに気付かず、街灯の下を座間子が通るのを待ち構えていた。
(そろそろ彼女が通るはずンゴ。そしたら…… フィヒ!)千刃剣魔は座間子を路肩側に移動させ、不審な男の急襲に備える。
一歩、また一歩と進むごとに彼女たちは街灯に照らされていく。(……ん?よく見たら二人居るンゴねぇ…… でも問題無いンゴwww)
不審な男はまるで脳とイチモツが直結したかのように座間子たちに向かって突撃する。「ンゴゴゴゴゴゴwwwwwwwww」
「やはり来たわね!」千刃剣魔は不審な男の動きを止めようとするも、直前で逃げ出した座間子のほうへ進路を急変更する。
「!?」千刃剣魔は不審な男の腕を掴み損ね、不審な男は座間子を捕まえる。「ようやく捕まえたンゴwwww フィヒ!」
座間子は恐怖のあまり顔が歪む。「なっ…… 何するの!」千刃剣魔は一発殴ろうとするも、不審な男は座間子を盾にしようとする。
「ワイに手を出したらどうなるか分かるンゴね?」「……大人しく離しなさいよ。」「そう簡単に離す訳無いンゴ。どうしても離してほしければ……」
不審な男はじろじろと千刃剣魔を見る。「お前かコイツが"ご奉仕"すれば許してやるンゴ。」
座間子はこの男が最初から性的な目的で接触してきた事を知る。「……分かったわ。」千刃剣魔は着ていた服を脱ぎだす。
「私が代わりになるわ。それでいいでしょ?」「話が分かってくれると楽ンゴねぇ。」千刃剣魔が座間子に逃げろとアイコンタクトを取る。
座間子が千刃剣魔の意思を確認すると、急いでその場から逃げ出す。千刃剣魔が上着を全て脱ぐと、男の目には豊満な身体が映っていた。
(まさかこんな逸材を見逃してたンゴか…… この際躊躇なく堪能するンゴwww)男は千刃剣魔の胸に手を伸ばす。
まるで慣れたかのような手付きで千刃剣魔の豊満な身体を我が物にしようとする。しかし彼はこの時まだ知らなかった。この後あんな仕打ちが待ち構えている事を。
「いい感じの身体ンゴね。ならまずは――」男はズボンのチャックを下ろし、肥大化したイチモツを千刃剣魔に見せつける。
「コレをその胸で挟んでほしいンゴ。」千刃剣魔はブラを外し、その豊満な胸で男のイチモツを挟む。
そして唾液を垂らし、イチモツの滑りをよくする。「唾液垂らしを自分からやってくるあたり手慣れてるンゴか?」
千刃剣魔はゴミを見るような目で男を睨みつける。「その目最高ンゴねwww ますます興奮するンゴwww」男の言葉通り、胸に挟まれたイチモツは一層固さを増す。
「よし、いい感じンゴ。なら次は――」男は千刃剣魔の頭を掴んで強引にイチモツを咥えさせる。「!?」「口でもやってもらうンゴwww」
千刃剣魔は多少抵抗するものの、イチモツをしゃぶる。
所変わって逃走中の座間子。他に追手が来ないかに怯えながらも急いで家までの道を辿る。(剣魔さんは大丈夫かしら……)
座間子は主のために身を挺して犠牲になった千刃剣魔の事を想っていた。(アンドロイドだって事がバレないといいけど……)
千刃剣魔の身体(ブレーム)はバージョンアップにより性処理機能が付いたが、アンドロイドである事がバレると破壊される恐れがあった。
実際数ヶ月程前に行為をしていた相手がアンドロイドだと発覚した後に原型を残さない程破壊される事件があった。
千刃剣魔自体はフラグシップモデルの身体(フレーム)がベースで、専用の機械を使うか人工皮膚を切らないとアンドロイドであると分からないくらい精巧であったが、何かの拍子で分かってしまうのではないかといった懸念があった。
「噛んだらどうなるか分かっているンゴね?」千刃剣魔は嫌々ながらも舌で男のイチモツを刺激する。
「あっ…… 駄目ンゴ…… でりゅ!でりゅよ!」そして男は気持ちよくなったのか、千刃剣魔の口内に射精する。
男は息を荒げながらも千刃剣魔に命令する。「ちゃんとソレも飲み込むンゴよ。」
千刃剣魔は嫌そうな顔をしながら精液を飲み込む。アンドロイド故飲み込む事自体に抵抗は無いが、味覚センサーは苦味の強い物として認識していた。
「ちゃんと」飲み込んだわ。これで終わりにしてくれる?千刃剣魔は男の顔を見上げるも、イチモツは未だに戦闘体勢であった。
「まだワイは満足してないンゴよwww さらなる上は……」男は突然千刃剣魔を押し倒し、下着を脱がせる。「"こっち"でも奉仕するンゴよwww」
男はいやらしい手つきで千刃剣魔の秘部へ手を伸ばす。「……まさかもう準備が出来てるとは思わなかったンゴ。これはとんだビッチンゴねぇwww」
違う。千刃剣魔に搭載されたAIは先程の行為からこうなる事を予測し、予め準備をしたからだ。
「こんな物見せられたら我慢出来ないンゴwww」と言うと男はいきなり千刃剣魔と"連結"した。「痛っ…!痛い!!」
「ンゴゴゴゴゴwwwwwこの締まり具合最高ンゴwww」男は快楽に呑まれたのか腰を振るのをやめない。
「まさかこんな名器使えるとは思ってなかったンゴwww」千刃剣魔はプログラムされた喘ぎ声を出しながら抵抗する事なく男のイチモツを受け止める。
男は思考が全てイチモツに集中しているのか、千刃剣魔の事を全く気にせず、ただ己の快楽のためだけに必死に腰を振り続ける。
パン、パンといった音だけが暗闇にこだまする。千刃剣魔の身体(フレーム)に搭載されたセンサーは突かれる度に男の癖を捉え、一番喜ぶであろう形に最適化されていく。
男が"連結"した相手は機械仕掛けの美少女であるという事を知らずに。男の残された理性は徐々に消え失せ、男も我慢出来なくなってきたのか自然と喘ぎ声が出始める。
男はだんだn腰を振る事しか考えられなくなっていく。快楽が男を支配する。そしてセンサーが男の絶頂が近い事を検知する。
AIはモードの切り替えのためのルーチンを走らせる。男は声なき声を上げ、ゆっくりと、大量に射精する。
同時に千刃剣魔のAIも絶頂モードに移行する。そして精を出し終えた後、イチモツを抜き出そうとした時、男の背後に1台の車が止まる。
男は気になって振り返った途端、いきなり手錠をはめられる。「ちょっと不審なんだよね。署まで来てくれない?」
そう言われると男はパトカーの中に詰め込まれた。「ご協力ありがとうございます。」男を逮捕した警官が千刃剣魔に礼を言う。
千刃剣魔は脱いだ服をもう一度着、そのまま帰路についた。
「ただいま。」「お疲れ様。どうなった?」「無事に連行されたわ。彼は私がロボットって事に最後まで気づいてなかったみたい。今頃署で色々聞かれてると思うわ。」
「ごめんね、あんな目に遭わせて。洗浄液はお風呂場に置いておいたわ。」「気にする事無いわ。私はあなたを護るために作られたロボットだもの。」
翌日、今回の件が全国区のテレビでニュースになっていた。「――警察の調べによりますと、逮捕されたのは千葉県松戸市在住の自称自営業の長谷川亮太容疑者、28歳です。
フジテレビの主題によりますと、長谷川容疑者は『俺は嫌な思いしてないから』と、容疑を否認しています。」
「……結構図々しい人ね。」「そうみたいね。でも警察には精液のサンプルを送っておいたから無罪はまず無いと思うわ。」
その後、千刃剣魔の言う通り、長谷川には実刑判決が下されたという。
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