編集の要約なし
>みのつ (→混沌) |
>みのつ 編集の要約なし |
||
16行目: | 16行目: | ||
当時のホモネタとしては「くそみそテクニック」が圧倒的であり、淫夢発祥とみられる「アッー!」のスラングだけは有名になったものの、全体的には知名度は低かった。 | 当時のホモネタとしては「くそみそテクニック」が圧倒的であり、淫夢発祥とみられる「アッー!」のスラングだけは有名になったものの、全体的には知名度は低かった。 | ||
だがその後、インターネット上で「ニコニコ動画」などの動画共有サイトが興ると、多田野が出演していたホモビデオが続々とアップロードされた<ref>アップロード自体は昔からされていたが多くの目に留まることはなかった</ref>。これによって、具体的な内容を不特定多数の人が知ることになる。その内容のシュールさ、特にヤクザ役の谷岡の滑舌の悪さもさることながら、多田野の(到底米国での声明は嘘であろうとしか思えない)迫真の演技に注目が集まったために、当初は多田野個人の炎上事件であったのが、多田野とともに1章に共演していたDB、HTN、TNOKやその周辺の人々に延焼し始めた。 | |||
更に悪いことに、このビデオはストーリー上繋がりのない4つの章で構成されていたため、なし崩しで他の章(棒読みの2章、空気の3章、野獣先輩の4章)もアップロードされてしまう。といっても多田野が出演していた1章が専ら注目され、稀に2章の棒読み演技がネタになる程度で、現在では信じられないことだが、「ただのホモビデオ」として野獣先輩の出演していた4章の評価は低かった。 | 更に悪いことに、このビデオはストーリー上繋がりのない4つの章で構成されていたため、なし崩しで他の章(棒読みの2章、空気の3章、野獣先輩の4章)もアップロードされてしまう。といっても多田野が出演していた1章が専ら注目され、稀に2章の棒読み演技がネタになる程度で、現在では信じられないことだが、「ただのホモビデオ」として野獣先輩の出演していた4章の評価は低かった。 | ||
85行目: | 85行目: | ||
淫夢はニコ動が中心となっていたため、比較的出入りしやすい寛容路線・顕教であるのに対し、恒心は匿名掲示板の血筋、暗黙の了解を守らなければ袋叩きにするという少数精鋭路線・密教である(ただし、時勢によってその閉鎖性の強さは変わる)。この違いは両者を大きく分けている。 | 淫夢はニコ動が中心となっていたため、比較的出入りしやすい寛容路線・顕教であるのに対し、恒心は匿名掲示板の血筋、暗黙の了解を守らなければ袋叩きにするという少数精鋭路線・密教である(ただし、時勢によってその閉鎖性の強さは変わる)。この違いは両者を大きく分けている。 | ||
その「炎上」の始まりも、多田野・野獣先輩、クッキー☆の声優達、syamuなどについてはあくまで嘲笑の面が大きく、憎悪を抱いている人はまず存在せず、同性愛者に対しても淫夢批判をしなければ一般的な日本人と比べ寛容である(でなければホモビ鑑賞などという趣味は持たない)。 | |||
恒心教の場合は、長谷川亮太への憎悪から始まっている、炎上らしい炎上である。しかし唐澤貴洋に対してはどちらかというと嘲笑が勝っていたところがあり、この二面性が憎悪ありきの炎上が陥る文化性の低さから逃れられた点となっている。 | |||
事件の知名度・炎上の広汎性・複雑性においては、恒心教は実際のニュースに登場して知名度も高く、また騒動の相関も非常に複雑である。ただその知名度や人口では淫夢事件には及ばない。事件の歴史の長さ、各種二次創作の多さはもとより、「淫夢ファミリー」に入れられた登場人物数すらも恒心教と比べて遥かに膨大である。 | 事件の知名度・炎上の広汎性・複雑性においては、恒心教は実際のニュースに登場して知名度も高く、また騒動の相関も非常に複雑である。ただその知名度や人口では淫夢事件には及ばない。事件の歴史の長さ、各種二次創作の多さはもとより、「淫夢ファミリー」に入れられた登場人物数すらも恒心教と比べて遥かに膨大である。 |