恒心文庫:A教室に行こう

本文

当職の性欲はビッグバンを迎えた。
白モミではもう発散しきれない。オーガズムの訪れ。

着ているスラックスにはサーカスが出現し、テントの中ではピエロが大暴れ。
はっきりいってボリショイだ。

これはオニューのオナホが必要ナリ、洋ではもう当職を止められないナリよ。イチモツにつける八上薬を渇望する。
無いなら、現地調達決行。

思い立った当職の行動は速かった。
台風の如く事務所を飛び出し、階段を駆け下りる。
向かう先は小学校ナリよ。天国の王は凱旋するのだ。

愛車の三輪車(ももクロ号)に跨り当職は街並みを置き去りにする。
一時間ほどかけて3km先の小学校に到着した。

そして、校門を前に仁王立ちした。
いや凱旋門というべきか。当職は、はるばるやってきた。

警備員などの人影は見当たらない。チャンスだ。
白い建物の中へそのまま堂々と入る。
久方ぶりにの聖域で興奮は抑えられず、既に下着は滲んでいた。下半身の唸り声に身が震える。

低学年の教室が下の階であることは明確。
弁護士の賢さをいかんなく発揮し、着実に静かな廊下を這い進む。

天を仰ぐと 1-A

ここだ。ダウジングは終わり、ここからは宝の物色の時間。
当職はムクリと起き上がり、ドアの前を睨みつけた。

あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

教室のドアを真正面から肩で打つ。弁護士タックルをナメるなよ。
けたたましい音と倒れたドアと当職は教室へ乗りこんだ。
もう笑みを当職は隠せなかった。
当職、到着!w

しかし、そこには一匹も当職の餌は居なかった。血の気が引いていく。

何故だ。なぜこんなに無人なんだ。
自問自答し、性欲の沸騰から冷めた頭が一つ思い出した。


今日は日曜日だった。

・・・ああ。ああ、ああ

あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )

程なくして知らせを受けて派遣された警備員は、
小学校の教室の中で糞の海に溺れ、失神し沈んだ太った男を目の当たりにした。

(終)

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