恒心文庫:八雲お察し軍団

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弁護士唐澤 貴洋氏による「エ〇シアお察し軍団」という発言が彼のSNSに登場した。
これを見た者たちの評価は非常に厳しく、高橋嘉之氏の「ハセカラSMD軍団」「ぁッ察し」という発言を想起した者も多い。
確かに「お察し」という言葉は、「状況の悪いことが推察される」という意味合いで使われることが多いが、
本来「察する」という言葉は、「思い測る」などという意味で、非言語的コミュニケーションの一環をなすものである。
このことを憂慮した八雲法律事務所では、特に山岡代表に近侍する3人の優秀な弁護士に対し、あえて「八雲お察し軍団」と名付け、活動させることにした。

八雲お察し軍団は、既婚者ながら妻を半ば捨てて山岡の下に走った菊地、素晴らしい学歴や所属事務所歴を引っ提げて山岡に弟子入りした畔柳、
予備試験経由で才能は随一といわれている星野の3人で構成されている。
彼らは山岡の近くに机を並べ、普段は担当職務や自分が請け負ってきた職務を遂行する。
しかし、山岡代表に最高のパフォーマンスを発揮してもらうため、軍団は彼のしぐさを常に観察し、必要ならば即座に対応するのである。

例えば、代表が口をごにょごにょと動かし、やたらと飲み物を飲む場合、口寂しいということを察し、
勃起力に優れた畔柳がすぐに自らを力強く怒張させ、代表の口の前に示す。
代表はそれを口淫し、射精に導く。
こうして代表は満足し、再び職務に精勤するのである。もちろん畔柳もそうである。
また、代表が何度も座りなおすようなしぐさを見せた場合、彼の卑猥なアナルが疼いていることが察せられる。
菊地はそれを見て、代表のスラックスを脱がせ、下半身を露わにしてスパンキングをしつつ、
自らが勃起したら即座に挿入する。
場合によっては星野も加勢して代表の上の口に挿入するのである。
代表がビクンビクンと身体を震わせ、オーガズムに達したら、菊地らも射精し、代表も含めて職務に戻る。
言うまでもなく、このような軍団の活動によって代表はベストパフォーマンスが発揮できる。
そしてその発揮が、八雲法律事務所の優れたIT法務ソリューションに結びついているのである。

八雲お察し軍団に加入するためには、もちろん男性であることが必要であり、学歴・職歴はもちろん、八雲法律事務所での職務を厳しく査定される。
しかし一度選ばれれば「察する力」が鍛えられ、非言語的コミュニケーションに多くを依存する日本においては力強い武器となるだろう。
弁護士諸兄にもぜひ、「八雲お察し軍団」を目指していただければ幸いである。

この作品について

尊師の夜泣きの「エクシアお察し軍団[1]」というワードをヒントに書かれた作品である。

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