ストライサンド効果

ストライサンド効果(ストライサンドこうか、英:Streisand effect)とは、ある情報を隠蔽したり除去しようとしたりする努力が、かえってその情報を広い範囲に拡散させてしまう結果をもたらす現象を意味するインターネット・ミームである。恒心教においては国士舘理論と呼ばれる場合が大半である。

概要

2003年、アメリカ合衆国カリフォルニア州の海岸線侵食を防ぐために海岸線の航空写真を記録してネットで公開しているプロジェクトに対し、同国出身の歌手・女優であるバーブラ・ストライサンドが、マリブ海岸の自分の邸宅が写っておりプライバシーを侵害されたとして、公開差止と賠償金を求めて裁判を起こした。バーブラはこの裁判では敗訴しただけでなく、かえってその豪邸の写真を見てみたいとしてそのサイトにアクセスが殺到するなどする結果に終わった。

以上のように発信者にとって都合の悪い情報を隠蔽・除去する行為は、「これを拡散されると私は困りますよ」という答え合わせに繋がり、かえって注目を浴びる恐れがある。また、仮に運良くその情報を削除出来たとしても、キャッシュや魚拓まで完全に葬り去ることは難しく、下手に注目を集めた結果、利害関係者や面白がった第三者が掘り起こして拡散を試みるなど、最悪の場合「消すと増える」と呼ばれる状態に陥る。

この現象は恒心教のみならずインターネット全体で広く取り沙汰されている[1][2]

恒心教におけるストライサンド効果の事例

恒心教の性質上、特定や事実追求に抵抗を示した結果おもちゃと化したファミリーほぼ全てが該当すると言えるが、ここでは主要な人物や事象を列挙する。

2ch・批判要望板

批判要望板」も参照
体制がJimに移行した今でこそサイレントメール方式が採用されているが、当時は批判要望板に「情報開示を求めるスレ」を立てて運営に正本をチェックしてもらわなければならなかった。当然ながらこの一連の作業は第三者から丸見えであり、恒心教徒や立川土人によるパカ弁・依頼者いじりが常態化していた。

このいじりで最悪のケースとなったのが富田寛之弁護士による情報開示を求めるスレ:東京地方裁判所平成25年(ヨ)第3903号(魚拓)である。

当時のスレッド(折りたたみ)

10 :[ここ壊れてます](1):[ここ壊れてます]
[ここ壊れてます]

14 :心得をよく読みましょう: 
2013/12/19(木) 19:17:39.94 ID:TPKoLY9G
>>10
お前バカか?
対象者の方が、弁護士さんにお願いして、やっとの思いで
裁判所の仮処分をもらって削除の依頼をしているんだぞ。
その対象の投稿をそのままコピペしてここに掲載するとい 
うことが、
いかなる行為か分かっているのかな?

お前のその投稿も必ずIP開示されるぞ。覚悟しておいた 
ほうがいいぞ。

15 :心得をよく読みましょう: 
2013/12/19(木) 19:51:33.34 ID:ObIJJvk7
>>14
お前の方がバカやろ
こうやって公の場で開示請求することが逆に注目を集める 
ことくらい事前に分かった上でやってるんだから
むしろ書き込み内容を拡散されることを望んでると考える 
のが自然

18 :[ここ壊れてます](1):[ここ壊れて 
ます]
[ここ壊れてます]

19 :心得をよく読みましょう: 
2013/12/19(木) 20:08:08.21 ID:FBD9ms9K
コピペしたらあかんってあれほど・・

20 :[ここ壊れてます](1):[ここ壊れて 
ます]
[ここ壊れてます]

削除こそなされたものの、当該レスを>>10が丸々転載して晒すという暴挙に出る。これがまかり通るようでは削除申請スレッドなど単なる中傷発見装置であり何の意味も無い。これを見た第三者がコピペを繰り返し、さらに拡散が進むという最悪の事態になってしまった。

わざわざ目に見える形で依頼をしなければならないという方式には批判の声も上がっている[3]

インターネットの中傷はこのように複雑な側面があるということを理解せず、安易に「ヒボウチューショ問題は解決可能ですを」と謳い金をせしめる悪徳弁護士側にも責任の一端があると言える。

藤原太一

16年に個人情報を特定されたが全く引き下がる姿勢を見せず、ジムソン走れ臭い者」に激憤。「プロフィール写真に卒アルを用いたら開示[4]」「顔が似ているMMDを使用しているので開示」「モーションが名誉を毀損するので開示[5]」「ニコニ広告したら開示[6]」、さらにエビケーのログに開示請求と、全盛期尊師を思わせる怒涛の訴訟っぷりを見せたが、某熱湯とは違い強硬に法的手段を執るわけでもなく、単なる脅しだったため沈静化に失敗。エビケーではスレッドが★30近くまで伸びる[7]など全く学習していなかった様子がうかがえる。

田中一哉鈴木文刀

2012年に女湯の脱衣所に侵入したとして建造物侵入容疑で逮捕された鈴木文刀が、面接の際に逮捕歴が判明して不採用になったなどの不利益を被ったとしてTwitter上の逮捕歴を削除させるためTwitter者を相手取り起こした裁判で、田中一哉が代理人を務めた。一審田中が勝訴したが、二審は田中が敗訴、2022年6月24日、最高裁判所は高裁判決を棄却しツイートの削除を命じる決定を下し田中の逆転勝訴となった[8]。しかし、忘れられる権利を争った内容でありながら、世間から注目を集める事件となっただけにかえってTwitterの元投稿を探す動きが過熱[9]、結局発見されTwitter上で拡散、5ch何かのwikiに掲載される事態となった。また、重要判例のため判例雑誌[10]に掲載されるなど、逆に人々の記憶に残る内容となった。

註釈

関連項目

外部リンク