第14回MMD杯

2015年3月6日 (金) 00:35時点における*>ムノウーによる版 (グラフ画像追加→‎そして勝利、尊師MMD動画上位独占)

第14回MMD杯(だいじゅうよんかいえむえむでぃーはい)とは、フリーソフト「MikuMikuDance」(およびその派生ソフト)を 使用し、複数のテーマ内から参加者が好きなものを1つ選び、それに基づいて作った1つの動画を予選(予告版)と 本選(完成版)の2回のラウンドで所定期間内に一斉に公開し合い、マイリスト登録数により算出する獲得ポイントを競い合う大会の第14回目。

概要

08年から半年に一回開催されるおそらくMMD関係では最大規模の大会。元々教徒は疎かなんJ民とも殆ど縁がないニコニコ動画での大会であったが、
1月19日、Altail氏によるMMD杯の予選動画【第14回MMD杯予選】声なき声に力を。が投稿されたことから騒動が始まった。

その後27日に尊師のMMDモデルアサケーに投下され、他の教徒らも本選から今大会に参戦することになった。[1]
Altail氏も無事本選動画、【第14回MMD杯本選】声なき声に力を。が投稿され、ダブルぬるぽ(通称:工作ニキ・0.3%ニキ)等の協力もあってか、
上記の動画に加え尊師MMDを使用した他の動画が優勝等の条件であるマイリスト登録数1~4位を独占することになった。(ただ最終的にはMMD杯運営陣・審査員等の判断により正式に決定するのでこれだけで決まった訳ではない。現在結果発表待ち)

下記以後では今大会の流れを尊師関係を中心に説明してゆく(かなり長いので注意)。

今大会の流れ

尊師参戦前の問題

この大会はニコニコ上でのMMD文化黎明から続いており、審査員に著名人や有名企業などが参加する規模が大きい大会であったが、ポイントがマイリスト登録によるものである為、工作が起きやすいことが以前から問題になっていた。

特に第12回以後はソーシャルゲーム、艦隊これくしょん(以後:艦これ)のキャラMMDの動画が上位を独占し、さらに13回では審査員に艦これの開発元、角川の関係者が加わったりしたため、
「特定の動画に工作がされている」「MMD杯は企業包みの艦これステマ・出来レース」と批判の声も少なくなった。
以上のように工作疑惑が問題となっても運営陣はとくにルールを改善せず、第14回MMD杯は始まったのであった。


???「そこで当職の登場!ってわけだwwww」


尊師参戦~本選開始まで

問題を抱えながらも大会は始まり、1月16日から次々予選動画が上げられる中、テーマの中に「」が含まれてた為か19日にAltail氏が尊師モデルで予選動画を投稿した。

動画そのものはただ尊師が数歩歩いてこちらを向くだけと言うものであったが、教徒らは衝撃を受け、様々なコメントやタグを残していった。
教徒らはモデル配布を要望。27日にモデルがアサケーに投稿され、様々な動画が作られていった。(詳しくはここを参照)

0.3%ニキの介入・工作による優勝狙い

作品が次々と上げられる中、突然当動画がランキング1位になるという事態が発生した。
これは元々アルパカ動画を工作で1000万再生にしたりした有名な工作員「ダブルぬるぽ」によるものであった。(以後なんJでの通称0.3%ニキ[2]で統一)

0.3%ニキは尊師MMDを優勝させることを宣言し、その練習として尊師でME!ME!ME!を9万マイリス入れて工作を行うなどした。

教徒らの反応

元々飴戦争等でランキング工作をしていた教徒らには特に抵抗感がなく、その上「元々工作ありきの大会なのでセーフ」と思う人も多く、
更には強力な味方が付いて優勝が視野に入ったことにより盛り上がった。

ただ「これは布教の為」と優勝には興味ない教徒も少なくなく、「最終的には尊師本人よる権利者削除をしてもらう」と願う教徒もいた。この為「MMD杯参戦は布教の為であり優勝は二の次」と考えた方がいい。

他住民の反応・運営陣の対応

今年1月頭に尊師・チンフェ動画が工作ランキング1位になる事件[3]や0.3%ニキの介入もあってか、Altail氏の動画が投稿された時点で他住民は問題視。「公序良俗に反する」として除外を狙ったが、そもそも動画自体はただ尊師が歩いているだけであり、教徒らには「これは一般男性なのでセーフ」と言われ、工作に関しては上記のように既に慣例化していたのでブーメランとなり断念。実際、運営も特に対応することもなかった。[4]

しかし上記のようにこの大会自体に不満を持つ人もおり、「どうせならぶっ壊してくれ」と言うわけで少なからず支持する人もいた。

Altail氏の失踪

勿論教徒らはAltail氏の本選用の動画を期待していたが、アサケーでの特定絡みや前大会の動画で使用したサムスのMMDがパクり指摘がされたりと妨害もあり、コメントを徐々に減らしていき、ついにはツイッターを消しニコレポも非公開にする等音信不通になってしまった。その為教徒らは「もしかするとこのまま本選に参加しないのでは?」と不安視した。


そして予選動画は工作でぶっちぎりで1位を獲得[5]、上記のように運営陣は特に尊師に関しては触れないまま本選開始の時期となった。


本選開始

2月13日21時、本選投稿の時間となると同時に後に上位で争う事になる東方動画アイマス動画と共に早速別の教徒が本選用の動画を投稿する。

そして投稿が不安視されたAltail氏が少し遅れて本選動画を無事投稿、教徒らは一安心すると共に予想以上のクオリティに身が震えた

その後他教徒らにより次々尊師MMD動画が投稿され最終的には以下の動画が参戦することになった。

本選 参加動画

【theme:パソコン】一般男性「わかば」 店員「250円お願いします」※以後「わかば」
【theme:声】声なき声に力を。※以後「カラトラマン」一般男性、うん項をする※以後「脱糞」一般男性地下鉄にて.mp4とある一般男性の夜間行動記録一般男性 vs 霊夢 vs ミク vs 春香 vs 金剛
【theme:果実】果物アイスをいっぱい食べました。生きるため 仕方なかった※以後「無人島」
【theme:未来】タタカイ ノ オワリ愛無き世界
【theme:華やか】一般男性脱糞シリーズ
【theme:今年こそ】今年こそ、と名誉挽回に燃える一般男性じぇい尊悪魔
【theme:H女子】東方、艦これ、アイマスでME!ME!ME!

そして投稿期限最終日(16日)にこちらも後に上位争いする事になる艦これ動画AC動画も投稿され、優勝は実質それぞれのジャンル(東方・アイマス・艦これ・AC)が異なる4つの動画(以後そう表記する)が争う事になった。

投票開始

この大会では投稿と同時に投票も開始されるので教徒は早速投票。順調に伸び、カラトラマンは15日時点で1万弱まで行き、上位に食い込んだ。
一方、0.3%ニキは「最終日まで待つ」と発言。しかし14日に投稿された無人島には介入、脱糞も別の工作員によって工作され、マイリスが2万超えしトップに立った。

停滞、尊師動画転落

開始数日間こそ上位に立った尊師動画であったが、それぞれの上記の4つの動画がこれを超えるペースで追い上げて行き20~21日ごろには5万以上も伸ばしていった。

一方、尊師動画の伸びは悪く、ランキングはこの4つの動画が独占。尊師動画はその下に燻ることなり、カラトラマンに関しては他の動画にも負け10位近くまで転落することになった。
ただそれまでほぼ圏外だった悪魔が21~22日辺りから急激に伸びだし[6]、上位に食い込んだがそれでも1万程度足りなかった。

これはそれぞれの住民層と恒心教徒の住民の数が圧倒的に違う事もあるが、明らかに工作を行っているペースで伸ばして行ったことも関係しており、改めて工作だらけの大会だという事があらわになってしまった。
このため一部の教徒が激怒して該当動画に凸して荒らすといった事もあった。

その為「優勝する為には0.3%ニキが工作やるしかない」となったが、しかし0.3%ニキ本人にも疑惑がありさほど信用はされなかった。

0.3%ニキの計画

実は4つの動画の工作マイリストの一部は0.3%ニキの仕業であり、態々敵の動画にマイリス登録した理由は、投票終了直前に一気にマイリスを抜き下位に転落させる「逆工作」を行うためだった。[7]
しかしただ優勝させたいのであったら尊師動画だけに工作をすればいい話であり、[8]やる意味が薄く、なによりニコニコ運営陣が気づいて垢凍結させてマイリス変動できなくさせなければ逆効果になってしまい、「単に敵に塩を送っているだけ」と言う声も少なくなかった。


逆転、そして逆工作実施

このように0.3%ニキが働かない限り優勝はまず無理なので敗戦ムードが漂っていたが、25日辺りから複数の尊師動画がまた急激に伸び始め追い上げて行った。
特に上記のように元々爆伸びしていた悪魔は次々他の動画を追い抜いて行き、ついに現状1位だった東方まで迫り2位まで浮上した。 またかなり下に転落してたカラトラマンも急激に伸びだし上位まで食い込んだ。

そして、「垢が凍結される前に」と言うわけで0.3%ニキは少し早めに28日の昼に4つの動画に対し逆工作を実施。逆工作直後に艦これの動画が5分に8000も増えるという不自然な伸びもあったが、これで止めを刺し、1~4位まで尊師MMD動画が独占することになった。

余談だが同時に他の尊師動画も工作され、結果的にわかばが10位に入ることになった模様。

そして勝利、尊師MMD動画上位独占

その後締切二日前に悪魔、脱糞に少しの逆工作がされたが[9]このまま逃げ切り、この逆工作によりカラトラマンが逆転、無事優勝の条件であるマイリスト1位に輝いた。

最終的にランキングはこうなった[10]

 
上位のマイリスト数変動グラフ
1位:声なき声に力を
   【マイリス数】50,652(+予選ボーナス(100))
2位:一般男性脱糞シリーズ
   【マイリス数】50,562
3位:悪魔
   【マイリス数】50,501
4位:生きるため 仕方なかった
   【マイリス数】48,522
5位:海色【MMD艦これ】
   【マイリス数】44,761 (+予選ボーナス)
6位:東方で かわいく!きょうもハレバレ 【MMD-LIVE】
   【マイリス数】44,179 (+予選ボーナス)
7位:M@STERPIECE LIVE!! 765PRO ALLSTARS+【合作】
   【マイリス数】44,074
8位:ARMORED CORE request of F【ACMMD】
   【マイリス数】43,713(+予選ボーナス)
9位:ほっぽや
   【マイリス数】17,478(+予選ボーナス)
10位:一般男性「わかば」 店員「250円お願いします」
   【マイリス数】16,187

しかしカラトラマン以外公序良俗に反する可能性あり、そもそも最終的には運営による判断なので実際に表彰されるか不明であり、以下のようなコピペになるかは7日の閉会式の結果発表までまたないと分からない。

186: 風吹けば名無し  2015/03/02(月) 21:09:02.80 ID:KDBVtOpop [2/6]
第4回 優勝ボカロ 準優勝ボカロ 敢闘賞ボカロ
第5回 優勝AA 準優勝ボカロ 敢闘賞オールスター
第6回 優勝ボカロ 準優勝東方 敢闘賞フリーザ
第7回 優勝東方 準優勝ボカロ 敢闘賞ボカロ
第8回 優勝オールスター 準優勝ボカロ 敢闘賞ボカロ
第9回 優勝スパロボ 準優勝東方 敢闘賞ボカロ
第10回 優勝アイマス 準優勝東方 敢闘賞AA
第11回 優勝アイマス 準優勝東方 敢闘賞ヤンデレ
第12回 優勝艦これ 準優勝艦これ敢闘賞 艦これ
第13回 優勝艦これ 準優勝艦これ敢闘賞 艦これ
第14回 優勝一般男性 準優勝一般男性 敢闘賞一般男性[11]

本選 優勝動画

Altail氏による声なき声に力を。が優勝を獲得した[10]

本選 参加動画

基本的にはタグ「尊師MMD」に登録されている。 【theme:パソコン】

【theme:声】

【theme:果実】

【theme:未来】

【theme:華やか】

【theme:今年こそ】

【theme:H女子】


註釈

  1. この大会の予選は言わば「宣伝」に近いものであって、投稿することにより多少のボーナスがもらえる程度であり最初から予選用動画を上げなくても参加できる。
  2. 本人が「ニコニコ全アカウントの0.3%持っている」と自称したことから
  3. 恒心年表の01/02を参照
  4. ただ本選開幕前夜祭の生放送では「触れてはいけないなんJのネタ」とコメントした。
  5. http://angel-cup.ch2.cc/mmdcup14pre/?th=0&o=3
  6. 0.3%ニキは一切悪魔には関与していないそうなので別の工作員が行ったと思われる
  7. 「逆工作は今は意味ない」と言う声もあるがそれはニコニコの公式ランキング上での話であり、今大会では関係ない。
  8. ただ「一旦水増し登録やって工作する基準を分からなくさせる為」と言う効果もあるそうだ。
  9. ただカラトラマンを1位にしたい教徒も多く、逆工作前は悪魔が1位脱糞が2位だったため「カラトラマンを1位にするため」わざとやったという可能性もあり。
  10. 10.0 10.1 http://angel-cup.ch2.cc/mmdcup14/?th=0&o=5
  11. 【Vやねん!】尊師MMD優勝祝勝会場