山本弘

2015年7月8日 (水) 02:36時点における*>Karanjによる版
山本弘
山本弘
顔写真
基本資料
本名 山本弘
生年月日・年齢 67~68歳、1956年生まれ
騒動との関連 ニッセ路線への反撃、第14回MMD杯
職業 作家、書評家、言論人
出身高校 洛陽工業高校
最終学歴 高卒
趣味 幅広いオタク趣味

山本弘(やまもと ひろし 1956-)とは、日本の書評家、SF作家である。主に書評、ハードSF小説、ファンタジー小説、ゲームデザインを手がける。京都の洛陽工業高校を卒業(最終学歴)した後、1978年プロデビュー。平成8年度生まれの娘が1人いる。筋金入りのオタクとして知られる。「山本弘」はあくまでペンネームであり、本名はこれの漢字違いである。

1992年にトンデモな内容の本を持ち寄ってネタにして楽しみ、ついでにその書評を出版することを目的とした「と学会」が設立、山本が初代会長となる。(2014年脱退、後述)

当初はオカルトや疑似科学などのサブカル的題材をメインに取り上げて書評を書いていたものの、徐々に書籍全般を満遍なく対象にするようになる。 やがて「リアル鬼ごっこ(山田悠介)」、「戦争論(小林よしのり)」、「空想科学読本(柳田理科雄)」、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか(武田邦彦)」などの所謂ベストセラーも容赦無く資料と常識をもってぶった斬るようになり、徐々に単なる作家からそれなりの発言力を持った言論人へと変容していくこととなる。

理系らしく正確な議論を好む性格が転じたのか、間違った方向の言論はとにかく大嫌いな一種の正義漢である。ある意味他人に対しての事実追求路線の体現者だとも言える。


ハセカラとの関わり

山本はその性格から情弱を混乱に陥れるデマや民族差別の類いを心底嫌っており、ハセカラ発生以前から淫夢民のネタ路線(海保谷岡氏殉職、李田所在特会襲撃など)もたびたびブログ上で槍玉に上げ戒めていた。[1][2]

2015年6月末、2名が死亡した新幹線炎上事故でtwitter上の臭芋がネトウヨ発狂路線とハセカラを組み合わせたニッセ路線を行うが、朝鮮・中国人のみならず巻き込まれた被害者女性すら侮辱する内容であった為、法廷画風イラストに寛容な態度を見せていたtwitter民もこれにはドン引きし、山本は激怒。ハセカラデマを一掃するため連投ツイートを行い、togetterに自らまとめて投稿した。[3] 明らかに臭芋のやり過ぎであることから恒心教徒すらも「残当」との声を出した。

なお山本は(泥沼となることを予期してか)ハセカラの存在自体については否定も肯定もしておらず、あくまでニッセ路線の中でも民族差別や重大事件に絡ませたもののみを糾弾している。ゆえに包皮民の分類に入れるのは難しいかもしれないが、馬鹿な臭芋にとってみればそこそこ有能な敵であることは間違いない。

身内に甘芋

上だけ読めば議論を好み悪を憎む正義の徒である。 しかし一方では破滅的に身内(自分含め)に対して甘い人間であることで知られる。 盗作や剽窃に関して厳しい態度で臨んでいる割に、大親友の評論家、唐沢俊一が大規模な盗用・剽窃問題を起こして[4]も何の批判も処分も意見もせず[5]、差別問題にうるさい割に、懇ろにしていたレイシスト志水一夫が会話中に差別発言を持ち出しても見て見ぬ振りをする[6]など、ダブルスタンダードっぷりが見ていて清々しい男だ。 この性質のせいで前述のと学会は内部分裂&崩壊を起こし、重要な設立メンバーであった映画評論家の町田智浩にも呆れられ糾弾され[7]るなどとにかくリーダーとしての無能っぷりを発揮、2014年ついに混乱に何の収拾も説明もつける事無くほうほうの体でと学会会長を辞任、同会を退会した。

加えて言えばオタク趣味が高じてniconico文化や同人ゴロ文化を愛する余り著作権に関する認識が作家にあるまじきほど低い人間でもある。[8]

MMD杯

山本がニコ動文化を愛していることは前述の通りだが、MMDもかなり愛好しており、ブログにもMMD杯の感想記事を2010年の第4回から1度も欠かさず長文でせっせと書いているほどである。

が、山本氏はなぜか第14回MMD杯の感想のみ書くことはなかった。理由は定かではない。 裏に壮絶な悲劇があったことは想像に難くなく、落涙を禁じ得ない。

なおMMD杯にも身内原理を作用させているのか、山本はMMD杯が抱える数々の問題については無視を貫いている。

それでは最後に、第13回MMD杯終了後の山本氏の感想記事[9]を引用して筆を置くとしよう。


今回のMMD杯、予想通り、『艦これ』が多かった。数えたわけじゃないけど、半分ぐらい『艦これ』だったような印象が。
ただ、視聴してると、コメントでちょくちょく『艦これ』をdisってる奴がいて、嫌な気分になった。東方やボカロやアイマスが減ったのがお気に召さないのだろうか?
でも、これまでのMMD杯を見ても、その時の流行り廃りというのはあるんだから、しかたないだろうに。来年になったら、また別の何かが流行ってるよ、絶対。
ジャンルがどうこうじゃなく、個々の作品としての完成度がどうか、面白いかどうかを見なくちゃいけないのではないかな?
今回、安全牌が多くて、第5回の「MMD応援団」や第8回の「ドミノ2012」みたいな意表を突いた突拍子もない作品がやや少なかったような印象がある。次回にも期待しよう。


全くもって、山本弘氏の先見性には頭が下がる思いである。

関連項目

外部リンク

注釈