例のアレ

2019年9月5日 (木) 11:30時点における>グロマンコスプレイヤーによる版 (→‎{{nicodic|syamu_game}}({{nicodic|大物Youtuberシリーズ}}))

例のアレ(れいのあれ)とは、ニコニコ動画のカテゴリの1つである。

概要

動画投稿サイトニコニコ動画では動画のジャンル分けのためにいくつかのカテゴリが定められている。そのうち恒心関連の動画(尊師MMD、尊師MADなど)の多くが属している[1]のが「例のアレ」カテゴリである。

元々は2010年に当時流行していた「レスリングシリーズ」や「必須アモト酸」などを隔離するために作られたカテゴリであり、現在は「真夏の夜の淫夢」をはじめとする多くのジャンルをまとめるカテゴリとなっている。全体的には、一言で言えばアングラ系。ホモ・カルト宗教といった、世間一般では好まれにくい・精神的ダメージを負いかねないものが多い。

基本的に金にならないコンテンツであったことから、2010年代前後より一層酷くなったステマ、対立煽り、自分語りなどから距離を置きたいもの達が集結し、多くの有能が集まった。ホモビや宗教の勧誘ビデオの内容を理解する、語録を覚えるなど、ある程度の知識が要求されるので、にわかの「お客さん」も排除することができた。

最盛期の2013年〜2017年には「適当に動画を作っていればほぼ確実に1000再生を越えられる[2]」という驚異的な集客力を誇り、総合ランキングでも常に独占する程の超巨大カテゴリとなっていた。

一方、そうして規模が膨れ上がっていったことにより、臭芋やホモガキといった無能なものたちも必然的に増加することとなり、さらにネタ切れとニコニコ動画自体の衰退も起きていることから、2019年現在ではかつてほどの繁栄は無いと言われる。しかし、それ以上に他ジャンルの衰退が進んでいる上、総合ランキングでは今でも何本か動画がランクインすることがあり、未だに巨大カテゴリであることは変わりない。

芸術路線民により2012年からパカソン動画などが投稿されたことにより、恒心教も知る人ぞ知るコンテンツとして認知されるようになり、2015年に尊師MMD路線が始まると一気に知名度が上昇した。一方、例のアレの中でも特に過激であるため、原住民の間では賛否がかなり分かれた。

前述の通り恒心関連の動画の多くがこのカテゴリに属している事から、ニコニコ動画から恒心教に入ってきた教徒やニコニコ動画で布教活動を行う教徒には例のアレに属する恒心以外のジャンルを好む者も多く、それらを起源とするスラングを使う教徒も多い。芸術路線には他ジャンルのキャラクターとコラボした作品も存在する。恒心教芸術路線の動画もこのカテゴリを選択して投稿されることが多い。

恒心以外の主な勢力カテゴリ

真夏の夜の淫夢

国産ホモビデオなどを素材としたコンテンツ。通称「淫夢」。現プロ野球選手・多田野数人にまつわるコンテンツとしては2002年頃からあったが、同時期に同じくホモコンテンツとして発掘された「くそみそテクニック」の影に隠れ、あまり話題になってなかった。しかし2009年頃に野獣先輩への注目(発掘自体はその前からされていた)と動画技術の発達によって急成長した超巨大勢力である。
淫夢と恒心は無差別開示において淫夢用語やTDN表記が用いられ尊師に開示される[3]など、関わりも古い。どちらもなんJで人気があり、誹謗中傷・資料発掘・聖地巡礼を好む掛け持ちは多いものと思われる。
勢力は恒心の何倍にも大きいのだが、ネタ元のホモビデオ動画が枯渇し始めた2014年頃から、マンネリ化やタイトルや動画の構成自体が淫夢本編と関係を持たない「ホモと学ぶシリーズ」「淫夢実況シリーズ」、たれぞうsyamu_gameなどのYoutuberネタなど内容その物が淫夢と関係ない語録での馴れ合いを目的とした動画の氾濫[4]によって、かつてのアングラな雰囲気や勢いが急速に失われてしまった。そのため、こうした変質に嫌気がさしたアングラの刺激を求める淫夢民が、片平騒動MMD杯の一件で知名度が上がった恒心教に流入するという動きが、芸術路線が盛んだった2015年に見られた。MMD路線創始者Altailも元は淫夢動画投稿者だった。
一方、馴れ合い・アニメネタ・萌えネタが許容されている文化である淫夢からの移住民と既存の教徒との文化摩擦や、恒心を叩き棒とするホモガキの流入と臭芋化といったもの起きている。また淫夢は出演男優の個人情報が知られていないためサジェスト汚染などを除き殺害予告や嫌がらせなど関係者に実害を与える行為はほとんど行われないコンテンツであり、発祥がなんJで殺害予告や嫌がらせが頻繁に行われる恒心教の文化的な違いを受け入れない淫夢側の住民が一定数存在する。どちらにしても同族嫌悪が激しい一面もある。

クッキー☆

とある東方ボイスドラマの女性声優の演技がホモビデオ男優の演技並に棒読みだった事が発端となり[5]、それを素材として誕生した淫夢系コンテンツ。この女性声優の炎上を恒心教に持ち込んで拡大させようとする悪い者たちが度々流れてきており(炎上依頼)、クッキーVSクッキーアンチの争いが恒心教に持ち込まれることがある。
MMDの浸透度は例のアレ界隈では恒心教と並んで高く、コラボ動画は非常に多い。元ネタが東方Projectであるため、登場人物は既存の東方MMDキャラモデルを流用し「○○式△△モデル=××姉貴」といった呼ばれ方をされているが、それが元でMMDモデルへの風評被害を及ぼすという問題も起こっていた。最近はクッキー☆のオリジナルMMDモデルも増えつつある。
けんまP事務所騒動で炎上した後、クッキー界隈に逃げ込み「しりり」として有名投稿者となったが、それゆえに再び炎上することとなった。

syamu_game大物Youtuberシリーズ

ホモと見るシリーズとして転載されたYouTuberのsyamuの発言や顔が面白いと話題となり、それを素材として誕生した淫夢系コンテンツ。MMDモデルがあるので尊師MMDとの共演が多少ある。また、「30代のYouTuberという名目の親のすねをかじる実質無職」というという典型的なダメ人間プロフィールはしばしばハセカラファミリーのの比較対象に挙げられる。2019年に唐澤貴洋Youtubeデビューした事もあり、「金とコネと家柄と弁護士バッジのない尊師」という例えをされた事も。
このコンテンツに関わる者らはsyamu語録「俺でオナニーはしたらダメだで」から「俺オナ民」と呼ばれる。
本人は嫌がらせなどを理由に2014年にyoutube活動を引退したのだが、何度か復活の噂が立っており、2018年11月24日に正式にTwitterで復活、12月18日にYoutubeに新チャンネル「syamu」を開設し動画を投稿、完全復活を果たした[6]。 しかし2019年に入り、突如「東京へ行きuuum(YouTuberの所属事務所)に入る」と宣言、短期間の間に複数の人間の口車に乗って連れまわされた後消息不明となる。その際に母親を殴って家を飛び出す、AV女優のあず希に同棲を迫る等の問題行動が多数発覚し大炎上となった。
俺オナ民の中からは新たに特定されたsyamuや代理人の実家に大量の商品を代引で送り付けるなどのイタズラはもちろんのこと、syamuの実家に不法侵入してiPadを盗んで逮捕される者さえ現れるようになった。これらの出来事を受け遂に2019年8月20日に本人がTwitter上で引退発表し、ネットの世界から再び消息を絶った。
以上のように恒心教とは殆ど関係の無いコンテンツだったが、2019年8月31日に投稿された弁護士唐澤貴洋のCALL IN SHOWの動画内で上記のsyamuの代理人と思わしき人物が登場。この人物が本人か成りすましかは賛否両論だが遂にsyamuと恒心教の直接的な接点が生まれてしまった。

糖質淫夢aiueo700岩MAD

統合失調症患者と思われる人物が投稿した動画を素材としたコンテンツ。
2015年ごろに成立し、安達真寺井恵、以前からニコニコ動画で著名だった妄想戦士さゆりなどが対象だったが、2016年に恒心教が発掘しラジコンとして扱おうとしたもののその手懐けにくさから持て余していたaiueo700(岩間好一)がniconicoに持ち込まれたところ岩倉使節団による過激けんまなどが重なって一気に広まった。恒心教のラジコン路線けんまの方法論と淫夢民が融合した共同事業である。「俺はお前が俺を見たのを見たぞ」等の統失患者特有の語録も人気がある。
その後も性の喜びおじさんという逸材も発掘され活況の様相を呈したが、病気の一般人を晒すという行為には恒心教徒以上に反対の声が根強く、さらにその後性の喜びおじさんの突然の死というショッキングな結末が報告された事で一気に下火となった。

エア本必須アモト酸

創価学会の勧誘ビデオなどを素材としたコンテンツ。他のコンテンツと比べて非常に高度な技術力を有していたが、2012年末、運営・創価学会連合のIP開示による弾圧(S作戦・エアコースト)で衰退した。淫夢や恒心教にも多くの残党が移住し技術発展に貢献した。昔からカテゴリーには過疎カテゴリーの乗っ取りをすることが多いため、淫クでの釣り以外で例のアレを使うことは少ない。ひさもと動画ファッションを追い出されたエア本民の多くは現在「日記」を使う傾向にある。

近年、淫夢を装って実際はエア本の本編が出てくる動画も増えてきた。削除対策のため淫夢系タグなど入れている。もし見つけたらラッキーかもしれない。

レスリングシリーズ

海外産ホモビデオを素材としたコンテンツ。 2011年頃までは例のアレカテで技術、人口、ネタの多さ共に最大規模を誇る超巨大勢力であったが、2012年以降、本編ラッシュで勢いを付けた淫夢にその勢力を奪われてしまう(エア本とは逆に運営公認となってしまったことからアングラ感を求めたものたちが淫夢などに移住してしまったとも言われる)。その後も細々と動画が作られていたが、2018年にシリーズの顔であったビリー・ヘリントンが事故死したことにより、事実上の終焉となった。MMDモデルがあるので尊師MMDとの共演が多少ある。

オウム真理教

恒心教の祖先オウム真理教のアニメやオウムソング、MAD等も何とはいわんが不穏であるため例のアレに含まれることが多い。オウムネタ動画は太古の昔であるflash全盛期から存在しており[7]、非常に歴史が古いジャンルといえる。尊師MMD路線の延長で麻原彰晃のMMDモデルが作成されており、唐澤貴洋と度々夢の共演を果たしている。

出典・註釈

  1. ただしパカソンは「VOCALOID」カテゴリに属する物が多い。これはパカソンアルバム発端者デグニキが、こなたPや脳漿炸裂ガール絡みのなんJネタにあやかったものがきっかけ
  2. 他カテゴリの場合、クオリティがそれなりに良くても中々越えられない事があり(特にゲーム、Vocaloid等)、一種の壁になっている。
  3. kaijiman! 1度目の開示
  4. 一般層など元ネタや意味を知らず淫夢語録を使うようになる、「ごちうさ」「ガルパン」など淫夢と関係ないアニメなどでの馴れ合い化など
  5. ダブルぬるぽが私怨で淫夢民を焚きつけたとされることもある
  6. しかし現在のsyamuチャンネルでは代理人と呼ばれる者が動画編集・SNS更新などを取り仕切っており、今までのsyamu特有の『つまらなさ』を求めていたファン達の期待を裏切ることとなった。
  7. 尊師麻原のオールナイトニッポンなど

関連項目

外部リンク


MMD杯
MMD杯 第14回MMD杯 - 第15回MMD杯 - 第16回MMD杯 - 第17回MMD杯 - 第18回MMD杯 - 第19回MMD杯 - 第20回以降のMMD杯
運営 ゴロゴロウ - 鈴木小夜子(ワルプルギスの小夜) - ビームマンP - Jupiter - 三河屋工房
参加者・関係者 Altail - ルナルナ - すっしーP - ネスカフェ - 森園祐一(涼子P)- 大犯罪者デグニキ - おまんこが壊れるわ - けんまP - くど芋 - ネス力フェ(チカラフェ)
外野・関連項目 尊師MMDカテゴリ:MikuMikuDance - BowlRoll) - niconico例のアレ - 東方Project - ニコニコ大百科) - 山本弘 - ダブルぬるぽ - 小関直哉/オメガ - 原住民一覧
参加尊師MMD作品 一般男性脱糞シリーズ - 声なき声に力を。 - 悪魔 - ME!ME!ME! - 生まれる - ブリィィィブツチチ - 殺人鬼弁護士 - やさしいせかい - 暴れん坊会計士