恒心文庫:題名のないDVD

2022年11月20日 (日) 00:09時点における>佐々木パグによる版

本文

唐澤貴洋の元に一本のDVDが送り付けられた。題名は書いていない、訝しみつつそれを再生すると、そこに映し出された映像には
かつての同僚、山岡裕明が映っていた。
スーツ姿の山岡が八雲法律事務所の面々の手によって素肌に剥かれていく、ビンビンにそそり立った乳首が露わになり、やがて生まれた時と同じ姿を貴洋の前に曝け出していた。
八雲の面々も服を脱ぎ始める、八雲の所員は
遂に全裸の裕明を強姦し始めた
ケツにも口にも複数の竿がねじ込まれ恍惚とする裕明、竿を勃てて今か今かと自分の番を待つ所員たち。
「イェーイ!唐澤さんみてる?裕明君は今我々の元でこんなに乱れてまーす!」
千葉が楽しそうに画面の前の貴洋に語りかける。星野が体位を変え裕明の顔が見えるようにカメラの前でバックで犯す、その表情は愉悦に満ちている。もはや失神状態に近い裕明を今度は菊地が犯し始めた、結合部がカメラに写るように裕明を背後から抱え込み持ち上げ挿入する。そのまま畔柳が裕明のアナに前から挿入し一つの穴に2つの竿が捩じ込まれる形となった。
やがて畔柳が果て、ピストンを続けるのが菊地だけになる、菊地の逞しいピストンにより裕明は絶頂に達し、菊地が竿を抜いた直後大量の潮を放ちその場に崩れ落ちた。
「か、唐さん、今僕たちは、ここで毎日こんな感じで楽しくやってましゅ…」

このビデオを見せられた貴洋はわなわなと震え出す。そして、床に吐瀉物を撒き散らした。
「なんて映像を送ってくるナリか!こんな気持ちの悪い物を当職にみせやがって!やはりあいつは追い出して正解だったナリ!」
DVDをたたき割り、吐瀉物を片付けていると不意にインターホンが鳴った、送られてきたのは何やら四角い板だ、とりあえず受け取り開封すると中には先ほどの八雲での乱痴気騒ぎを描いた絵が入っていた。
教徒の悪戯など非ではない位に貴洋は嫌な思いをしたのであった。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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