恒心文庫:汚い噴水

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本文

「明日の午後9時 あの公園で待っているナリ」貴洋はそう女に告げた。あああのデブにも彼女ができたのかと感心する。
少し話は逸れるが貴洋にはどこで出会ったかは知らんが彼女がいる。あの男にも意外な一面があったとは、同僚である俺にでさえわからなかった。(まあ俺にも彼女はとっくにいるがな)
~翌日~
俺はきっとプロポーズするであろう貴洋にサプライズするため公園にて待ち伏せしていた。12月の、イルミネーションがよく似合う寒い日であった。しかしこの公園のシンボル、噴水は稼働していない。おそらく故障のせいだろう。
そして9時を過ぎたころ、女と貴洋がやってきた。
「今日は噴水がついてないナリね」貴洋がそう言い出した。その後俺は、人生最悪の光景を目にしてしまう。
「じゃあ僕が噴水を作ってあげるナリ」と貴洋が下半身裸になってスマホを手に持ちア○ルを照らし始めた。
そして彼女が後退りする間も無く貴洋は「ブリブリブリブリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!」と豪快な音を立て脱糞した。
ライトアップされた茶色の糞は天高く空に舞い上がりまるで「汚い噴水」のようだった。うんこまみれとなった彼女は逃げ、貴洋はすぐに警察に連行されてしまった。
あれから数年、噴水を見るたびにあの光景を思い出し、便意をもようしてしまう。

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