恒心文庫:森園中華飯店

2019年12月31日 (火) 21:14時点における>植物製造器による版 (ページの作成:「__NOTOC__ == 本文 == <poem> 何気無くhttps://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B029'13.4%22N+139%C2%B024'50.7%22E/@35.48705,139.414075,19z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x…」)
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本文

何気無くhttps://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B029'13.4%22N+139%C2%B024'50.7%22E/@35.48705,139.414075,19z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x0:0x0?hlにある中華料理屋に足を踏み入れた時の事である。
いらっしゃい!
店内に入るやいなや、拡声器越しに放たれた甲高い声が私の耳をつんざいた!私は負けじと、オススメメニューの“臭マイ(シュウマイ)”を注文する!
ご注文、うけたまりやっしたー!
そう言うや小太りのデブがビッコビッコ早足で店奥に引っ込んだかと思うと、何かを抱えて戻ってくる!ヒカリである!ビッコのリズムに揺れる手足の根元に、ネカマのインポチンポがフニャフニャのまま突き刺さり、ビッコのメロディを奏でている!
そうして腰を振りながら私の前まで来たナマポガイジは、唐突にその局部を引き抜いた!ズロォ!
ヒカリの局部から引き抜かれたそれは、不思議な造形をしていた。ほぐれたフカヒレの様な股間の森の園から生える包茎が、竿の途中からまあるく膨らんで張り詰めているのだ。そして薄い血管が走る表面は、まるでその向こう側で小さな何かが蠢いている様に細かくヒクついて震えている。また、ヒカリのポッカリと開いた暗闇からは、小さな無数の複眼が渦巻いているようで。
それを確かめる間も無く、激臭ザマホンはヒカリを横へとよけた!そして油煮えたぎる鉄鍋の前へと行くと、壮絶な顔面で奇妙に膨らんだチンポを差し入れた!
うオオオオン…!
インポナマポが呻きながら、しかしブルブル震えた両手を頭上へと掲げ、しばらくして取り出したチンポに一気に振り下ろす!
何ということか、膨らんだ根元あたりで切断されるチンポ!コロンと皿の上で転がるそれは、薄く張った皮がパリパリと膨らみ、薄く開いた先端からは亀頭が軽く頭を覗かせている!
形はまるでシュウマイである。
沈黙の中、私はツバを飲み込むと箸を手に取った。次いでその先端を、シュウマイに差し入れ、そして驚愕した。
揚げられてパリパリになった包皮、その割れた裂け目からポロポロと何かがこぼれ落ちている。
軽い音を立てて皿に広がるそれは、ゴキブリであった。視界の隅で、小さいものが動いている。横によけられたヒカリ、その大きく開けられた両足の間から、何かカサカサと音がする。
皮に詰められ油で挙げられた無数の子ゴキブリは、皿の上で節足と触覚を一様に伸ばしている。
まるで、先ほどの店員のポーズの様に。
ふと見れば、店員が先ほどと同じように両手を頭上へと掲げている。そしてニヤニヤと私をみつめている。
私はため息を一つつくと、ただ、満面の笑みを浮かべた。

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