艦これワンドロ騒動
艦これワンドロ騒動(かんこれわんどろそうどう)とは、2015年3月17日前後に発生した、Twitter上での炎上騒動。恒心教徒も騒動に参加し、多くのTwitter教徒を生むきっかけとなった。
概要
Twitter上のハッシュタグ「#艦これ版深夜のお絵描き60分一本勝負」にて発生した騒動。「ワンドロ」とは「One hour drawing」の略であり、その名の通り、主宰アカウントが出したお題に関する絵を一時間以内に描き上げ、Twitter上にハッシュタグを付けて投稿し、鑑賞し合う遊びである。元々は東方Projectのファンの間で行われていたが、徐々に他のアニメやゲームのファンの間にも広まり、それぞれがそれぞれのワンドロを催していた。
2015年3月16日の艦これ版ワンドロにおいて、「魚類」と名乗るユーザーが「青葉(旧日本海軍の重巡洋艦)」のお題に対し単なる魚の絵を投稿。これに対し魚類を荒らし認定するユーザーが現れたことから自体は炎上が勃発。「荒らし」とリプライしたユーザーを晒し上げ「とんでもねぇ奴だ」と一蹴。「自分の好みに合わないとそれを悪者にして晒し上げるの良くないぜ」とブーメランを披露した上「どう見ても艦これの絵ではないし荒らし扱いでも仕方ないのでは」と指摘したユーザーに「(作風を)知らないのはそちらの問題」と返答。そして艦これワンドロを主宰するモレノ氏が魚類の絵について「青葉の特徴をとらえているのであり」とコメントしたことも火に油を注ぎ、艦これワンドロ内外で話題となり、擁護派、批判派に分かれ大炎上した。
小関直哉の起こした騒動で艦豚との戦争に躊躇しなくなっていた教徒にこの一件が伝わると、「魚の絵でも構わないならちょっとぽっちゃりした弁護士風の男の絵でもセーフなんだろう」という解釈が発生。ちょうど動画ニキの呼びかけによりTwitterアカウントを作っていた教徒が多かったことが幸い(災い)し、翌日のワンドロには尊師イラストが大量に投下される事態となった。これを受けワンドロはもはや艦これとは無関係の画像でもセーフという解釈が全体に広まり、グロ画像を投下する人間も出現しワンドロは機能停止状態に陥る。さらにこの間艦これワンドロ誕生にまつわる黒い歴史について暴かれる一幕もあり炎上は加速、結果初代ワンドロアカウントは3月17日をもって停止。ワンドロは有志が作った後継アカウントが引き継ぐこととなった。
「小関直哉#戦果」も参照。
この一件により恒心教の名はTwitterユーザーの間でも有名となり、この日を境にTwitterの、特に絵を得意とするユーザーが増えるようになった。この後もTwitter教徒はいくつかの炎上騒動に関わるようになったが(詳しくは「Twitter」を参照)、結果私怨のために恒心教を利用しようとするユーザーも多数出現。当騒動は賛否を招くきっかけの事件となってしまった。