GMOカラッキング事件
GMOカラッキング事件(じーえむおーからっきんぐじけん)とは、 GMOインターネット株式会社が運営するサービス「サイトM&A」がカラッキングされ、14,612件の個人情報が流出した事件である。ここではその情報がAmazon Kindleへ出版された事件についても扱う。
事件の経緯
2017年8月30日、エビケーの雑談スレに突然Torサイトのリンクが貼られた[1]。この時点では特に大きく話題になることもなく他の話題に流されてしまったが、10月30日になってGMOが情報流出を謝罪する手紙を送付していたことが顧客のツイートから判明し[2]、ニュースにも取り上げられた[3]。この時点で流出ファイルは既に消されていたが、ダウンロードしていた教徒が再アップロードし[4]、さらに別の教徒が出版しやすいようにテキストファイルに加工したものをアップしたうえで[5]、Amazon Kindleへ無料[6]で出品した[7]。11月1日にはサイトM&A公式サイトに謝罪文が掲載された[8]。
個人情報出版
流出した個人情報を本文とする著書がAmazon Kindleへ出品された[7]。第一東京弁護士会元会長の岡正晶が表紙を飾り、以下の著者が岡を糾弾する題名(第一東京弁護士会 岡正晶元会長の嘘)であった。
GMOの対応
GMOの手紙[2]には9月14日に外部からの連絡があったと書かれており、カラケーを監視しているものがいるのではないかと考えられる。しかし初めて書き込みがなされてから2週間以上が経過しており、このラグについては判然としない。
この手紙には「警察へ相談」し「当該データの削除要請など対応に努めて」いるとあるが、警察の手の及ばない海外のサーバーに流出ファイルをアップロードされ取り返しのつかない拡散を招いたどころか、個人情報出版といった前代未聞の事態を招くというどっかのデブを想起させる言動の矛盾が教徒の失笑を買った。