したらば掲示板
したらば掲示板（したらばけいじばん）とは、株式会社エーゲートが運営する国内最大手を謳う掲示板レンタルサービスである。
概要
日本のインターネットにおいて最も使われているといっても過言ではない掲示板レンタルサービスであり、複数の専門板が存在している。個人サイトのものから一大ジャンルの物まで様々である。
メールアドレスだけあれば借りられるという手軽さと、専ブラに対応しており2chとほぼ同仕様＋αにできるというメリットから人気を博している。これは恒心教徒にとっても例外ではない。
掲示板によっては運営の判断で強制閉鎖される事がある。大抵の場合閉鎖理由は「弊社利用規約違反」とされ、具体的な理由は明かされない。
2015年1月15日には海外ホストから掲示板の新規作成が不可能になり[1]、2015年2月10日にプロキシからの投稿を強制的に禁止された[2]。
恒心との関わり
唐澤貴洋掲示板が数多く設置された掲示板レンタルサービスである。恒心教サイバー部やハンガリー要塞といった例外は存在しうるものの、初代カラケーをはじめとして大抵のカラケーはしたらば掲示板に設置されていたものであった。
しかし、コンテンツの都合上運営の判断で掲示板を強制閉鎖されることが多々あり、頻繁な移住を余儀なくされていた。その上、一日ほどでポアされた掲示板(からぞう)もあれば一年ポアされなかった掲示板(アサケー)、長い間生き延びてきたが突然ポアされた掲示板(カラザイルなど)もあるように判断基準がまったく不明であった。
それにも関わらずなかなかしたらばから脱出しなかった事に関しては、やはりサーバー代金等が不要で無償利用できる、スクリプトを弄ったりサーバーを借りたりしなくて良いので管理が容易であるといったことが挙げられる。恒心教徒自身も「流浪の民」として移住を楽しんでいる節もあった[3]。
また簡単に開設できてしまうことから何か騒動があるたびに一発ネタ同然のカラケーが作られることが常態化したが、メイン閉鎖時に分散して移転がスムーズに進まない、1人の人間がいくつもの掲示板運営を行い管理が疎かになる、途中で飽きて管理放棄し廃墟と化す、といった問題点もある。
これらの問題に加え、すぐに閉鎖される[4]、投稿者や管理人の情報を国セコに開示する[5]、勝手に投稿を削除する[6]といった問題からサヒケー以降のメインカラケーは防弾鯖或いは海外鯖を使うのが主流となった。
運営会社社長逮捕
2020年2月20日、運営会社「エーゲート」社長高岡賢太郎が法人税など約5900万円を脱税したとして法人税法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕された[7]。
このこととの関係は不明だが、同月22日ごろからサーバーが不安定になり始め、夜にはモリケーやムツケーといったしたらば上のカラケーにほとんど接続できなくなった。25日ごろには復旧したが、2019年11月にもサーバーが長期間にわたって不安定になり倒産説すら出たこともあって、経営状態が疑問視されている。
出典・註釈
外部リンク
関連項目
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