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唐澤貴洋Wiki:Handbooks/新規さんでも分かる恒心教

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2019年8月3日 (土) 16:19時点における>化学に強い弁護士による版
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恒心教の歴史も参照。

そもそも恒心教とは

恒心教とは、ネット炎上に巻き込まれた弁護士唐澤 貴洋を「尊師」として神格化(玩具化)する、一種の宗教めいたグループ(冗談宗教)である。ただし宗教と言っても一種の集合意識のようなものになる。

電子掲示板群・2ちゃんねるの「なんでも実況(ジュピター)板(通称:なんJ)」という掲示板で発生したハセカラ騒動(2012年3月7日~)[1]オウム真理教ネタ[2]から派生したコンテンツで、それらが由来のネタなども多く用いられる。

これといった教義は無いが、教徒内では唐澤貴洋を(現)尊師とし、長谷川亮太を預言者としている節がある。
イスラム教の断食、オウム真理教の修行のような定められた信仰活動は存在せず、何をするかは個人の自由に委ねられている。ある人は騒動関係者が描かれたシールを用いた布教活動をしたり、騒動を題材に音楽・小説や詩歌などの文学作品・果てには官能小説などを創作する活動を行う者、騒動関係者にまつわる聖地を巡礼する者なども居る。

本拠地は現実世界には実在せず、ネット上の唐澤貴洋掲示板等を本拠地としている。

最近は非教徒の間でも尊師の名前が知られ始めており、テレビに出る事もある。中でも、2015年に起きたGoogleマップ改竄事件、2016年に全国の自治体が標的になった同時爆破予告事件、2017年にアナウンサーの小林麻央氏が逝去した際にTwitterで起きた小林麻央親戚成りすまし事件などは、Twitter・新聞・大手ネットニュース、テレビでも話題となり、ここで恒心教の名を知った人も居るだろう。

恒心教の目的は

恒心教の共通目標は、尊師唐澤貴洋の存在・悪評・ネタを広く知らしめることと考えておけば間違いは無い。
ただ実際のところは特に目的も目標も思想も組織すらも無く、その場その場の雰囲気や面白いかどうかで動いているのが実情である。
教徒や路線によっては次のような目標を持つこともある。

  • 唐澤貴洋の面白い反応・見苦しい嘘や言い訳が見たい。
  • 芸術路線での活動によって素晴らしい作品を生み出したい。
  • 事実追求によって新しい情報を開示したい。
  • ハセカラネタで楽しみたい。
  • ネット炎上を追うのが好き。
  • インターネットの自由や無法地帯ぶりをアピールしたい(インターネットを無法地帯にしたい)。パカ弁の無力さを知らしめたい。
  • カラッキングによりIT技術(意味深)を磨きたい。
  • 殺害予告爆破予告のスリルが好き。
  • アングラ・悪趣味なのが好き。

宣伝方法としてサジェスト汚染[3]が恒心教を代表する手法として知られており、現在は"ほうりつ"or"法律"とGoogleに入力すると法律事務所クロスが候補に出てくるまでになった。
これは現在唐澤貴洋が所属している法律事務所Steadinessでも同様である。[4]

逆に、恒心教徒は表立って活動せず少数精鋭たるべきという思想が流行していた時代もある。

騒動のきっかけは

簡単に言えば、掲示板で荒らし・煽りを繰り返していた少年・長谷川亮太が個人情報を特定されたことが始まり。

2012年春、パカ弁[5]唐澤貴洋は、なんJ板でマナーを守らずに常軌を逸した迷惑行為を繰り返した結果他の利用者の怒りを買って個人情報を特定されてしまった長谷川亮太という元糞コテ[6]の少年の依頼を受け、書き込みの削除請求などのために2ちゃんねるに降臨した。

唐澤貴洋の降臨はなんJ板で大きな話題となり、なんJ民は唐澤貴洋を恐れた。
だが、どこかずれた日本語を使い、Twitterでロリドルをフォローしたり、弁護士として強烈なキャラクター性があることから、なんJ板でネタにされ妙な愛され方をすることになった。

しかしそれも長くは続かず、できもしない仕事を引き受けて金を巻き上げるなどのぐうの音も出ないほど酷い依頼人への対応を行ったり、長谷川亮太を見捨てたのではと噂されるなど、はたから見たら普通の弁護士には見えない行為が目立つようになり、当初恐れていたなんJ民も報復として批判や誹謗中傷を行うようになっていった。

唐澤貴洋はこれに対し激怒し対抗、自分に関する書き込みを、唐澤を擁護する書き込みを含め無差別にIP開示請求した無差別開示を起こすが、既になんJ利用者の攻撃は収まらず、ただいたずらになんJ利用者のヘイトを集め、唐澤貴洋に対する誹謗中傷・殺害予告が常習化・コンテンツ化されるようになった。恐らくこの辺りが恒心教として成立した時期である。

さらになんJの利用者の多くが「過激派野球ファン」という非常に攻撃的な者たちであったこと、また唐澤貴洋による報復制裁が下手でなんJ民に実効性のある対策が取れなかったことが過激化につながった。

とはいえ、それだけでこれだけ規模が拡大した理由が説明できるものではない。重要なものを列挙する。

  • 長谷川亮太に起因するもの
    • 彼に蓄積されていた嫌悪感がそれだけ大きなものだった。
    • 彼の書き込みには虚言疑惑のあるものが多かったため、彼に関する事実を調査する事実追求路線が発達し多くの事実が開示された。
    • 炎上に対して開示・削除といった場当たり的かつ攻撃的な対応に終始した。実害を与えられないまま敵愾心だけを煽ってしまった。
  • 唐澤貴洋に起因するもの
    • 不自然な日本語誰に向けているのか分からない尊大な発言などの異常性が面白がられた。
    • 長谷川と同様、開示による脅しに留まり、訴訟・損害賠償請求といった厳しい対応を取らなかった。敵愾心を煽っただけで何の意味もなかった。
    • 無差別開示300万騒動[7]など弁護士としての対応も幼稚かつ不適切なものだった。
    • 事実追求の中で、無能かつ非常に悪徳な弁護士であるという認識が強まった。この事実を知らせるという大義名分を与えてしまった。
    • 上述の事実追求が、判例データベースや批判要望板で容易に行えた。
    • 当初顔写真ではなくイラストを使用していたため、イラストをいじっても誰かは知らない・分からないのでセーフという認識を与えた。
    • 後にメディア露出著作も行うが、その中でも自分の非を認めず事実を隠したり歪めたりしていた。反感を煽り、宣伝の動機を与えてしまった。
  • 教徒に起因するもの
    • なんJでは野球選手という実在の人物に罵声を浴びせたり悪意のキャラクター化を行うのが日常で、長谷川・唐澤への攻撃にも躊躇が無かった。
    • 畜生の集まりであり、無関係の人物を利用する甘芋路線やラジコン路線生贄路線も平気であった。
    • 唐澤貴洋掲示板(カラケー)が設立され、仲間・集団意識が生まれた。
    • 唐澤貴洋Wikiが設立され、情報の集約・整理・伝達が効果的に行われるようになった。
    • 法律に自信のある者の教えや事実追求の中で法律知識をつけ、弁護士や法律に対する恐怖心が無くなった。
    • TorVPNが普及しIP開示が怖くなくなった。
    • ハッカーなどが集まり、カラッキング匿名化防弾サーバーの利用などネット上の活動が高度化した。恒心教にネットの自由を使ってやりたい放題する風潮があることがあることが理由と思われる。
    • 布教や芸術路線などの名目で飴戦争MMD杯などのイベントを起こし、自発的にコミュニティを維持できるようになった。
  • 状況・偶然に起因するもの

教徒として覚えておいてほしいもの

詳しい説明はハセカラでよく分かるネット炎上を一度読んでほしい。

大まかにまとめると

  • 過度の自分語りは身を滅ぼす
  • 特殊な事をしなければ、ネット上は基本的に匿名でない
  • 個人情報を公開するのはやめとけ
  • 無闇に反応してはいけない
  • 原則コテを付けるのは危険
  • 写真の取扱には気をつけろ
  • SNSなどに投稿する際に「その情報が公開されても問題無いか」をもう一度確認する
  • 開示がなんだ 実害はないぞ

また、特定の手法については特定手法一覧も合わせて読んでおきたい。
これらの内容を踏まえて、今一度自分のインターネットの使い方は大丈夫なのかを確認してほしい。

註釈

  1. 同掲示板で3年間迷惑行為を続けた末、個人情報を特定されてしまった少年・長谷川亮太が、唐澤貴洋を雇って掲示板利用者たちに訴訟をちらつかせたことに端を発するネット炎上。
  2. ハセカラ騒動の黎明期と同じ時期に同掲示板で流行していた。
  3. さまざまな手法を用いて、Googleなどの検索エンジンの予想ワード欄(サジェスト)を工作すること。
  4. 実際の結果('17/1/21)
  5. ネット上の様々な投稿に使われたIPアドレスを、プロバイダなどの個人情報取扱業者に開示させる仮処分を裁判所に求める事のみを行う弁護士につけられた蔑称。この仮処分請求は特別な資格を持たない一般人でも簡単にできるため、このビジネスは詐欺まがいであるとの指摘もある。
  6. 糞固定ハンドルネームの略。同じハンドルネームを用いながら迷惑行為を行う掲示板の利用者につけられる蔑称。
  7. 自身に対する殺害予告を行った高校生の少年に対し、唐澤が何の法的根拠もなく300万円の賠償を請求した騒動。
  8. 東京大学の研究室が作成した自動作曲ソフトウェア。
  9. トレーディングカードゲーム「遊☆戯☆王OCG」のカードのパロディを作成できるサイト。

関連項目