特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった

2023年9月10日 (日) 23:26時点における>へっきへ金融による版 (→‎関連項目)

特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった(とくていのべんごしのひょうばんをしってもらいたかった)とは、殉教した恒心教徒の発言である。「特定の弁護士の評判を広めたかった」等、表記揺れ多数。

概要

大元となったのは恐らく、2015年8月に0Chiakiカランサムウェアの件で書類送検された際に動機として語った「特定の弁護士を批判する架空の宗教を広めるつもりだった」という文言[1]

これをリスペクトしたのか、彼の後に殉教した一部の恒心教徒たちも、それぞれ以下のように供述している。

2015年12月にGoogleマップ改竄の件で書類送検され、動機として「弁護士の評判を知ってもらいたかった」と供述[2]

2016年2月に爆破予告の件でインタビューを受けた際、「なぜ爆破予告をしたのか?」という質問に対し「特定の弁護士の評判を知ってもらいたかったというのが一番の理由」と回答[3]

これらの発言は警察やテレビ局の人間を前にして堂々と唐澤貴洋や恒心教の知名度向上を動機に挙げる姿勢が他の恒心教徒に高く評価され、「模範解答」などと称された。

関連する文言

上記以外にも、一部の教徒から「模範解答」と称される文言や、逆に「非模範解答」と見なされるものがある。

最も、何をもって「模範解答」とするかは各々の教徒の裁量に委ねられていると言え、今後も教徒の心を打つ「新たな模範解答」を発するものが現れる可能性があることに留意する必要がある。

俺は嫌な思いしてないから

 
安藤良太による「俺嫌」

俺嫌」の略称でも知られる文言。

安藤良太が「事件によって周囲が迷惑しているのではないか」と説教された際に、この文言で回答している。

恒心教徒としてプラスになると思った

 
福山紘基による供述

2020年爆破予告逮捕された福山紘基は、動機として「自分は教徒で、団体のためになると思ってやった」「恒心教徒としてプラスになると思った」と供述した。

これらについては「これまでの模範解答の文言とは異なるものの、純粋な信仰心の告白であり、劣るものではない」とされた。

非模範解答

爆破予告で書類送検された伊藤隆星は、「(安藤良太が)神のようだった」「いたずらを広めたかった」と、「悪ふざけ」を主目的とする旨の供述をしたが、これについては「頓珍漢な供述」として「非模範解答」の烙印を押された。

ただし後述の検閲説があるため、このような供述をした(と報道された)からと言って、即座にその教徒の評価が下がるわけではない。

検閲説

福山紘基は前述した通り、爆破予告で逮捕された際に「新たな模範解答」を供述したが、その後に強要罪で書類送検された際の報道では「恒心教徒」といった単語が消え、「ゲーム感覚で楽しんでいた」「相手を支配できる感覚を楽しんでいた」などの「非模範解答」供述しか報道されなくなった。

またその後、ねそにゃが殉教した際にも、やはり同様の供述しか報道されなかった。

既に「模範解答」が恒心教内で教徒を評価する1つの評価水準として用いられていることはある程度広く知られているため、もしそれを報じれば他の教徒から取り分け「敬虔な殉教者」として神聖視されることは容易に想像がつく。
現に0chiaki爆弾三勇士安藤良太らの「特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった」という供述が報じられたことで、彼らは正大師、正悟師などと崇められることに繋がった(0chiakiが問題を起こしたのはあくまで釈放後である)

こうした事態を避けるため、警察並びにマスメディアによる宗教弾圧の一環として、仮に殉教者が「模範解答」を供述しても、報道規制がかかって報じられないとする説がある[4]

こうしたことから、今後殉教者が「模範解答」を答えられなかったからと言って、それをもって当人の評価を下げるのは、慎重視するべきであるといえるだろう。

検閲説への対抗策としては、特定のフレーズに固執するのではなく、過去の尊師語録などを含め、幅広い知識を持ってメディアを騙し込むことである。

なお、「悪ふざけの供述を頑としてしない」というのは筋が悪い。「模範解答」を検閲することを平気でしてくる相手の場合、「非模範解答」の捏造など訳ないからである。

出典・註釈

関連項目