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ポア

提供:唐澤貴洋Wiki
2021年11月8日 (月) 09:40時点における>へっきへ金融による版 (→‎概要)
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マンジュシュリー・ミトラ正大師村井秀夫)とポアの説明文(TBS NEWS23より)[1]

ポア(ぽあ)、ポワ(ぽわ)(英語: phowa チベット語: འཕོ་བ་ ʼpho ba /pʰo˥.wa˥/)とは、チベット仏教の用語。

概要

チベット仏教において、「魂を移し替え高い次元に転生させる行為」を示す言葉である。

しかし、旧尊師がその「高い次元に転生させること」を「悪いものが悪業を積み重ねて地獄に落ちる前に魂を移し替え(=殺害)たほうがいい」という形で解釈していった結果、オウム真理教においては殺人をも意味する言葉へと変貌した。オウム事件裁判においては「ポア」を殺人と認識していたかどうかで激論が交わされ有名となった。

ヴァジラヤーナコース教学システム教本(P.77〜P.86)(魚拓)
例えばここにだよ、Aさんという人がいたと。いいですか。このAさんは生まれて今まで功徳を積んでいたので、このままだと天界へ生まれ変わりますと。いいですか、ここまでは。じゃあ次の条件ね。ところが、このAさんには慢が生じてきて、この後、悪業を積み、そして寿命尽きるころには、地獄に落ちるほどの悪業を積んで死んでしまうだろうと。いいですか。こういう条件があったとしましょうと。

つまり、ここで出てくるのは天眼、来世を見つめる力、あるいは宿命、前生の力、あるいは漏尽、相手のカルマを完全に見つめる力といったような、いろんな神通力の要素がありますよと。いいですか。

じゃ次にだ。このAさんを、ここに成就者がいたとして、殺したと。この人はどこへ生まれ変わりますか。天界へ生まれ変わる、そのとおりだね。しかし、このAさんを殺したという事実をだよ、他の人たちが見たならば、人間界の人たちが見たならばね、これは単なる殺人と。いいかな。そして、もしだよ、このときにAさんは死に、そして天界へ行き、そのときに偉大なる救世主が天界にいたと。そして、その天界にいた救世主が、その人に真理を説き明かし、永遠の不死の生命を得ることができたとしましょう、Aさんが。いいですか。このときに殺した成就者は何のカルマを積んだことになりますか。

すべてを知っていて、生かしておくと悪業を積み、地獄へ落ちてしまうと。ここで例えば、生命を絶たせた方いいんだと考え、ポワさせたと。この人はいったい何のカルマを積んだことになりますか。殺生ですかと、それとも高い世界へ生まれ変わらせるために善行を積んだことになりますかと。ということになるわけだよね。でもだよ、客観的に見るならば、これは殺生です。客観というのは人間的な客観的な見方をするならば。

しかし、ヴァジラヤーナの考え方が背景にあるならば、これは立派なポワです。

これに倣い、オウムの後継団体を自称する恒心教では、掲示板への書き込みや外部サイトへの投稿作品・アカウント等が削除される事、個人情報が特定される事、逮捕されてしまう事をポアと呼ぶ事がある。同時爆破予告事件の際に安藤良太正大師がポアの用語を使用、出口保行の醜態を引き出した。

ちなみに、現尊師である唐澤貴洋は弁護士では珍しく日本の死刑(=国家によるポア)制度について、人の世には理屈で解決できないことがあるとして賛成している。やはり尊師なのである。

https://twitter.com/callinshow/status/1372557117345820675(魚拓)

死刑は、必要だと考えています。
人の世には、理屈では解決できないことがあると思っています。
#Peing #質問箱

ポアにまつわる言葉

特記が無いものは旧尊師の言葉。

脚注

関連項目