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恒心文庫:「からさんのうんちでオナニーがしたい」

提供:唐澤貴洋Wiki
2021年5月30日 (日) 09:14時点における>チー二ョによる版
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本文

僕、山岡裕明のペニスは今とても腫れ上がっている。
怒張しているとか、ガチガチに充血しているとか、そういうわけではない。
仕事が終わったら病院に行かなければ。
だが、そもそも仕事に集中できない。
でも、股間が痛いので早退しますなんて言えるはずがない。
まず、何てお医者さんに言ったらいいんだろうか。
5時間前の僕を殴り飛ばしたい。でも一方で後悔はしていない。間違ったやり方をして腫れ上がってしまったが、とても気持ちが良かった。

5時間前、僕は唐突に思った。
「からさんのうんちでオナニーがしたい」と。
からさんのような可憐な人は、僕にとってはとても魅力の溢れる人だ。魅力、そんな言葉では表現しきれない。鹿にとっての葡萄の木、蝶にとってのツツジの花のようなものなのだ。
豊満な肉体。白くて柔らかげな、それでいて優しい硬さもありそうな、そんな肉体は僕の股間をがっちりと掴む。
揺れる眼差し。笑顔の時も悲しむ時も、見ているだけで僕の心はぐっと引き寄せられる。
ひっかかるような声。物音。しくざ。服。眼鏡。足取り。何をとっても、もう僕は腰砕けになってしまう。
彼を自分のものにしたい。
鮮烈な願望。
時にそう思ってしまう僕にとって、一緒の職場にいる彼に劣情を抱くなという方が無理だ。恋慕も敬愛も踏み倒して、劣情がそそり立つ。そういう時、僕はオナニーをするのだ。
冒頭の思いつきも、僕の恥ずべき劣情の結果にすぎない。

5時間前、つまり今日であるが、今日の劣情は一味違った。
股間を怒らせている自分にはっと気付いた時は、既に恋慕と敬愛は足元に伸びていた。
あのアナルに挿入たい。
あのお尻をがっしり掴んで、それでも手に余らせて、少しだけ射精前の痛みを保った自分の腰を思い切り叩きつけたい。
あの右手を、左手を、左足を、右足を。絶頂の快感で、痙攣させたい。ずり下げられたズボンに、ぽたぽたとラヴ・ジュースを垂らさせてあげたい。
糞まみれの白いお尻の中心を、思い切り突きたいのだ。
これが劣情である。これをおさめるのは至難だということは、すぐにわかった。
この至上の興奮を吐き出さなければならない。そうしなければならない。

だから僕は、まずトイレを壊した。水が流れないようにしたのである。
これが4時間前。丁度昼の休憩の前である。
昼休憩前にからさんはトイレに行くことは知っていたので、知能的な犯行を遂げてやったのだ。
脱糞したのにも関わらず、流れないトイレ。困り顔の彼がトイレからすごすごと出てくるのにも、劣情をさらに催した。
彼にコンビニのトイレを使うことを提案し、自身はコッソリと使用後のトイレへ。用意していた袋で、糞尿を掬い取ると、自分もコンビニトイレの個室に行き、閉じこもった。
そして、自分のものを取り出す。
既にカウパーで下着の中はベタベタだった。トイレの個室の中で、上を脱ぎ下を脱ぎ中を脱ぎ。
そして僕は糞袋を手にしただけの素裸になった。

僕は卑猥な笑みが止まらなかった。
涎を必死に飲み込み、まずは少しだけ掬って、ペニスに垂らす。茶色い液体がヒタッと亀頭に触れると、思わず声が出てしまいそうだった。
右手を袋に突っ込む。糞尿まみれになった掌で自分の亀頭を丹念に撫で回し、そして肉棒、玉の袋、裏側までヌルヌルを延ばす。自分の毛が絡みつくが、痛くはない。むしろ気持ちがいい。テカテカと卑猥に、ワカメのスープのように光る。
そして飲み込んだ自分の唾をペニスにむなってトロリと吐き出し、ゆっくり上へ下へと擦っていく。そして、だんだん激しく。
擦るたびに、妄想の中でからさんを突きあげるたびに、からさんの排泄物が僕の魔羅と共鳴してチュッ、チュッ、と音を出す。
愛のキス音だろうか。そうだと信じたい。粘膜が、愛し合っているんだ。
そう思うとさらに興奮して、袋を手にして一気にペニスに注ぐ。
手にかかって、足元に落ちて茶色く跳ね上がる。ペニスにかかって、キス音を大きくする。固形や半固形の糞が、液体の糞と僕のカウパーと唾と混ざって、ズルズルと手を滑らせる。
一方で尿道に入ったドロドロのうんちは、僕の手が上に行くたびにピュッ、ピュッと吹き出て、射精前のデモンストレーションを一生懸命しているみたいだ。
栗の花の匂いと、からさんの脱糞の匂い。尿の匂いもする。個室全体が包まれていく。いよいよ精巣は最高潮だ。僕は中身を出し終えた袋を自分のペニスに被せて、まだ残っている、ドロドロとサラサラの混ざった茶色い粘液に向かって犬のように腰を振った。
僕は擦っているだけの快楽にももう身をよがらせて、白目をむく。
もうダメだ!イくよ貴洋!
一瞬睾丸が脈打つと、勢いよく射精する感覚がペニスに伝わる。一瞬遅れて、あまりの快楽に身体が痙攣し、足腰が小刻みに震える。粘度の高まった、土色がかった精液は袋から溢れ出し、足元の糞便の池へと落ちていった。
まだ射精は止まらない。思わず腰が砕け、バシャッとラヴ・ジュースの中に身を浸らせてしまった。もう睾丸は空っぽなのに、噴水は止まらなかった……

そんなわけでいま、僕のペニスは腫れ上がっているのだ。

挿絵

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