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| {{wpl|ノウゼンカズラ}} ||毒草。蜜や花びらに触れるとかぶれ、眼に入ると炎症を起こす。つる性で、壁や柱を這い上がっていくため触れてしまう機会も多い。 ||放っておいてOK。這い上がれるものを確保してあげる。 || 苗が販売されている。 | | {{wpl|ノウゼンカズラ}} ||毒草。蜜や花びらに触れるとかぶれ、眼に入ると炎症を起こす。つる性で、壁や柱を這い上がっていくため触れてしまう機会も多い。 ||放っておいてOK。這い上がれるものを確保してあげる。 || 苗が販売されている。 | ||
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| {{wpl|ヒガンバナ}} || | | {{wpl|ヒガンバナ}} || 秋に突然生え、葉を付けずに数日だけ花を咲かせる。有毒で、ミミズや他作物などの生育を阻害する。毒は水に曝せば抜けるため{{wpl|救荒食物|非常時は食用になる}}。 ||乾き気味の環境を好む。互いに成長を妨害するので間隔を取って植える。 || やや珍しいが球根・ポットが販売されている。自生地での採取も可能。 | ||
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| {{wpl|ピラカンサ}} ||密集した綺麗な赤い実をつける低木。枝にトゲがあり、実は有毒。見た目が綺麗なため幼児の誤食が多い。 ||どんな場所でも良く育つ。 || 苗木が販売されている。 | | {{wpl|ピラカンサ}} ||密集した綺麗な赤い実をつける低木。枝にトゲがあり、実は有毒。見た目が綺麗なため幼児の誤食が多い。 ||どんな場所でも良く育つ。 || 苗木が販売されている。 | ||
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| {{wpl|ビワ}} ||代表的な果樹。幼木の時期に剪定を怠るとかなりの大きさになり、実はゾウムシを呼ぶ。種子が有毒。<br>根を広く張るため家を倒すとも言われるが、コンクリート基礎の現代家屋では微妙。 ||温暖な気候を好むが耐寒性も高い。千葉県なら余裕。 || 種や苗木が販売されている。 | | {{wpl|ビワ}} ||代表的な果樹。幼木の時期に剪定を怠るとかなりの大きさになり、実はゾウムシを呼ぶ。種子が有毒。<br>根を広く張るため家を倒すとも言われるが、コンクリート基礎の現代家屋では微妙。 ||温暖な気候を好むが耐寒性も高い。千葉県なら余裕。 || 種や苗木が販売されている。 | ||
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| {{wpl|フジ}} ||つる性の樹木。蔓はどこにでも這い上がり、スピードも速い。また、花はクマンバチを呼び、種子が有毒。 ||ほとんど手はかからない。藤棚を用意すること。 ||種・苗木が販売されている。 | | {{wpl|藤|フジ}} ||つる性の樹木。蔓はどこにでも這い上がり、スピードも速い。また、花はクマンバチを呼び、種子が有毒。 ||ほとんど手はかからない。藤棚を用意すること。 ||種・苗木が販売されている。 | ||
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! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ||
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| {{wpl|アイビー}} || | | {{wpl|ヘデラ|アイビー}} || ツタの仲間。剥がすと跡が残るほど壁にしっかり張り付く。虫が寄ってくるだけでなく、外壁材の隙間を埋めるコーキング材にダメージを与え、雨漏りの原因にもなる。手入れされていないツタが壁一面に張り付いた家屋は荒れているという印象を与える。別名ヘデラ。 || 多くの品種があるが、緑化に使われるものが丈夫。株が小さい頃は普通の植物と同じように栽培する。大きく成長した後は、家屋の見た目を気にしなければ放置でも問題ない。 || 様々な品種が販売されている。 | ||
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| {{wpl|イヌサフラン}} || | | {{wpl|イヌサフラン}} || 球根は植えなくても勝手に花を咲かせる。アルカロイド系の{{wpl|コルヒチン}}<ref>猛毒だが、医薬品や他の植物の品種改良に使われる</ref>という毒を含み、ギョウジャニンニク、ジャガイモ、[[Tor|タマネギ]]、ミョウガなどと誤認して食中毒が発生することもある。園芸品種は改良されたもの。 || 成長させて増やすのであれば9月に植えた方が良い。 || 時々販売される。 | ||
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| {{wpl|カキノキ|カキ}} || 言わずと知れた秋の味覚。{{wpl|イラガ}}の幼虫が食す。 || || | | {{wpl|カキノキ|カキ}} || 言わずと知れた秋の味覚。{{wpl|イラガ}}の幼虫が食す。 || || | ||
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| {{wpl|ゼニゴケ}} || || || | | {{wpl|ゼニゴケ}} || || || | ||
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| {{wpl|チョウセンアサガオ}} || | | {{wpl|チョウセンアサガオ}} || 有毒。 || || | ||
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| {{wpl|トケイソウ}} || 3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える。 || || | | {{wpl|トケイソウ}} || 3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える。 || || | ||
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| {{wpl|ノアサガオ}} || | | {{wpl|ノアサガオ}} || {{wpl|アサガオ}}より丈夫。別名琉球アサガオ、宿根アサガオ。 || || | ||
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| {{wpl|モチノキ}} || || || | | {{wpl|モチノキ}} || || || | ||
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! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ! 植物名 !! 特徴 !! 栽培のポイント !! 入手しやすさ | ||
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| {{wpl|アブラナ}} ||いわゆる「菜の花」。美しい花を咲かせ、つぼみは野菜としても食される。<br>本種に限らずアブラナ科は硫黄分が強く、花はもちろん特にしおれたり腐ったりすると強烈な臭気を放つ。<br> | | {{wpl|アブラナ}} ||いわゆる「菜の花」。美しい花を咲かせ、つぼみは野菜としても食される。<br>本種に限らずアブラナ科は硫黄分が強く、花はもちろん特にしおれたり腐ったりすると強烈な臭気を放つ。<br>またアブラナ科を選択的に食す昆虫も多く、これらを呼び寄せる<ref>{{archive|https://www.boujo.net/handbook-14-02|https://archive.vn/xME9W|アブラナ科野菜の病害虫}}※虫注意</ref>。 || 秋まき。日当たりのよい場所に撒き、薄く土をかぶせる。<br>基本的にはうるさく言わない植物だが、できれば肥料も一緒に埋めてやる。 || 種が広く販売されている。 | ||
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| {{wpl|カモミール}} ||小説「図書館戦争」でも有名になったキク科の草。和名はカミツレ。<br>「ジャーマンカモミール」「ローマンカモミール」の二種類があるが、匂いが強いのは後者。<br>精油・ハーブティーなどでも好き嫌いが分かれ、特に古かったり朽ちたりすると「薬臭い」「尿」「公衆便所」と称される悪臭に変わる。 ||丈夫な植物で、放置で問題ない。春か秋に水はけと日当たりのよい場所に種をまく。発芽率も高い。 || 種・苗が広く販売されている。<br>観賞用の「イヌカミツレ」「カミツレモドキ」など匂いの無い近縁種と間違えないよう注意。 | | {{wpl|カモミール}} ||小説「図書館戦争」でも有名になったキク科の草。和名はカミツレ。<br>「ジャーマンカモミール」「ローマンカモミール」の二種類があるが、匂いが強いのは後者。<br>精油・ハーブティーなどでも好き嫌いが分かれ、特に古かったり朽ちたりすると「薬臭い」「尿」「公衆便所」と称される悪臭に変わる。 ||丈夫な植物で、放置で問題ない。春か秋に水はけと日当たりのよい場所に種をまく。発芽率も高い。 || 種・苗が広く販売されている。<br>観賞用の「イヌカミツレ」「カミツレモドキ」など匂いの無い近縁種と間違えないよう注意。 | ||
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| {{wpl|キンモクセイ}} || 汲み取り式便所の消臭剤に使われていたほどにおいが強い。成長も早い。 ||春か秋に苗木を地植えする。日当たりが良すぎず悪すぎずの場所を探す。<br>挿し木で増やす木であり、生えている木から芽をちぎってきて植えるだけでも生える可能性がある。 || 苗木や鉢植えが販売されている。 | | {{wpl|キンモクセイ}} || 汲み取り式便所の消臭剤に使われていたほどにおいが強い。成長も早い。 || 春か秋に苗木を地植えする。日当たりが良すぎず悪すぎずの場所を探す。<br>挿し木で増やす木であり、生えている木から芽をちぎってきて植えるだけでも生える可能性がある。 || 苗木や鉢植えが販売されている。 | ||
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| {{wpl|クリ}} || 殻斗(ドングリ)には刺が多く、いがぐりと呼ばれる。花のにおいがよく精液に例えられる。実は毒虫である{{wpl|アオイラガ}}の幼虫が食す。<br>桃栗三年~と言うように結実までが早いのも特徴。 ||贅沢を言わない木。冬に地植えを行う。特に地植えなら極端な乾燥以外には耐える。||苗木・鉢植えが販売されている。 | | {{wpl|クリ}} || 殻斗(ドングリ)には刺が多く、いがぐりと呼ばれる。花のにおいがよく精液に例えられる。実は毒虫である{{wpl|アオイラガ}}の幼虫が食す。<br>桃栗三年~と言うように結実までが早いのも特徴。 ||贅沢を言わない木。冬に地植えを行う。特に地植えなら極端な乾燥以外には耐える。||苗木・鉢植えが販売されている。 |
2019年10月19日 (土) 11:14時点における版
ミント園(みんとえん)とは、千葉県松戸市六高台2-78-3に存在するとされる植物園(庭の通称)である。
概要
長谷川亮太への嫌がらせを考える中で、「繁殖力が強く駆除が厄介な上大して役に立たずひたすらウザいだけの植物の種を自宅に投げ込み緑化を狙う」という路線が誕生。なんJ園芸部により危険植物の例が挙げられ、筆頭候補に「ワルナスビ[1]」と「ミント[2]」が挙げられた。ここから淫夢・なんJでの「草」の代替用語として「ワルナスビ」が使われるようになったが、次第により語呂がいい「ミント」にシフト、「ミント不可避」などと使われる中で「ちばけんまはミント園」という設定が生まれた。
一覧
以下の植物達を庭に植えてはいけない。
※園芸板での評価
※「入手しやすさ」は園芸店、ホームセンターなどで入手できるかどうかを表す。「自生地での採取」をする場合地権をよく確かめること。
Dランク
危険物であるという認識さえあれば問題なく、むしろ管理が容易。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
イチジク | 育てやすい果樹。カミキリムシを呼ぶ。 | 寒さに弱い。剪定や防虫など手間がかかる。剪定を間違えると実のならない枝ばかり残ってしまう。 | ホームセンターなどで苗木・鉢植えなど入手可。 |
キウイ | ツル植物で、柱を求めて這い回り、一度巻き付けば鉄の支柱をもへし折る。 | 基本的には手間の要らない植物。適切な支柱を確保すること。 | ホームセンターなどで人気の商品。 |
スイセン | ニラと一緒に植えると花が咲いていない時期は誤食しやすく、中毒を起こすことがある。 | 傷がなく、重量があり、直径が大きい球根を選ぶ。 | 秋になると球根が普通に出回る。 |
スズラン | 有毒植物。ギョウジャニンニクとの誤食が多い。これを生けた水を飲んでも死亡例がある強力な毒。 | 乾燥に弱い。湿り気のある場所に。 | 苗や鉢植えが販売されている。 |
ノウゼンカズラ | 毒草。蜜や花びらに触れるとかぶれ、眼に入ると炎症を起こす。つる性で、壁や柱を這い上がっていくため触れてしまう機会も多い。 | 放っておいてOK。這い上がれるものを確保してあげる。 | 苗が販売されている。 |
ヒガンバナ | 秋に突然生え、葉を付けずに数日だけ花を咲かせる。有毒で、ミミズや他作物などの生育を阻害する。毒は水に曝せば抜けるため非常時は食用になる。 | 乾き気味の環境を好む。互いに成長を妨害するので間隔を取って植える。 | やや珍しいが球根・ポットが販売されている。自生地での採取も可能。 |
ピラカンサ | 密集した綺麗な赤い実をつける低木。枝にトゲがあり、実は有毒。見た目が綺麗なため幼児の誤食が多い。 | どんな場所でも良く育つ。 | 苗木が販売されている。 |
ビワ | 代表的な果樹。幼木の時期に剪定を怠るとかなりの大きさになり、実はゾウムシを呼ぶ。種子が有毒。 根を広く張るため家を倒すとも言われるが、コンクリート基礎の現代家屋では微妙。 |
温暖な気候を好むが耐寒性も高い。千葉県なら余裕。 | 種や苗木が販売されている。 |
フジ | つる性の樹木。蔓はどこにでも這い上がり、スピードも速い。また、花はクマンバチを呼び、種子が有毒。 | ほとんど手はかからない。藤棚を用意すること。 | 種・苗木が販売されている。 |
Cランク
ここから制御可能。しかし地域内汚染を招く可能性が高く油断はできない。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
アイビー | ツタの仲間。剥がすと跡が残るほど壁にしっかり張り付く。虫が寄ってくるだけでなく、外壁材の隙間を埋めるコーキング材にダメージを与え、雨漏りの原因にもなる。手入れされていないツタが壁一面に張り付いた家屋は荒れているという印象を与える。別名ヘデラ。 | 多くの品種があるが、緑化に使われるものが丈夫。株が小さい頃は普通の植物と同じように栽培する。大きく成長した後は、家屋の見た目を気にしなければ放置でも問題ない。 | 様々な品種が販売されている。 |
イヌサフラン | 球根は植えなくても勝手に花を咲かせる。アルカロイド系のコルヒチン[3]という毒を含み、ギョウジャニンニク、ジャガイモ、タマネギ、ミョウガなどと誤認して食中毒が発生することもある。園芸品種は改良されたもの。 | 成長させて増やすのであれば9月に植えた方が良い。 | 時々販売される。 |
カキ | 言わずと知れた秋の味覚。イラガの幼虫が食す。 | ||
キク | |||
キョウチクトウ | 乾燥、大気汚染、果ては原爆の放射線にも耐え、街路樹としてよく植えられている。 オレアンドリンという毒が全草に含まれ、植物周辺の土壌、生木を燃やした際の煙にも毒性がある。 腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要する。 枝をバーベキューの串代わりにして死亡した例があるだけでなく、乳白色の液に触ってもかぶれる。 |
他の植物に枝が触れると枯れるため十分空いたスペースに植えると良い。 | 関東地方以南の園芸店やホームセンターで稀に出回る。 |
クチナシ | |||
ケナフ | |||
サクラ | 野生種は10種類程度だが園芸では数百もの品種がある。ドクガの幼虫やイラガの幼虫が食す。 | ||
サザンカ | |||
ジギタリス | |||
シソ | |||
シャガ | |||
ゼニゴケ | |||
チョウセンアサガオ | 有毒。 | ||
ツバキ | チャドクガの幼虫が食す。 | ||
ツユクサ | |||
ツルニチニチソウ | 斑紋がつく品種は花が咲きにくい。 | ||
トキワツユクサ | 南アメリカ原産の要注意外来生物。 | ||
トケイソウ | 3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える。 | ||
ノアサガオ | アサガオより丈夫。別名琉球アサガオ、宿根アサガオ。 | ||
ブラックベリー | |||
マサキ | ニシキギ科の常緑樹。生垣に利用することが多い。 | 庭植えすれば真夏を除いて水やり不要、肥料は少量、剪定もあまり気を遣わなくても丈夫な木であるが、アブラムシ、イラガなどの害虫が発生しやすい。 | 通信販売されている。 |
モチノキ | |||
ヨウシュヤマゴボウ | 北アメリカ原産の要注意外来生物。果実はブルーベリーに似ているが草全体に毒がある。 | ||
ラズベリー | |||
ワイルドストロベリー |
Bランク
堅牢な施設内(鉢植え)でのみ取り扱い可能。施設外持ち出し(庭植え)を絶対にしてはいけない。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
イワダレソウ | 日照時間が3時間しかなくても育ち、暑さ、寒さ、踏まれ耐性があるため、芝生を作るのに適する。根は深く降ろす。 | 耐久力、繁殖力共に極めて強い。 | ホームセンターなどで販売。 |
ウルシ | 言わずと知れた「かぶれる」植物。触れた場合はもちろん、敏感な人は近くにあるだけでかぶれる。これを燃やした煙を吸うと気管がかぶれて呼吸困難に陥り非常に危険。 | 丈夫な木で特に世話は必要ない。 | 一般の小売店ではまず見かけない。自生しているものの根を掘り取って苗木を作成する。喜多方市が原木を販売している。[4] 漆農家が栽培しているケースが多いので傷がついているものに手を出さないこと。 |
オキザリス | 和名はカタバミ。地下に球根を持ち、さらにその下に大根のような根を深く下ろす。 匍匐茎をよく伸ばし、地表に広がるだけでなく、熟した果実から赤い種子を最大1メートル程度までの周囲に勢い良く飛ばすことができる。 |
丈夫な植物。種を遠くへ飛ばすので繁殖力の強い植物を隣家などに撒き散らさぬよう。 | 苗が販売されている。 |
ドクゼリ | 非常に強い毒草。食用であるセリに似ているが、地下茎を持つ、香りが無いなどで区別は比較的容易。 | 栽培種ではない。水気の多い環境を好む。 | 毒草でありまず販売はされていない。自生しているものを探す。 |
ドクダミ | 住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に半日陰地を好む。全草に独特のにおいがする。 地下茎で増え、他植物の育成を阻害するため庭一面がドクダミになることもある。 |
勝手に増えるたぐいの植物。地下茎で増えるので容器を使う場合は大きいものを。 | 販売はされているが珍しい。通信販売か、自生しているものの地下茎を取ってくる。 |
ナガミヒナゲシ | 地中海地域原産。麻薬成分が含まれない「植えてもよいけし」のひとつ。 十数万個の種子を作り、繁殖力が非常に強い。種子は未熟な状態でも発芽し、5年以上経ったものでも発芽することができる。 発芽適温は7-25℃と範囲は広く、気温の低下により発芽が促される。 周囲の植物の生長を阻害する作用が非常に強い。 |
勝手に増える類いの植物。 | 5-6月頃に果実(ケシ坊主)を摘み取る。 |
ハシリドコロ | 毒草。春以外は根を残して枯れ、地上では姿が見られない。死亡例もあるが、地下部分を摂取しないと症状は軽い。 | 基本的に栽培はしない。 | 毒草であるため販売はされていない。自生しているものの地下茎を採取する。 |
ミント | 繁殖力が強く、こぼれ種と地下茎により大繁殖する。 畑や庭などに地植えすると駆除が容易ではない。 また、香りも強烈である[5]。 600種類以上あるがアップルミントは特に強い[6]。 |
真夏の直射日光には弱いため、風通しの良い場所で栽培する。 | 園芸店、ホームセンターを始め、八百屋、スーパーマーケットでも売っている。 |
Aランク
悪魔の破壊兵器。厳重な管理下でも制御不能。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
クズ | 山芋状の根茎と豆で増殖し、短期間で低木林を覆い尽くすほど成長が早い。 臭気を放つマルカメムシを呼ぶため住宅地では嫌がられる。 利用手段を持たないアメリカでは爆発的に増え、侵略的外来種とされている。[7] |
特になし、放っておけば増える。地上の茎を刈っても根が残っていればすぐに再生する。 | 野生に生えている根茎を傷付けずに掘り起こし、挿し木で植えると良い。 |
ササ | 地下に匍匐茎を伸ばし、密集した群落を作る。 不定期な攪乱に強いため、草刈りや森林の伐採後が笹原になることがよくある。 葉は切れるため迷惑。 |
日向で栽培すると葉焼けするため半日陰の場所が適する。 | 鉢植えとして販売されているものを地植えする。タケよりメジャーで入手は容易。 |
スギナ | 猛烈な速さで地下茎を伸ばし地面を覆い尽くす上、根の深さも尋常では無く除去が極めて困難[8]。 春先にはいわゆる「ツクシ」を伸ばしてそこから胞子を飛ばし、花粉症の原因となる。 |
丈夫な草だが、基本的には湿り気を好む。乾燥した場所への植え付けは避ける。 | 花粉症の草として有名であり、販売は珍しい。通信販売などを利用する。 前述したように極めて根が深く移植は困難。 |
タケ | いくつか種類があるが日本ではモウソウチク、マダケ、ハチクが一般的。 成長の早さが脅威。地下茎で増えるため隣家や竹林から侵入してくることも。 |
乾燥に弱い。一度根付いてしまえば水やりも追肥も不要。 | 鉢植えを地植えするか、タケノコを地下茎・根ごと採取して移植する。 鉢植えは観賞用の細いものが多く、大型のものはタケノコを移植することになる。 タケノコ泥棒[9]にならぬよう地権者に確認するかイベントなどで採取するとよい。 |
ドクウツギ | 赤~黒紫の色鮮やかな小さな実をつけるが、この実が有毒。見た目にかわいらしく、甘みがあるとも言われ、戦中~戦後は子供が誤食して中毒死する事件が多かったという。 | 栽培されたことがなく、不明。日当たりのいい場所によく生える。 | 有毒であり利用価値も無いためまず販売はされていない。 中毒死事件が多発したため戦後期に各地で駆除され、発見自体がやや困難。 |
トリカブト | 非常に有名な毒草。名前の由来でもある、烏帽子のような袋状の紫の花が房状に塊で咲く。 全草、特に根に強い毒を持ち、トリカブトのハチミツすらが有毒。芽吹きの時期に他の山菜と誤認しての誤食が多い。 その外見も含めて有名な毒草であり、これが生えている家というのは極めて不気味である。 |
基本的には沢筋の植物。日陰の湿り気のあるところで育てる。 | まず販売はあり得ない。チョウセンニンジンのような塊根を持つため、これを傷つけずに採取する。 花粉にも毒があり、皮膚からも毒が吸収され、これといった治療法も無いため、取り扱いには慎重にも慎重を期すこと。 |
ハマスゲ | 地下茎・匍匐茎をよく伸ばし、根絶が困難な雑草。あまり背が高くないため庭では邪魔にならない。 | 極めて強い植物。乾燥に非常に強く、「ハマ」スゲの名の通り砂浜にも平気で群生。 アスファルトなどを突き破って生えているのもよく見かける。 |
販売や栽培する類いの植物ではない。自生しているものをほじくり返すと球根があるので、芽の生えているものを見繕って移植する。 |
ヤブガラシ | いわゆるビンボウカズラ。つる植物で、猛烈な速さで成長し藪を包み殺してしまうことからこう呼ばれる。地下の根茎から増えるため除去が非常に困難。蜜が豊富でハチやチョウを呼ぶ。 | 勝手に伸びて増える。壁を這われたくない場合上に伸びるツルをを刈り続ける。 | 販売はされているが珍しい。自生しているものの地下茎を掘り取って移植する。 |
ワルナスビ | アメリカ合衆国カロライナ原産の要注意外来生物。 全草が有毒[10]、茎や葉がトゲだらけ、害虫まで呼び寄せるなど「ワル」の名にふさわしい悪行三昧。 繁殖力も高い上、地下茎のひとかけらから増えるためすき込みなどを行うとかえって爆発的に増殖する。除草剤も効きにくく、一度生えると除去は困難。 |
そもそも栽培種ではない。ナス科に連作障害を起こす。 家庭菜園向けの野菜や園芸植物[11]にもナス科は多いため問題となる。 |
雑草であるためほとんど出回らない。群生している場所で種を拾う。 |
違法なもの
特定外来生物や麻薬の原料となるなど、違法性のある植物。これらは、栽培、移動、保管、運搬が原則禁止されている[12]。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
アサ | 人類が栽培してきた最も古い植物の一つ。園芸での栽培は大麻取締法に違反する。 | とにかく日光を好む。日当たりのいいところに。 | アサの種子の所持・購入は合法[13]。 種子を個人輸入するほか、外国製の鳥類用飼料に入っているものは発芽防止処置を取っていないものも多いらしい。 違法な植物の中では入手が容易。 |
アツミゲシ | アフリカ原産だが、日本では渥美半島で最初に帰化が確認された。 モルヒネを含む。園芸での栽培はあへん法に違反する。 |
当局に見つからないようにする。 | 国内各地に自生しているが、当局の取り締まりも厳しく、入手は困難。種子は文字通り「ケシ粒」であるため採取自体も難しい。 |
ハカマオニゲシ | ペルシャ原産。麻薬性のアルカロイド、テバインを含む。 園芸での栽培は麻薬及び向精神薬取締法に違反する。 |
植えっぱなしておけば育つ。 | 非常に困難。合法であるオニゲシとよく似ているため、これだけを狙って入手するのは自生しているものでも難しい。 |
アレチウリ | 輸入大豆に混じって入ってきた特定外来生物。 成長力、繁殖力、再生力が強く、周囲に生えている植物を全滅させる。 |
種子が地面に埋没すると発芽しない。 また、8月10日以降に発芽したものは開花結実しないという報告がある。 |
日本各地に自生するため種子の採集は容易。 |
オオキンケイギク | 北アメリカ原産の特定外来生物。 道端や河原、土手などに生育する。種子生産量は1平方メートルあたり3000-5000粒。 |
荒れ地でも容易に繁殖。虫媒花であるため繁殖が昆虫の生息状況に依存する。 | 各地に自生するため入手は容易。 |
オオハンゴンソウ | 特定外来生物。地下茎や埋没種子からも繁殖でき、除去が極めて困難。 | 中・北日本の山地に広く生息。地下茎から繁殖できるため適当にほじくってくればOK。 | |
ツルヒヨドリ | 沖縄県に移入したアメリカ大陸原産の特定外来生物。 | 茎の一本からでも増える。国内では沖縄にしか存在しないためやや入手困難。 | |
ナルトサワギク | アメリカからシロツメクサに紛れて輸入され、徳島県で最初に発見された特定外来生物。 草全体がアルカロイド系の毒を持つ。繁殖力が強いだけでなく、他の植物の成長を妨害する。 |
種子が綿毛で飛ぶため隣家などにも容易に広がる。 | 近畿地方で帰化している。入手は容易。 |
その他
コピペなどでランク化されてはいないが、においが強い、トゲや葉がとがっている、虫を呼ぶ、などの理由で植えると迷惑な植物。
植物名 | 特徴 | 栽培のポイント | 入手しやすさ |
---|---|---|---|
アブラナ | いわゆる「菜の花」。美しい花を咲かせ、つぼみは野菜としても食される。 本種に限らずアブラナ科は硫黄分が強く、花はもちろん特にしおれたり腐ったりすると強烈な臭気を放つ。 またアブラナ科を選択的に食す昆虫も多く、これらを呼び寄せる[14]。 |
秋まき。日当たりのよい場所に撒き、薄く土をかぶせる。 基本的にはうるさく言わない植物だが、できれば肥料も一緒に埋めてやる。 |
種が広く販売されている。 |
カモミール | 小説「図書館戦争」でも有名になったキク科の草。和名はカミツレ。 「ジャーマンカモミール」「ローマンカモミール」の二種類があるが、匂いが強いのは後者。 精油・ハーブティーなどでも好き嫌いが分かれ、特に古かったり朽ちたりすると「薬臭い」「尿」「公衆便所」と称される悪臭に変わる。 |
丈夫な植物で、放置で問題ない。春か秋に水はけと日当たりのよい場所に種をまく。発芽率も高い。 | 種・苗が広く販売されている。 観賞用の「イヌカミツレ」「カミツレモドキ」など匂いの無い近縁種と間違えないよう注意。 |
キンモクセイ | 汲み取り式便所の消臭剤に使われていたほどにおいが強い。成長も早い。 | 春か秋に苗木を地植えする。日当たりが良すぎず悪すぎずの場所を探す。 挿し木で増やす木であり、生えている木から芽をちぎってきて植えるだけでも生える可能性がある。 |
苗木や鉢植えが販売されている。 |
クリ | 殻斗(ドングリ)には刺が多く、いがぐりと呼ばれる。花のにおいがよく精液に例えられる。実は毒虫であるアオイラガの幼虫が食す。 桃栗三年~と言うように結実までが早いのも特徴。 |
贅沢を言わない木。冬に地植えを行う。特に地植えなら極端な乾燥以外には耐える。 | 苗木・鉢植えが販売されている。 |
ジャスミン | 熱帯性のつる植物。香料として広く利用され、品種や近縁種が非常に多い。ここでは特に匂いの強いソケイについて記載する。 | 暖かくなってからの春か、残暑の残る秋口に植える。熱帯原産の植物であり、日当たりが良く腐葉土質の土壌を好む。 丈夫な木だが、極端な寒さには弱い。つる植物なので支柱のある場所に。 |
苗木が広く販売されている。 種類が多いので、販売員などによく相談する。 |
セージ | 西洋料理ではよく使われるハーブ。シソの仲間。 特に乾燥ホワイトセージは「ワキガ」にもたとえられる強い匂いを持つ。 焚くと大麻と勘違いされる匂いがするとも。 |
20℃前後で発芽するため気温がそれくらいの時期に種をまく。 高温多湿を嫌うため、日当たりが良すぎず風通しのいいところに植える。 |
種・苗が広く販売されている。 |
ツルバラ | バラのうちつる性のもの。バラの例に漏れずトゲだらけで、しかもつる性であるため除去が面倒。 贅沢をぬかす植物で、ツル植物のくせに自分から巻き付かず針金などで若枝を柱に固定しないと地面にのたくって勝手に腐ってしまう。 肥料も液体・固形両方がかなりの頻度で必要。水やりにもうるさく、夏場の朝・冬場の夕方に水をやると温度変化で根が傷む。 日当たり・風通しについても気を遣ってやらねばならず、すぐ葉焼けや病気を起こす。またアブラムシの被害も多い。 |
特徴に譲る。ツルバラに限らず園芸種のバラは栽培が難しく、嫌がらせ目的での利用は困難。 | 苗が広く販売されている。 |
ヘクソカズラ | アカネ科のつる植物。また成長も早い。 「ヘクソ」と呼ばれるように非常に臭い……のだが、「葉が臭い」「全体が臭い」「揉むと臭い」「近くに居るだけで臭い」と様々な変種があるらしい。 いかんせん雑草であり、研究がほとんどされていないのが実態である。移植の際には実際に臭いものを見つける必要があるだろう。 |
強い植物。放っておけば勝手に増える。 これに特異的に寄生するヘクソカズラグンバイというカメムシの仲間がいるが、残念ながら無臭である。 |
根が残っていれば増えるので、自生しているものから掘り出す。 |
モロヘイヤ | 最近野菜として知られるようになった草。和名はシマツナソ。 種・サヤにキョウチクトウ同様の毒を含み、家畜や幼児が誤食して死亡する事故が多い。 実は草丈の高い植物で、収穫を怠るとスーパーでは想像もつかない3m近くにもになる。 |
初夏に苗を植える。乾燥にも強く、手入れはほとんど要らない。 | 種も販売されているが、苗になるまでに2~3ヶ月と初期成長が非常に遅いので、苗を購入するのが無難。 |
ヤツデ | 手のひらのような形の葉が特徴の木。この葉を漢方薬に用いることがあるが有毒で、過剰摂取すると下痢・嘔吐・溶血を起こす。 真冬に花を咲かせる木で、これを目当てに虫が寄る。 |
5~6月に苗木を植える。丈夫な木だが、日陰と湿気を好み、日当たりのよい場所では葉焼けを起こす。 | 人気の庭木。広く販売されている。 |
出典・註釈
- ↑ ワルナスビ(魚拓) - ガーデニング花図鑑
- ↑ ミントの栽培方法(魚拓) - ガーデニング花図鑑
- ↑ 猛毒だが、医薬品や他の植物の品種改良に使われる
- ↑ 「漆の原木を販売いたします」搬出はセルフサービス。 https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/nousanson/807.html
- ↑ 世代を重ねるごとに香りが弱くなる模様
- ↑ ミントテロ - ガーデニング花図鑑
- ↑ アメリカ合衆国におけるクズ - 日本語版Muyopedia
- ↑ 原爆投下後の広島で真っ先に葉を出したのがスギナであるとも言われる。
- ↑ タケノコ泥棒はカネになるらしく、暴力団までが手を染めているという。このため地権者のみならず地域や警察ぐるみで対策していることも珍しくなく、無許可でのタケノコ掘りは非常にリスクが高い。
- ↑ 緑色になったジャガイモにも含まれるソラニン。
- ↑ ナスはもちろん、ピーマン、トマト、ペチュニア、ホオズキなどもナス科。
- ↑ 環境省
- ↑ 一応大麻取締法では種子を規制から除外する旨が書かれているが、「栽培目的である」として有罪になった例もあり、司法当局の気分次第という面が否めない。
- ↑ アブラナ科野菜の病害虫(魚拓)※虫注意
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