「DMCA」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
>Ostrich 細編集の要約なし |
>ふーふー 編集の要約なし |
||
| 1行目: | 1行目: | ||
{{注意| | {{注意|この記事の内容は[[悪芋|悪いもの達]]の視点で書かれており不正確です。<br>ご自身が現実に遭遇した事件については[[唐澤貴洋|法律関連の専門家]]にご相談ください。}} | ||
'''DMCA'''（でぃーえむしーえー）とは、アメリカ合衆国でのデジタルコンテンツの著作権について規定する法律である。'''デジタルミレニアム著作権法'''（Digital Millennium Copyright Act）の頭字語。 | |||
デジタルコンテンツを違法コピーされた著作者が、違法コンテンツを早急に非表示にできるノーティス・アンド・テイクダウンを定めており、縮めて'''DMCAテイクダウン'''と呼ばれている。 | デジタルコンテンツを違法コピーされた著作者が、違法コンテンツを早急に非表示にできるノーティス・アンド・テイクダウンを定めており、縮めて'''DMCAテイクダウン'''と呼ばれている。 | ||
== DMCAテイクダウン == | |||
違法コンテンツの早急な遮断を目指して作られた制度である。著作権者の権利を重要視した制度であり、また大手プラットフォームへのテイクダウン申請は無審査で通るといわれている。 | 違法コンテンツの早急な遮断を目指して作られた制度である。著作権者の権利を重要視した制度であり、また大手プラットフォームへのテイクダウン申請は無審査で通るといわれている。 | ||
申請に対し、米企業の{{wpl|Google}}は違法コンテンツを扱うサイトを検索から除外（Google八分ともいう）、 | |||
申請に対し、米企業の{{wpl|Google}}は違法コンテンツを扱うサイトを検索から除外（Google八分ともいう）、[[Twitter]]は違法な画像・動画を非表示にする、場合によりアカウントを凍結するなどの対応を行っている。 | |||
しかし、以下のような問題点があり、悪用されている。 | |||
* 引用の要件を満たしたコンテンツに対してもテイクダウンできる。 | * 引用の要件を満たしたコンテンツに対してもテイクダウンできる。 | ||
* テイクダウンの際にはコンテンツの主従関係が検討されないことが多く、違法コピーをした者が著作権者をテイクダウンできる。 | * テイクダウンの際にはコンテンツの主従関係が検討されないことが多く、違法コピーをした者が著作権者をテイクダウンできる。 | ||
* | * [[ニッセ路線|偽名やなりすまし]]でも申請できる。例として、[[艦これ公式Twitter凍結事件]]のときのDMCAは実在しない企業を騙って送られ、「オレ的ゲーム速報@刃」管理人の特定を目的に送信されたDMCAは某ゲーム会社の社長を騙ったものであった。 | ||
== DMCAルールの濫用 == | |||
DMCAの本来の目的は著作物保護であるが、ウェブページのごく一部にでも著作権侵害が認められれば、そのページ全体が検索結果から除外される。 | |||
この仕組みを利用し自身に都合の悪い情報を載せたサイトを取り除き、悪評を消すことに使うものがいることから、ルールの濫用として問題になっている。 | |||
日本でも、2017年8月に求人サービスを運営するウォンテッドリーが同社を批判するブログに対し、社長の写真を無断で利用しているとしてDMCA申請を行い、さらにはそのブログを引用したツイートまでも著作権侵害として削除したことで炎上した<ref>[https://toyokeizai.net/articles/-/186096 ウォンテッドリーの｢批判記事排除｣は問題だ,本田雅一,東洋経済オンライン,2017年8月27日]</ref>。 | |||
<ref>[https://toyokeizai.net/articles/-/186096 | |||
また、[[唐澤貴洋Wiki]]においても顔写真等明らかにコンテンツのメインではないものを対象としたDMCA申請が行われている（後述）。 | |||
また、[[ | |||
== 恒心との関わり == | |||
[[西村博嗣]]<ref>[https://www.lumendatabase.org/notices/14720211]</ref>、[[田中一哉(弁護士)|田中一哉]]<ref>[https://www.lumendatabase.org/notices/12357549]</ref>、[[大橋清貫(三田国際学園学園長)|大橋清貫]]<ref>[https://www.lumendatabase.org/notices/16626970]、[https://www.lumendatabase.org/notices/16959188]</ref>、[[山岡裕明(弁護士)|山岡裕明]]<ref>[https://www.lumendatabase.org/notices/16907796]、[https://www.lumendatabase.org/notices/17641525]</ref>が当Wikiの本人のページにDMCAテイクダウンを行っており、Google八分の憂き目に遭っている。 | |||
特に、[[田中一哉(弁護士)|田中一哉]]は当Wiki以外のサイトに対しても精力的にDMCAテイクダウンを行っている<ref>[https://www.lumendatabase.org/faceted_search?sender_name=田中一哉]</ref>。 | |||
また、[[藤原太一]]による申請により一時期本人のページ等が除外されていたが<ref>[https://www.lumendatabase.org/notices/14961446 2017年9月4日の申請][https://archive.vn/pr5xX （魚拓）]、[https://www.lumendatabase.org/notices/15118286 2017年10月4日の申請][https://archive.vn/bDKz3 （魚拓）]、[https://www.lumendatabase.org/notices/15479492 2017年12月3日の申請][https://archive.vn/QdDJz （魚拓）]</ref>、2018年6月頃<ref>[https://cross-law.xyz/test/read.cgi/evil/1526019754/861 該当レス]</ref>に復活した。 | |||
[[大橋清貫(三田国際学園学園長)|大橋清貫]]の依頼を受けて[[八雲法律事務所]]が[[サジェスト汚染]]目的で作成された当Wikiの本人の記事の文章をコピペしたtxtiのページに対して複数回申請を行ったが失敗した模様<ref>[https://archive.vn/PWVRv 2018年11月11日の申請]、[https://archive.vn/NySLL 2018年11月29日の申請]</ref>。 | |||
==外部リンク== | |||
* {{wpl|デジタルミレニアム著作権法}} - [[Wikipedia]] | |||
* [https://lumendatabase.org Lumen Database] - DMCA他様々な法的要請を記録している | |||
* [http://www.soumu.go.jp/main_content/000105846.pdf ノーティスアンドテイクダウン手続について] - 総務省 | |||
* [https://www.bengo4.com/internet/n_7714 「艦これ」公式ツイッター凍結に使われたDMCA「権利者が声をあげることが大事」] - 弁護士ドットコム | |||
==脚注== | ==脚注== | ||
<references /> | <references /> | ||
{{スタブ}} | {{スタブ}} | ||
{{デフォルトソート:ていいえむしいええ}} | |||
[[カテゴリ:用語]] | [[カテゴリ:用語]] | ||
2019年2月23日 (土) 20:29時点における版
 |
DMCA（でぃーえむしーえー）とは、アメリカ合衆国でのデジタルコンテンツの著作権について規定する法律である。デジタルミレニアム著作権法（Digital Millennium Copyright Act）の頭字語。
デジタルコンテンツを違法コピーされた著作者が、違法コンテンツを早急に非表示にできるノーティス・アンド・テイクダウンを定めており、縮めてDMCAテイクダウンと呼ばれている。
DMCAテイクダウン
違法コンテンツの早急な遮断を目指して作られた制度である。著作権者の権利を重要視した制度であり、また大手プラットフォームへのテイクダウン申請は無審査で通るといわれている。
申請に対し、米企業のGoogleは違法コンテンツを扱うサイトを検索から除外（Google八分ともいう）、Twitterは違法な画像・動画を非表示にする、場合によりアカウントを凍結するなどの対応を行っている。
しかし、以下のような問題点があり、悪用されている。
- 引用の要件を満たしたコンテンツに対してもテイクダウンできる。
- テイクダウンの際にはコンテンツの主従関係が検討されないことが多く、違法コピーをした者が著作権者をテイクダウンできる。
- 偽名やなりすましでも申請できる。例として、艦これ公式Twitter凍結事件のときのDMCAは実在しない企業を騙って送られ、「オレ的ゲーム速報@刃」管理人の特定を目的に送信されたDMCAは某ゲーム会社の社長を騙ったものであった。
DMCAルールの濫用
DMCAの本来の目的は著作物保護であるが、ウェブページのごく一部にでも著作権侵害が認められれば、そのページ全体が検索結果から除外される。
この仕組みを利用し自身に都合の悪い情報を載せたサイトを取り除き、悪評を消すことに使うものがいることから、ルールの濫用として問題になっている。
日本でも、2017年8月に求人サービスを運営するウォンテッドリーが同社を批判するブログに対し、社長の写真を無断で利用しているとしてDMCA申請を行い、さらにはそのブログを引用したツイートまでも著作権侵害として削除したことで炎上した[1]。
また、唐澤貴洋Wikiにおいても顔写真等明らかにコンテンツのメインではないものを対象としたDMCA申請が行われている（後述）。
恒心との関わり
西村博嗣[2]、田中一哉[3]、大橋清貫[4]、山岡裕明[5]が当Wikiの本人のページにDMCAテイクダウンを行っており、Google八分の憂き目に遭っている。
特に、田中一哉は当Wiki以外のサイトに対しても精力的にDMCAテイクダウンを行っている[6]。
また、藤原太一による申請により一時期本人のページ等が除外されていたが[7]、2018年6月頃[8]に復活した。
大橋清貫の依頼を受けて八雲法律事務所がサジェスト汚染目的で作成された当Wikiの本人の記事の文章をコピペしたtxtiのページに対して複数回申請を行ったが失敗した模様[9]。
外部リンク
- デジタルミレニアム著作権法 - Wikipedia
- Lumen Database - DMCA他様々な法的要請を記録している
- ノーティスアンドテイクダウン手続について - 総務省
- 「艦これ」公式ツイッター凍結に使われたDMCA「権利者が声をあげることが大事」 - 弁護士ドットコム
