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「特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった」の版間の差分

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'''特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった'''(とくていのべんごしのひょうばんをしってもらいたかった)とは、殉教した[[恒心教徒]]の発言である。「特定の弁護士の評判を広めたかった」等、表記揺れ多数。
'''特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった'''(とくていのべんごしのひょうばんをしってもらいたかった)とは、[[殉教]]した[[恒心教徒]]の発言である。「特定の弁護士の評判を広めたかった」等、表記揺れ多数。


== 概要 ==
== 概要 ==
大元となったのは恐らく、2015年8月に[[0Chiaki]]が[[カランサムウェア]]の件で書類送検された際に動機として語った「'''[[恒心教|特定の弁護士を批判する架空の宗教]]を広めるつもりだった'''」という文言<ref>[https://www.nicovideo.jp/watch/sm26930006 唐澤貴洋ウイルス(カランサムウェア)の作成者「0chiaki」 書類送検へ] #0:30頃~</ref>。
大元となったのは恐らく、2015年8月に[[0Chiaki]]が[[カランサムウェア]]の件で書類送検された際に動機として語った「'''[[恒心教|特定の弁護士を批判する架空の宗教]]を広めるつもりだった'''」という文言<ref>[https://www.nicovideo.jp/watch/sm26930006 唐澤貴洋ウイルス(カランサムウェア)の作成者「0chiaki」 書類送検へ] #0:30頃~</ref>。


これをリスペクトしたのか、同年12月に[[Googleマップ]]改竄の件で書類送検された[[爆弾三勇士]]は動機として「'''[[唐澤貴洋|弁護士]]の評判を知ってもらいたかった'''」と供述<ref>[https://youtu.be/8QWMwNL-jRg 第三次玉音放送(2015.12.1)] #2:22頃~</ref>、更に2016年2月に[[同時爆破予告事件|爆破予告の件]]でインタビューを受けた[[安藤良太]]は「なぜ爆破予告をしたのか?」という質問に対し「'''[[唐澤貴洋|特定の弁護士]]の評判を知ってもらいたかったというのが一番の理由'''」と回答した<ref>[https://www.nicovideo.jp/watch/sm28292373 ださいたま、ハンカチを借りる+テレビ局のとらけんま] #2:43頃~</ref>。
これをリスペクトしたのか、彼の後に[[殉教]]した一部の[[恒心教徒]]たちも、それぞれ以下のように供述している。
*[[爆弾三勇士]]
2015年12月に[[Googleマップ]]改竄の件で書類送検され、動機として「'''[[唐澤貴洋|弁護士]]の評判を知ってもらいたかった'''」と供述<ref>[https://youtu.be/8QWMwNL-jRg 第三次玉音放送(2015.12.1)] #2:22頃~</ref>
*[[安藤良太]]
2016年2月に[[同時爆破予告事件|爆破予告の件]]でインタビューを受けた際、「なぜ爆破予告をしたのか?」という質問に対し「'''[[唐澤貴洋|特定の弁護士]]の評判を知ってもらいたかったというのが一番の理由'''」と回答<ref>[https://www.nicovideo.jp/watch/sm28292373 ださいたま、ハンカチを借りる+テレビ局のとらけんま] #2:43頃~</ref>。
*[[FAX路線|佐藤直]]
2024年3月の令和5年刑(わ)第1462号等で動機として「'''[[唐澤貴洋|特定の弁護士]]に嫌がらせしたかった、ニュース等で[[恒心教]]を広めたかった'''」と供述。


これらの発言は警察やテレビ局の人間を前にして堂々と唐澤貴洋や恒心教の知名度向上を動機に挙げる姿勢が他の恒心教徒に高く評価され、「模範解答」などと称された。
これらの発言は警察やテレビ局の人間を前にして堂々と唐澤貴洋や恒心教の知名度向上を動機に挙げる姿勢が他の恒心教徒に高く評価され、「'''模範解答'''」などと称された。


一方、2016年6月に安藤良太を模倣した爆破予告で書類送検された[[伊藤隆星]]は「(安藤が)神のようだった」「いたずらを広めたかった」と頓珍漢な供述をし、教徒から呆れられた。
== 関連する文言 ==
上記以外にも、一部の教徒から「模範解答」と称される文言や、逆に「非模範解答」と見なされるものがある。


また、2020年11月に[[殉教|逮捕]]された[[福山紘基]]は「自分は教徒で、団体のためになると思ってやった」と供述しており<ref>ただし爆破予告への関与を否認する供述をしているという報道もある</ref>、教徒からは「これまでの模範解答とは異なるものの、純粋な信仰心の告白であり、劣るものではない」とする肯定的な意見が現れる一方、やはり取り調べに際しては従来の模範解答を答えるべきだったとする否定的な意見もあり、彼の供述についての賛否は真っ二つに割れていると言えよう。
最も、何をもって「模範解答」とするかは各々の[[教徒]]の裁量に委ねられていると言え、今後も教徒の心を打つ「新たな模範解答」を発するものが現れる可能性があることに留意する必要がある。
 
=== [[俺は嫌な思いしてないから]] ===
[[ファイル:Iyanaomoi.jpg|thumb|200px|right|[[安藤良太]]による「俺嫌」]]
「'''俺嫌'''」の略称でも知られる文言。
 
[[安藤良太]]が「[[同時爆破予告事件|事件]]によって周囲が迷惑しているのではないか」と説教された際に、この文言で回答している。
 
=== 恒心教徒としてプラスになると思った ===
[[ファイル:準模範解答例.jpg|thumb|200px|right|[[福山紘基]]による供述]]
[[ゆゆうた・サウプロ騒動|2020年]]に[[爆破予告]]で[[逮捕]]された[[福山紘基]]は、動機として「'''自分は教徒で、団体のためになると思ってやった'''」「'''恒心教徒としてプラスになると思った'''」と供述した。
 
これらについては「これまでの模範解答の文言とは異なるものの、純粋な信仰心の告白であり、劣るものではない」とされた。
 
=== 非模範解答 ===
[[爆破予告]]で書類送検された[[伊藤隆星]]は、「([[安藤良太]]が)神のようだった」「いたずらを広めたかった」と、「'''悪ふざけ'''」を主目的とする旨の供述をしたが、これについては「[[臭芋|頓珍漢]]な供述」として「'''非模範解答'''」の烙印を押された。
 
ただし後述の検閲説があるため、このような供述をした(と報道された)からと言って、即座にその教徒の評価が下がるわけではない。
 
== 検閲説 ==
福山紘基は前述した通り、[[爆破予告]]で逮捕された際に「新たな模範解答」を供述したが、その後に[[田籠航|強要罪]]で書類送検された際の報道では「恒心教徒」といった単語が消え、「ゲーム感覚で楽しんでいた」「相手を支配できる感覚を楽しんでいた」などの「非模範解答」供述しか報道されなくなった。
 
またその後、[[ねそにゃ]]が殉教した際にも、やはり同様の供述しか報道されなかった。
 
既に「模範解答」が恒心教内で教徒を評価する1つの評価水準として用いられていることはある程度広く知られているため、もしそれを報じれば他の[[教徒]]から取り分け「敬虔な殉教者」として[[過度な神格化|神聖視]]されることは容易に想像がつく。<br>現に[[0chiaki]]、[[爆弾三勇士]]、[[安藤良太]]らの「'''特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった'''」という供述が報じられたことで、彼らは[[正大師]]、正悟師などと崇められることに繋がった(0chiakiが問題を起こしたのはあくまで釈放後である)
 
こうした事態を避けるため、[[警察]]並びにマスメディアによる宗教弾圧の一環として、仮に殉教者が「模範解答」を供述しても、報道規制がかかって報じられないとする説がある<ref>この説は既に[[爆弾三勇士]]殉教時点から教徒に指摘されていた。{{Archive|https://twitter.com/5tx7BVwN/status/671680051054698497|https://archive.md/rFWCn|教徒のツイート}}</ref>
 
こうしたことから、今後殉教者が「模範解答」を答えられなかったからと言って、それをもって当人の評価を下げるのは、慎重視するべきであるといえるだろう。
 
検閲説への対抗策としては、特定のフレーズに固執するのではなく、過去の[[尊師語録]]などを含め、幅広い知識を持ってメディアを騙し込むことである。
 
'''なお、「悪ふざけの供述を頑としてしない」というのは筋が悪い。「模範解答」を検閲することを平気でしてくる相手の場合、「非模範解答」の捏造など訳ないからである。'''


== 出典・註釈 ==
== 出典・註釈 ==
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[殉教]]
* [[0Chiaki]]
* [[0Chiaki]]
* [[爆弾三勇士]]
* [[爆弾三勇士]]
* [[安藤良太]]
* [[安藤良太]]
* [[正大師]]
* [[正大師]]
 
* [[伊藤隆星]]
* [[福山紘基]]
* [[ねそにゃ]]
* [[実在の弁護士]]
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2024年10月5日 (土) 04:55時点における最新版

特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった(とくていのべんごしのひょうばんをしってもらいたかった)とは、殉教した恒心教徒の発言である。「特定の弁護士の評判を広めたかった」等、表記揺れ多数。

概要

大元となったのは恐らく、2015年8月に0Chiakiカランサムウェアの件で書類送検された際に動機として語った「特定の弁護士を批判する架空の宗教を広めるつもりだった」という文言[1]

これをリスペクトしたのか、彼の後に殉教した一部の恒心教徒たちも、それぞれ以下のように供述している。

2015年12月にGoogleマップ改竄の件で書類送検され、動機として「弁護士の評判を知ってもらいたかった」と供述[2]

2016年2月に爆破予告の件でインタビューを受けた際、「なぜ爆破予告をしたのか?」という質問に対し「特定の弁護士の評判を知ってもらいたかったというのが一番の理由」と回答[3]

2024年3月の令和5年刑(わ)第1462号等で動機として「特定の弁護士に嫌がらせしたかった、ニュース等で恒心教を広めたかった」と供述。

これらの発言は警察やテレビ局の人間を前にして堂々と唐澤貴洋や恒心教の知名度向上を動機に挙げる姿勢が他の恒心教徒に高く評価され、「模範解答」などと称された。

関連する文言

上記以外にも、一部の教徒から「模範解答」と称される文言や、逆に「非模範解答」と見なされるものがある。

最も、何をもって「模範解答」とするかは各々の教徒の裁量に委ねられていると言え、今後も教徒の心を打つ「新たな模範解答」を発するものが現れる可能性があることに留意する必要がある。

俺は嫌な思いしてないから

安藤良太による「俺嫌」

俺嫌」の略称でも知られる文言。

安藤良太が「事件によって周囲が迷惑しているのではないか」と説教された際に、この文言で回答している。

恒心教徒としてプラスになると思った

福山紘基による供述

2020年爆破予告逮捕された福山紘基は、動機として「自分は教徒で、団体のためになると思ってやった」「恒心教徒としてプラスになると思った」と供述した。

これらについては「これまでの模範解答の文言とは異なるものの、純粋な信仰心の告白であり、劣るものではない」とされた。

非模範解答

爆破予告で書類送検された伊藤隆星は、「(安藤良太が)神のようだった」「いたずらを広めたかった」と、「悪ふざけ」を主目的とする旨の供述をしたが、これについては「頓珍漢な供述」として「非模範解答」の烙印を押された。

ただし後述の検閲説があるため、このような供述をした(と報道された)からと言って、即座にその教徒の評価が下がるわけではない。

検閲説

福山紘基は前述した通り、爆破予告で逮捕された際に「新たな模範解答」を供述したが、その後に強要罪で書類送検された際の報道では「恒心教徒」といった単語が消え、「ゲーム感覚で楽しんでいた」「相手を支配できる感覚を楽しんでいた」などの「非模範解答」供述しか報道されなくなった。

またその後、ねそにゃが殉教した際にも、やはり同様の供述しか報道されなかった。

既に「模範解答」が恒心教内で教徒を評価する1つの評価水準として用いられていることはある程度広く知られているため、もしそれを報じれば他の教徒から取り分け「敬虔な殉教者」として神聖視されることは容易に想像がつく。
現に0chiaki爆弾三勇士安藤良太らの「特定の弁護士の評判を知ってもらいたかった」という供述が報じられたことで、彼らは正大師、正悟師などと崇められることに繋がった(0chiakiが問題を起こしたのはあくまで釈放後である)

こうした事態を避けるため、警察並びにマスメディアによる宗教弾圧の一環として、仮に殉教者が「模範解答」を供述しても、報道規制がかかって報じられないとする説がある[4]

こうしたことから、今後殉教者が「模範解答」を答えられなかったからと言って、それをもって当人の評価を下げるのは、慎重視するべきであるといえるだろう。

検閲説への対抗策としては、特定のフレーズに固執するのではなく、過去の尊師語録などを含め、幅広い知識を持ってメディアを騙し込むことである。

なお、「悪ふざけの供述を頑としてしない」というのは筋が悪い。「模範解答」を検閲することを平気でしてくる相手の場合、「非模範解答」の捏造など訳ないからである。

出典・註釈

関連項目