「恒心文庫:私に銃を」の版間の差分
>佐々木パグ (ページの作成:「__NOTOC__ == 本文 == <poem> AsaminaFXもしくはAsagiri_Minatsuこと新井尚貴は千葉県警生活安全部サイバー犯罪対策課警部補・小津晶の屋敷を訪れていた。 「お願いします!!私に銃をください!!アットキャドにサイバー攻撃をして私の個人情報をバラまいた唐澤貴洋を!!杜撰な個人情報管理をしていたアットキャドの髙宮豊治を!!殺さなければ気が済ま…」) |
(相違点なし)
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2022年9月14日 (水) 14:01時点における版
本文
AsaminaFXもしくはAsagiri_Minatsuこと新井尚貴は千葉県警生活安全部サイバー犯罪対策課警部補・小津晶の屋敷を訪れていた。
「お願いします!!私に銃をください!!アットキャドにサイバー攻撃をして私の個人情報をバラまいた唐澤貴洋を!!杜撰な個人情報管理をしていたアットキャドの髙宮豊治を!!殺さなければ気が済まないのです!!」
被曝で全身ケロイドの中年男、小津晶は難しい顔をしながら目の前の突然現れたキャ土方ネカマを見下ろす。
「あのねえ、君は知らないかもしれないが・・・」
「いいえ、知っています。あなたが唐澤貴洋の核攻撃で全身ボロボロにされたことを知った上での頼みです」
小津晶は自らの無能ぶりを思い出して苦笑いして言った。
「ならばこれは知っているか?唐澤貴洋に銃は効かないんだぞ」
数秒の沈黙。新井尚貴には小津晶の言葉を理解する時間が必要だった。
銃が効かない。文としては成り立っているが、意味が分からない。
いかな唐澤貴洋といえど所詮は人間だ。それとも全身を防弾装備で固めているとでも言うのか。
「アレを倒すにはこちらも核兵器がなければならない」
「そんな、そんなもの手に入るわけが・・・でも、それでも髙宮豊治は銃で殺せますよね?!」
「俺は腐っても警察だ。君のような小童にそんなものは貸せない」
鼻で笑うような態度に新井尚貴は憤慨しながら屋敷を出た。
「唐澤貴洋殺す、唐澤貴洋殺す、唐澤貴洋殺す、唐澤貴洋殺す、唐澤貴洋殺す、唐澤貴洋殺す」
「髙宮豊治殺す、髙宮豊治殺す、髙宮豊治殺す、髙宮豊治殺す、髙宮豊治殺す、髙宮豊治殺す」
ブツブツと呟きながら、愛用のOculus Questを装着する。
精神安定のための現実逃避である。
仮想空間では浅霧深夏と名乗る、女であることにしか価値のない男・新井尚貴は数人の仲間に出迎えられた。
「ねぇ聞いてよ~小津晶が拳銃を貸してくれなかったの~」
「なんて酷い警察官だ。でも深夏なら大丈夫!きっと唐澤貴洋を殺せるよ!」
自分を気持ちよくしてくれる人だけで固められたエコーチェンバーに勇気づけられる。
その日の夕方、新井尚貴は安倍晋三暗殺に用いられた銃の材料をホームセンターで調達した。
そして夜のうちに銃を完成させた。
翌日、新井尚貴は唐澤貴洋が待ち構える法律事務所Steadinessに向かった。
日本から遠いマヨルカ島に聳え立つ三田綱町デュープレックスR'sの巨大な防弾扉が開かれる。
中を覗き込んだ瞬間、新井尚貴は突如ケツマンコへの刺激を感じた。
玄関前で蹲り男臭いメス声で嬌声を挙げながら反射的に後ろを手で払う。
しかし、これは物理的な攻撃ではなかった。
「ハッキング・・・!」
そう、三田綱町デュープレックスR'sに配備された大量の悪いものたちが電波攻撃でOculus Questにハッキングを仕掛けたのだ。
Oculus Questは電極を制御することにより仮想空間でのセックスの刺激を現実のチンポやケツマンコに伝達することを可能にする。
悪いものたちはそれを一瞬にして乗っ取って利用したのだ。
3階から見下ろす唐澤貴洋を自作銃で何度も撃つ。
押し寄せる快感で狙いがつけられなかったが、2発が奇跡的に唐澤貴洋の両目に命中した。
しかし唐澤貴洋は無傷で、何事もなかったかのように新井尚貴を見下ろし続ける。
弾を全て使い切り、新井尚貴のチンポもケツマンコも限界を迎えつつあった。
テクノブレイク寸前の新井尚貴に、唐澤貴洋は言葉を投げかけた。
「もうやめにしませんか。」
「はい♡今回、個人情報を盗んだ人達に対しては特に何も行いません♡」
何も行わないというか
何もできないのが一番正しい言い方かもしれません。
しかし、企業としての対応について是非は問わなければならない。
新井尚貴は銃弾を作りなおし、ガクガクの足のままアットキャド本社に向かった。
道中の社員を全員射殺し、社長室を蹴破る。
「髙宮豊治ァ!」
「来ましたか」
アットキャド本社の社長室には、見覚えのある男が座っていた。
そいつは、新井尚貴が18歳JKでチンポがクリトリスサイズだった頃、女湯の脱衣所で遭遇したおかしな人だった。
全身に危険信号が駆け巡る。
2012年4月16日にホテルの女湯の脱衣所に入ったとして建造物侵入の疑いで逮捕された鈴木文刀は、
唐澤貴洋をはじめとするインターネットの悪いものたちの注目を自分から逸らすために、髙宮豊治の戸籍を乗っ取って会社を運営し、自らセキュリティ事故を起こし炎上させたのだ。
「お前が!お前が『おかしな人がいる』なんて言ったせいで!!俺の人生は滅茶苦茶だ!!!」
そんなこと言われる覚えはない。こっちの人生だって滅茶苦茶なんだ。
「しかも、お前が唐澤貴洋を殺すよう仕向けたのに、まさか失敗するとはな。使えないネカマ野郎が」
あまりの怒りに股間のデリンジャーが血圧でイキリ立つ。
しかし、ヘナチョコのキャ土方ネカマが田舎の変態男に敵うはずもなく、一瞬で叩き伏せられた。
そして2012年4月16日にホテルの女湯の脱衣所に入ったとして建造物侵入の疑いで逮捕された鈴木文刀は新井尚貴のチンポとケツマンコからOculus Questを取り外し、
電気管理技術者の知識を十全に活用して魔改造を施し、新井尚貴のケツマンコと自らのチンポとさくらんぼに接続した。
2783Aの電流が新井尚貴と2012年4月16日にホテルの女湯の脱衣所に入ったとして建造物侵入の疑いで逮捕された鈴木文刀を永遠に仮想空間の住人に変えた。
悪いものたちのいない楽園で今日も2012年4月16日にホテルの女湯の脱衣所に入ったとして建造物侵入の疑いで逮捕された鈴木文刀は新井尚貴のケツマンコをレイプしている。
女であることにしか価値のない男であった新井尚貴は、ついに念願のメスになったのだ。
タイトルについて
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。