「恒心文庫:接待」の版間の差分
>チー二ョ (ページの作成:「__NOTOC__ == 本文 == <poem> 「なあいいだろう?おい!」 裕明が祥平を事務所の壁際に追いやり壁にドンと手をつき顔を近づける!…」) |
(相違点なし)
|
2021年5月6日 (木) 18:50時点における版
本文
「なあいいだろう?おい!」
裕明が祥平を事務所の壁際に追いやり壁にドンと手をつき顔を近づける!
祥平は上司の突然の豹変に狼狽えつつもはっきりと言葉を返す
「ちょ、山岡先輩、急になんなんスか?よくわかんないスけど、よくないっスよ」
祥平の言葉は裕明にさらに情欲を募らせ、劣情を掻き立てるのに充分だった。
乱暴に祥平を掴み固い床に押し倒す、目を丸くし抵抗を忘れる祥平、愉悦的な笑みを浮かべ、ベルトを外し出す裕明。
自身のベルトで祥平の手を縛り、祥平のベルトで両足を縛り上げた、もう逃げられないのだ。
祥平は声を荒げ出す
「一体何考えてるんスか!俺にそんな趣味なんてないッス!勘弁してくださいよ!
裕明は涼しい顔で答えた
「接待をしてもらおうか」
裕明の百戦錬磨、海千山千の舌が祥平を包み込む、体は正直だ、祥平の物はそそり立ってしまった、大声を出そうにも靴下を口に突っ込まれて声が出さない。
物への愛撫が終わると今度は、菊の花への愛撫が始まった、裕明は昂りを抑えることはできなかった、そこまでほぐれていないのにも関わらず己の物を祥平に突き立てたのだ。
筆舌に尽くし難い苦痛が祥平を襲う。
早く終わってくれ、と心の中で念じる祥平
裕明のピストンが断続的になる。
どうやら果てたようだ。
「ただじゃ済まさねえ、懲戒ところの話じゃないぞ!」
ずっと砕けた敬語だった祥平のごいがついに荒くなった。
裕明は平然たした顔で聞き返した
「ほう、警察に相談できるのか?懲戒請求をだせるのか?男の俺に犯されました、なんてお前がいえるのか?」
祥平が口籠る「く、だが!」
裕明事務所の机に無造作に置いてあったスマホを叩く
「これにさ、一部始終が全部残ってるんだぜ、ほら、見てみろよ、俺に犯されてる時にお前こんなにエロい顔してんだぜ。ちょっと体を弄っただけでこんなに反応して、エロい体...!お前は本質的には雌犬なんだよ、俺に大人しく躾けられてメスになっちまえよ」
祥平の顔が屈辱と恥辱で赤くなる
「許さねえ!あんただけは許さねえ!」
今にも飛びかかってきそうな勢いだ
急に事務所のドアが開いて唐澤貴洋が戻ってきた、「騒ぎが外まで聞こえたナリ、どうしたナリか」
2人を交互に見ながら聞いた。
裕明はやれやれ困ったなというジェスチャーをする、押し黙る祥平。
「なんでもないっス」
この言葉だけを残して祥平は出て行ってしまった。
これはクロスが瓦解する少し前の出来事である。
タイトルについて
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。