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ここまでは、真夏の夜の淫夢という1本のホモビデオに絡めた炎上だったものの、野獣先輩に炎上が飛び火し、メインも移動したために、彼の他の出演作を探そうという動きが強まり、2010年に同じCOATコーポレーションから出た「誘惑のラビリンス」内の3章「空手部 性の裏技」にも出演していることが発覚した。更に悪いことに、ここでも多数の名言が発掘されたと同時に、この章で共演していた{{nicodic|MUR}}と{{nicodic|KMR}}の怪演と名言にも注目が集まった。これによって、「淫夢」と称しつつCOAT社のビデオであれば野獣先輩以外にも炎上が飛び火し、多田野や野獣先輩の出演作でなくても目をつけられるようになった。 | ここまでは、真夏の夜の淫夢という1本のホモビデオに絡めた炎上だったものの、野獣先輩に炎上が飛び火し、メインも移動したために、彼の他の出演作を探そうという動きが強まり、2010年に同じCOATコーポレーションから出た「誘惑のラビリンス」内の3章「空手部 性の裏技」にも出演していることが発覚した。更に悪いことに、ここでも多数の名言が発掘されたと同時に、この章で共演していた{{nicodic|MUR}}と{{nicodic|KMR}}の怪演と名言にも注目が集まった。これによって、「淫夢」と称しつつCOAT社のビデオであれば野獣先輩以外にも炎上が飛び火し、多田野や野獣先輩の出演作でなくても目をつけられるようになった。 | ||
更にその後はCOAT社以外のホモビデオにおいても、棒読み演技やその他のシュールな設定に注目が集まるようになり、「{{nicodic|KBTIT}} | 更にその後はCOAT社以外のホモビデオにおいても、棒読み演技やその他のシュールな設定に注目が集まるようになり、「{{nicodic|KBTIT}}」といったようなCOAT社以外の人物が淫夢ファミリーに加えられたり、更には「{{nicodic|閉廷おじさん}}」など、もはやホモビデオでもないのに淫夢に数えられるなど、その定義は広がる一方になっていき、炎上の勢いは更に強まっていった。 | ||
こうしたネタの雪だるま的な増加と、野球つながりがあり淫夢ネタが許容されていた[[なんJ]]板のブーム、そしてなにより野獣先輩の人気によって、2010年代初頭までにネットの覇権コンテンツとしての地位を獲得したのであった。 | こうしたネタの雪だるま的な増加と、野球つながりがあり淫夢ネタが許容されていた[[なんJ]]板のブーム、そしてなにより野獣先輩の人気によって、2010年代初頭までにネットの覇権コンテンツとしての地位を獲得したのであった。 | ||
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=== 淫夢外伝部 風評被害の裏技 === | === 淫夢外伝部 風評被害の裏技 === | ||
恒心教で言う「[[外伝主人公]] | 恒心教で言う「[[外伝主人公]]」に当たる事件として有名なものには、まず{{nicodic|クッキー☆}}事件が存在する。元々は[[東方Project]]のオリジナルアニメにおける別の炎上事件であったのだが、同人声優の棒読み演技に淫夢関係者が一気に流入し、淫夢ファミリーに加わった。ホモビデオでない人物が淫夢ファミリーに加えられる状況になった当時から「いつかこの手のビデオ以外のコンテンツにも飛び火する」と予想されていたが、これによって淫夢は「ホモビデオ、特に野獣先輩を中心としつつも、実質的には何でもあり」の闇鍋コンテンツと化すこととなる。 | ||
クッキー☆以降、自分の好きなコンテンツを淫夢に持ち込んで、風評被害として取り込んでもらい有名にしよう、という動きが加速し、アニメキャラなどを中心に一部が淫夢へ取り込まれていった。この運動はホモビデオネタの枯渇に合わせて増加し<ref>もはやこの当時になるとホモビデオに出るだけでも淫夢ファミリー入りされてネタにされるため、男優のなり手自体が不足したとも言われている</ref>、「ホモと学ぶシリーズ」として無関係の動画を持ち込んで淫夢語録で鑑賞する、という文化が生まれた。一度目をつけられると「[[風評被害]]」と称して動画やコンテンツが淫夢用語で埋まる、ネタにされ尽くすといったことがあちこちで起きている。もはや演技ものでさえ無いものにまで触手が伸びている有様である。 | クッキー☆以降、自分の好きなコンテンツを淫夢に持ち込んで、風評被害として取り込んでもらい有名にしよう、という動きが加速し、アニメキャラなどを中心に一部が淫夢へ取り込まれていった。この運動はホモビデオネタの枯渇に合わせて増加し<ref>もはやこの当時になるとホモビデオに出るだけでも淫夢ファミリー入りされてネタにされるため、男優のなり手自体が不足したとも言われている</ref>、「ホモと学ぶシリーズ」として無関係の動画を持ち込んで淫夢語録で鑑賞する、という文化が生まれた。一度目をつけられると「[[風評被害]]」と称して動画やコンテンツが淫夢用語で埋まる、ネタにされ尽くすといったことがあちこちで起きている。もはや演技ものでさえ無いものにまで触手が伸びている有様である。 | ||
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淫夢事件はもはや制御不能状態となり、一度目をつけられれば無条件に炎上するという、ある意味で恒心教以上に厄介な状態になっている。その過程で炎上は一種の文化と化し、インターネットでは知らないものはいないほどに普及することとなった。日本のみならず海外の動画サイトなどでも注目されることが多く、もはや単なる炎上に留まらない「文化」的な側面が強くなっており、本事件を「炎上」と認識していない人も多いだろう。 | 淫夢事件はもはや制御不能状態となり、一度目をつけられれば無条件に炎上するという、ある意味で恒心教以上に厄介な状態になっている。その過程で炎上は一種の文化と化し、インターネットでは知らないものはいないほどに普及することとなった。日本のみならず海外の動画サイトなどでも注目されることが多く、もはや単なる炎上に留まらない「文化」的な側面が強くなっており、本事件を「炎上」と認識していない人も多いだろう。 | ||
その後2010年代後半になり、底辺youtuberとして、オフ会に誰一人来なかったという伝説を持つ「{{nicodic|syamu_game}}」がこれらの「風評被害」の中で特別に有名になり、一時代を築いた。 | |||
そして忘れてはいけない[[岩間好一]] | そして忘れてはいけない[[岩間好一]]と{{nicodic|糖質淫夢}}シリーズもこの一つなのだが、これについては恒心教とのかかわりが深いため後述する。 | ||
=== 混沌 === | === 混沌 === | ||
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とはいえ、匿名ネット世界で淫夢を超える炎上、コミュニティがあるかといえば、やはりまだ無いわけであり、今なおネット社会では強い影響力を持つコミュニティである。災厄の時代令和に、淫夢にとってのメシア、隠れイマーム、マイトレーヤたる第二の野獣先輩は現れるのであろうか。 | とはいえ、匿名ネット世界で淫夢を超える炎上、コミュニティがあるかといえば、やはりまだ無いわけであり、今なおネット社会では強い影響力を持つコミュニティである。災厄の時代令和に、淫夢にとってのメシア、隠れイマーム、マイトレーヤたる第二の野獣先輩は現れるのであろうか。 | ||
近年では毎年8月10日に「野獣邸オフ」が開かれており、11時45分14秒には一斉に「こ↑こ↓」と発音する姿が見られ、新型コロナウイルス騒動時においても欠かさず行われている。 | |||
== 恒心教との関係 == | == 恒心教との関係 == |