「唐澤貴洋の発言一覧/テラスハウス問題」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
→発言の推移
>黒水力 (誤字ならびに外部リンクの修正、ソーシャルメディア利用環境整備機構に関する追記。) |
>長谷川良平 (→発言の推移) |
||
5行目: | 5行目: | ||
== 発言の推移 == | == 発言の推移 == | ||
=== Twitterの恒心再開(2020年3月20日) === | === Twitterの恒心再開(2020年3月20日) === | ||
<del>スパム</del>広告目的で設置された[[恒心綜合法律事務所 (Twitterアカウント)|恒心法律綜合事務所のTwitter]]は2014年6月の恒心を最後に、約6年にわたり放置されていた。ところが、「週刊文春」2020年3月26日号に{{wpl|森友学園問題}}で自殺した財務省職員が遺した告発文書が公開されたことをきっかけに、[[Twitter#3.E6.9C.8820.E6.97.A5_2|2020年3月20日]] | <del>スパム</del>広告目的で設置された[[恒心綜合法律事務所 (Twitterアカウント)|恒心法律綜合事務所のTwitter]]は2014年6月の恒心を最後に、約6年にわたり放置されていた。ところが、「週刊文春」2020年3月26日号に{{wpl|森友学園問題}}で自殺した財務省職員が遺した告発文書が公開されたことをきっかけに、[[Twitter#3.E6.9C.8820.E6.97.A5_2|2020年3月20日]]から再び頻繁に恒心されるようになった。このSNS復活の流れから、木村花に関する一連のコメントに繋がっていく。 | ||
=== Twitterの恒心(2020年5月24日) === | === Twitterの恒心(2020年5月24日) === | ||
木村自殺の翌日となる24日、尊師の怒涛のTwitter恒心が始まる。ところが、他の弁護士のような誹謗中傷を戒めるもの、法的対処を勧めるものではなく、法改正やTwitter社のプライバシーポリシーを無視した[[開示]]を求めるものであった。<br> | |||
プライバシーや表現の自由との兼ね合い、(特に加害者の多い炎上事件における)責任の軽重の判断の難しさなどを無視した過激な主張に教徒は驚愕した。 | |||
折りたたみ内に全文を掲載する。 | |||
<div class="toccolours mw-collapsible mw-collapsed"> | <div class="toccolours mw-collapsible mw-collapsed"> | ||
38行目: | 41行目: | ||
|- | |- | ||
| | | | ||
立憲民主党はやる気があるのか<ref>プロバイダ責任制限法改正の主張は与野党問わずあり、なぜ立憲民主党を名指ししているのかは不明。[https://www.asahi.com/articles/ASN5V62SSN5VULFA025.html]</ref>。 | |||
|- | |- | ||
!{{Archive|https://twitter.com/KoushinLawfirm/status/1264536346502107137|https://archive.vn/fF2ed|https://twitter.com/KoushinLawfirm/status/1264536346502107137}} | !{{Archive|https://twitter.com/KoushinLawfirm/status/1264536346502107137|https://archive.vn/fF2ed|https://twitter.com/KoushinLawfirm/status/1264536346502107137}} | ||
64行目: | 67行目: | ||
=== 弁護士ドットコムニュースへの登場(2020年6月8日)=== | === 弁護士ドットコムニュースへの登場(2020年6月8日)=== | ||
事件発生から2週間程度経過した2020年6月8日に、[[弁護士ドットコム#「10年続くネット中傷被害」唐澤貴洋が語る“木村花さん問題” 「もはや重罰化が必要だ」(2020/06/08)|弁護士ドットコムのインタビュー記事]]に尊師が登場。 | |||
ツッコミどころの多い記事であり、他にも'''「他人事ではない」'''、'''「お会いしたことはなくともショックです」'''、などの白々しい発言が鼻につく。 | |||
また、冒頭の紹介において尊師について「ネット中傷の被害者を精力的に助ける一方、~」とされている。尊師が、自分で炎上被害者を見つけてきて救済した、プロボノ<ref>プロのボランティア。プロとして生計を立てている専門家が、社会貢献として無料・低報酬で業務を行うこと。尊師は『[[炎上弁護士]]』において「年一回はプロボノ活動をしなければならない」としていた。</ref>として極端に安価な報酬で業務を行った、といった事例は確認されていない。むしろ『[[炎上弁護士]]』において「新規の客はおらず、知り合いからの紹介がほとんど」とされており、受動的に、業務として[[パカ弁]]をやっているものと思われる。弁護士ドットコムが何をもって「精力的に助け~」としたのかは不明である。 | |||
==== 主な問題点 ==== | |||
*テレビ局の責任を問う節があるが、非常に曖昧な物言いに留まっている。 | |||
**大企業であるテレビ局と出演者の力関係、番組出演の任意性に留まらず、「やらせ」に関わる放送倫理など多くの法律的な問題があるにも関わらず踏み込まない。 | |||
**尊師が言及している『花が鼻につく』はフジテレビが公式に配信した動画であり、局側が積極的に中傷を煽った代表例とされていたが、そういった説明が無い。 | |||
*「アルコール依存に陥った」としている。 | |||
**本当にアルコール依存に陥ったのであれば、依頼人に不利益の出かねない問題であり、弁護士会の懲戒を食らいかねない。<ref>[http://shyster.sakura.ne.jp/database.cgi?keys1&keys2=10479 アルコール依存で懲戒を受けた例]</ref> | |||
**以前は「[[でも意外と業務には影響ないですよね。実は。]]」としており、発言が二転三転している。 | |||
*「ネット上の誹謗中傷を簡単・低額で相談できる第三者機関の設置」 | |||
**[[長谷川亮太]]は、法律問題を簡単・無料で相談できるサービスである「法テラス」から尊師を紹介されている。これ以外のどういった機関を想定しているのか不明。 | |||
**誹謗中傷を相談する機関であれば当然被害者寄りであろうと思われ、「第三者」機関ではない。もしかしたら弁護士が相談する機関かもしれない。 | |||
*安易に名誉棄損罪の量刑を傷害罪と同様に引き上げることを主張している。 | |||
**名誉棄損罪、ないし侮辱罪は社会的な名誉を守る法であるため、「'''公然と'''」発言を行うことが必要。尊師の主張する「精神的な負担」は公然であるかを問わないと思われるため、保護法益の変更など大きな解釈の変更が必要で、非現実的。 | |||
**量刑を引き上げたところで実際に課される刑がどの程度かは別問題であり、量刑を上げれば刑が重くなるわけではない。 | |||
*週刊誌、ラジオといった既存メディアは誹謗中傷行為を行わないとしている。 | |||
**週刊誌に顕著であるが、芸能人への誹謗中傷記事が掲載されることは頻繁にある。<ref>[https://minatokokusai.jp/news/7965/ エド・はるみの中傷記事に対する対応]</ref> | |||
**既存メディアに関しては、行き過ぎた取材合戦などの特有の問題<ref>デヴィ・スカルノの母が過剰取材のストレスにより体調不良のち早逝したことが代表的。</ref>があるにも関わらず、無批判に称揚している。 | |||
== 「週刊文春」における木村花の実母の証言 == | == 「週刊文春」における木村花の実母の証言 == |