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「西田弁護士インタビュー」の版間の差分

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ひまわり求人記載のとおり、インハウスや任期付公務員から法律事務所への転向を検討している若手も含めて、足許での十分な経済条件を確保しながら、インターネットに関連する新規分野を開拓してスペシャリストとなることを目指すための魅力的なキャリアパスが存在するのは、このような「尖った事務所」にあるのかもしれない。そう思わされる求人広告だ。
ひまわり求人記載のとおり、インハウスや任期付公務員から法律事務所への転向を検討している若手も含めて、足許での十分な経済条件を確保しながら、インターネットに関連する新規分野を開拓してスペシャリストとなることを目指すための魅力的なキャリアパスが存在するのは、このような「尖った事務所」にあるのかもしれない。そう思わされる求人広告だ。
==『ひまわり求人』掲載先へのカジュアル面談:八雲法律事務所 ==
==『ひまわり求人』掲載先へのカジュアル面談:八雲法律事務所 ==
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「『ひまわり求人』を読む(9)八雲を題材にして」に対しては、大手法律事務所に勤めるアソシエイトからの感想が届きました。それには、ポジティブとネガティブの2側面がありました。
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まず、ポジティブな側面としては、「既存の法分野はすでにパートナー枠が埋まっているので、シニア世代からのクライアント承継を狙う以外に売上げを獲得する方法がない。新規分野を開拓しなければならないとは思っていた。」「その点、IT、インターネット系は、もともとシニア世代が苦手とする分野なので、サイバーセキュリティに顧客開拓のチャンスがあるというのは納得できる。」という内容でした。
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もうひとつが、ネガティブな側面。それは「とはいえ、なんだかんだいって、サイバーセキュリティでも、大手事務所にいるほうがチャンスに恵まれるのではないか?」「それに、サイバーセキュリティの第一人者であるパートナーがいても、アソシエイトは、いつまでもその下請けを続けるだけで、将来的に自分で案件を取れるようになる気がしない。」という内容でした。
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なるほど。。。。そう言われたら、単に、ひまわり求人の広告だけに基づいて、「大手事務所に所属するアソシエイトにとっても、八雲法律事務所に応募することがキャリア形成上のチャンスがある」と無責任に述べるのはよくないような気もしてくる。せめて、自分で訪問して話を聞いてくるべきではないか?
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そんな思いを抱いて、八雲法律事務所代表の山岡裕明弁護士に事務所訪問をお願いしたところ、快く取材に応じて下さいました。
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[[ファイル:1650445179447-Yfb374nk5U.jpg|200px|center]]
そのカジュアル面談の結果として、私が抱いた感想は、
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* 八雲法律事務所は、サイバー攻撃対応の専門性を維持してトップ・ランナーとして走り続けていくだろうと期待することができ、大手法律事務所に比べてもその優位性は揺らぐものではない、
* これから八雲法律事務所に参画していく若手弁護士にとっても(事務所案件とは別に)個人事件も受任しながら、独自の専門分野を開拓していくチャンスが存在する、
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というものでした。
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丁度、面談を終えて本記事を執筆している最中に、政府からの「サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス検討会の開催について<ref>{{Archive|https://www.meti.go.jp/press/2022/04/20220420005/20220420005.html|https://archive.ph/QW8SM|サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス検討会を開催します}} - 経済産業省</ref>」というニュースリリースに接しました。
[[ファイル:1650447788483-L4elWCa9bn.jpg|300px|center]]
検討会の委員の顔ぶれを見ると、弁護士として選ばれた3人の委員には、森・濱田松本法律事務所、西村あさひ法律事務所という大手法律事務所と並んで、八雲法律事務所から選出されているのを確認して、自分の解釈に裏付けを与えてもらった気持ちになりました(所属事務所のウェブサイトによれば、森・濱田松本のシニア・アソシエイトである蔦大輔弁護士には近畿財務局や総務省の個人情報保護推進室に勤務されたご経験が、西村あさひのカウンセルである北條孝佳弁護士には警察庁で勤務されたご経験があるとのことです。これに対して、米国のカリフォルニア大学バークレー校の情報大学院でMaster of Information & Crybersecurityの修士号を取得している八雲の山岡弁護士は、他の弁護士委員のお二人とは専門とする分野を棲み分けているようにも感じられました)。
[[ファイル:1650448023760-L0N3giGjdU.jpg|300px|center]]
以下では、八雲法律事務所訪問を経て、上記の感想を抱くに至った事情を箇条書きに列挙してみます。
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とはいえ、サイバーセキュリティに無知な私が、山岡弁護士からの話を聞いて自分なりに解釈した内容に過ぎません。そのため、誤解に基づく事実誤認が含まれているかもしれませんが、それは全て筆者の責任に基づくものであることをあらかじめお詫びさせて下さい。
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== 今回明らかになった事実 ==
== 今回明らかになった事実 ==
== 脚注 ==
== 脚注 ==
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