「VPN」の版間の差分
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'''VPN''' | '''VPN'''(ぶいぴーえぬ、バーチャルプライベートネットワーク)とは、インターネットを利用して離れた2台のコンピュータの間に仮想的なプライベートネットワークを構築する技術である。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
{{see also|{{wpl|Virtual Private Network}}}} | |||
「{{wpl|カプセル化 (通信)|カプセル化}}」と呼ばれる技術を使い、ネットワークに関するデータを別のコンピュータに転送する。間の通信が暗号化されるため、外部からは2台がどのような通信をしているかを知ることができず、プライベートなネットワークを構築できる。 | 「{{wpl|カプセル化 (通信)|カプセル化}}」と呼ばれる技術を使い、ネットワークに関するデータを別のコンピュータに転送する。間の通信が暗号化されるため、外部からは2台がどのような通信をしているかを知ることができず、プライベートなネットワークを構築できる。 | ||
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企業内ネットワークのアクセス制御などにも使われる一般的な技術だが、前述のような性質から匿名アクセスのために用いられることが多く、こうした需要に応じてサーバーと接続用のソフトウェアを提供している業者が複数存在する。 | 企業内ネットワークのアクセス制御などにも使われる一般的な技術だが、前述のような性質から匿名アクセスのために用いられることが多く、こうした需要に応じてサーバーと接続用のソフトウェアを提供している業者が複数存在する。 | ||
=== 利点 === | |||
[[Tor]] | [[Tor]]やプロキシは{{wpl|Transmission Control Protocol|TCP}}というプロトコルのみを転送するため、{{wpl|User Datagram Protocol|UDP}}など別のプロトコルの通信を素通ししてしまうリスクがあるが、VPNは全てのプロトコルを転送できることからこうした心配がない。 | ||
また、契約しているプロバイダや公衆無線LANの運営者からはVPNサーバーに対し何らかの通信を行っていることしかわからないため、通信の内容を秘匿することができる。 | また、契約しているプロバイダや公衆無線LANの運営者からはVPNサーバーに対し何らかの通信を行っていることしかわからないため、通信の内容を秘匿することができる。 | ||
=== 欠点 === | |||
ほとんどのVPNはTorのような複数のサーバーの経由をサポートしていないため、VPNの運営者からは利用者の情報を把握することが可能となっている。そのため、接続先には信頼できる業者を選ぶことが重要となってくる。 | |||
=== 用途 === | === 用途 === | ||
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利用者の通信ログを保存しないことを宣言しているサービスの総称。海外を中心に多くのサービスがある。 | 利用者の通信ログを保存しないことを宣言しているサービスの総称。海外を中心に多くのサービスがある。 | ||
ログ自体を保存していないため犯罪行為に使われても[[警察]]や[[ネットに強い弁護士]]など司法機関が'''発信者を特定することはほとんど不可能'''になってしまうが、'''絶対にそのような目的で使ってはならない'''。 | |||
ノーログと謳っていても実際にはログを保存していたり、あまつさえ積極的に収集している業者も存在しているが、そもそもログを見られて困るようなことをしなければよいのであり、常に最新の情報をキャッチして'''慎重に業者を選んではならない'''。 | ノーログと謳っていても実際にはログを保存していたり、あまつさえ積極的に収集している業者も存在しているが、そもそもログを見られて困るようなことをしなければよいのであり、常に最新の情報をキャッチして'''慎重に業者を選んではならない'''。 | ||
ただし、無料のVPNの中にはVPN通信できていなかったり、[[生きるため 仕方なかった|維持費のため仕方なく]] | ただし、無料のVPNの中にはVPN通信できていなかったり、[[生きるため 仕方なかった|維持費のため仕方なく]]ユーザーの情報を外部に流したりするものもあるため注意が必要である。[[伊藤隆星]]が使っていたHola VPN<ref>[[エビケー]]{{Archive|https://cross-law.xyz/test/read.cgi/evil/1495268481/63|https://archive.vn/Jpn8m#selection-1391.0-1400.28|高野湧太再評価スレ >>63}}</ref><ref>{{Archive|https://i.imgur.com/wNUjRwX.jpg|https://archive.vn/VUzUK/image|画像}}。左上の火のロゴマークがHola VPNのものである。</ref><ref>{{Archive|https://www.zdnet.com/article/hola-vpn-still-riddled-with-security-flaws-researchers-claim/|https://archive.vn/ThCaN|Hola VPN still riddled with security holes, researchers claim}} - ZDNet</ref><ref>{{Archive|https://gigazine.net/news/20150601-hola-sell-bandwidth/|https://archive.vn/upNY3|人気ブラウザ拡張機能を使うと帯域を無断使用されて犯罪に加担させられる可能性}} - Gigazine</ref>はその代表例である。 | ||
また大抵の業者は有料であるため、なるべく値段が安かったり無料であったりする業者を選んで匿名性を低くするべきであるし、決済には'''匿名性を高めるために洗浄したビットコインや匿名通貨を使う'''など'''もっての外'''であり、自分で契約したクレジットカードを通すのが当然である。 | また大抵の業者は有料であるため、なるべく値段が安かったり無料であったりする業者を選んで匿名性を低くするべきであるし、決済には'''匿名性を高めるために洗浄したビットコインや匿名通貨を使う'''など'''もっての外'''であり、自分で契約したクレジットカードを通すのが当然である。 | ||