「漫画サバイバル」の版間の差分
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2019年2月11日、日経新聞電子版の記事『'''「ラブひな」が戦う見えない敵 読者奪う海賊版 漫画サバイバル(4)'''』に[[山岡裕明(弁護士)|山岡裕明]]の記事が掲載された<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41002710X00C19A2CR8000/ 「ラブひな」が戦う見えない敵 読者奪う海賊版 漫画サバイバル(4)] - 日経新聞電子版</ref>。山岡としては初の顔写真を載せてのメディア出演となる。後日、簡易版の記事が紙面バージョンに掲載された。 | 2019年2月11日、日経新聞電子版の記事『'''「ラブひな」が戦う見えない敵 読者奪う海賊版 漫画サバイバル(4)'''』に[[山岡裕明(弁護士)|山岡裕明]]の記事が掲載された<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41002710X00C19A2CR8000/ 「ラブひな」が戦う見えない敵 読者奪う海賊版 漫画サバイバル(4)] - 日経新聞電子版</ref>。山岡としては初の顔写真を載せてのメディア出演となる。後日、簡易版の記事が紙面バージョンに掲載された。 | ||
== | == 本文 == | ||
山岡の部分のみ抜粋。 | |||
=== ■弁護士チーム === | === ■弁護士チーム === | ||
政府や捜査当局の動きを待っていては、海賊版による被害は拡大していくばかり。出版社や著者らは民事的な手段で、海賊版サイトの追及に乗り出す。タッグを組んだのが弁護士によるチームだ。その一人、山岡裕明(36)はマンガ雑誌を30年来愛読。いまも毎週買わずにはいられない | 政府や捜査当局の動きを待っていては、海賊版による被害は拡大していくばかり。出版社や著者らは民事的な手段で、海賊版サイトの追及に乗り出す。タッグを組んだのが弁護士によるチームだ。その一人、山岡裕明(36)はマンガ雑誌を30年来愛読。いまも毎週買わずにはいられない | ||
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海賊版サイトは海外のサーバーを経由しており、運営者を特定することは困難。そこで山岡が目を付けたのはウェブサイトへのアクセスを効率化するサービス「コンテンツ配信ネットワーク(CDN)」だ。 | 海賊版サイトは海外のサーバーを経由しており、運営者を特定することは困難。そこで山岡が目を付けたのはウェブサイトへのアクセスを効率化するサービス「コンテンツ配信ネットワーク(CDN)」だ。 | ||
海賊版サイトにアクセスが集中するとダウンするため、運営者の多くはアクセスを拡散させられる同サービスを活用する。そのCDNに情報開示させれば……。山岡の読みは当たった。 | 海賊版サイトにアクセスが集中するとダウンするため、運営者の多くはアクセスを拡散させられる同サービスを活用する。そのCDNに情報開示させれば……。山岡の読みは当たった。 | ||
東京地裁は1月、山岡の申し立てを認め、CDN大手の米クラウドフレアに対し、違法投稿された画像削除とサイト管理者情報の開示を命じた。 | |||
クラウド社がサイト運営者のIPアドレスを開示すれば、身元を特定し、民事訴訟などにつなげられるという。山岡は「身元が明かされるリスクが周知されれば、サイト運営の抑止効果となるはずだ」と意義を語る。 | |||
== 脚注 == | == 脚注 == |