「東芝」の版間の差分

2015年（平成27年）7月20日、第三者委員会の報告書により、同社が経営トップ陣の関与のもと「2009年3月期から2014年4 - 12月期」で'''計1518億円'''（ちなみにライブドア事件での粉飾決算総額は約50億円）の「''利益を水増しする不正会計''（粉飾決算）」を行っていた事実が発覚した。この事件は日本の会計士業界全体に重大な影響をもたらすと見られており、とりわけ「2008年度から14年度の４～12月期」まで東芝の監査を担当している「'''新日本監査法人'''（旧センチュリー監査法人）」で常務理事審査部門長を務めていた[[唐澤洋]]は本件に関わっているのではないかと言われ、この事件を受けて前あずさ監査法人理事にして日本公認会計士協会会長の[[森公高]]が東芝の監査を担当した「新日本監査法人」への監査が適切だったかどうかの調査を表明し、「'''『あずさ監査法人・森公高』によるより本格的な『新日本監査法人・唐澤洋』潰しの始まりではないか'''」<ref>「新日本有限責任監査法人（旧センチュリー監査法人会長）」と「有限責任あずさ監査法人」は、日本{{wpl|4大監査法人}}のうちのふたつとして知られている</ref>と話題になった。

また、後にこの事件が発覚した7月に新日本監査法人（旧センチュリー監査法人）元会長にして唐澤洋の義父である[[河野一英]]が死去していたことが判明しており、「彼の死去を見計らってのリークと調査表明だったのではないか」とも囁かれた。