「東芝」の版間の差分

2015年（平成27年）7月20日、第三者委員会の報告書により、同社が経営トップ陣の関与のもと「2009年3月期から2014年4 - 12月期」で'''計1518億円'''（ちなみにライブドア事件での粉飾決算総額は約50億円）の「''利益を水増しする不正会計''（粉飾決算）」を行っていた事実が発覚した。この事件は日本の会計士業界全体に重大な影響をもたらすと見られており、とりわけ[[唐澤洋]]は「2008年度から14年度の４～12月期」まで東芝の監査を担当している「新日本監査法人」で常務理事審査部門長を務めていたことから本件に関わっているのではないかとささやかれ、日本公認会計士協会会長・[[森公高]]が東芝の監査を担当した「新日本監査法人」への監査が適切だったかどうかの調査を表明し話題になった。

  日本公認会計士協会の森公高会長は２１日記者会見し、会計処理の問題が明らかになった東芝の監査を担当している「新日本監査法人」について、

  この中で森会長は東芝の会計処理の問題について、「市場の信頼性の観点から誠に遺憾な事態だ」と述べました。

  また、森会長は東芝の会計監査を担当している「新日本監査法人」の監査が適切だったかどうかの調査を始めていることを明らかにしたうえで、

  今後聞き取りなどを進めて、

  業界団体として処分を行う必要があるか、検討する考えを示しました。

  その一方で、森会長は「現在の会計基準や監査基準に、不足しているものはないかどうかも調査を進める」と述べ、