「懲戒請求」の版間の差分

== 弁護士懲戒処分検索センター ==

弁護士自治を考える会が運営する弁護士懲戒処分検索センター<ref>{{Archive|http://shyster.sakura.ne.jp|https://archive.vn/8tYzo|}}</ref>というサイトがあり、ここで2000年以降に懲戒を受けた弁護士とその処分内容、事由などを検索する事ができる。弁護士の氏名や弁護士番号だけではなく、懲戒処分種別で検索することもできるため、弁護士に懲戒が行われた際どの程度の処分が下されるかの目安になる。

本項では、処分種別ごとに特筆性があると思われるものをいくつか掲載する。なお、処分についての説明は同サイトを参考にした。

|加藤豊三||戒告||懲戒請求者を脅す||先述したように懲戒請求者の個人情報は対象に全て開示されるため、この弁護士のように懲戒請求者に対する不当な行為を行う弁護士も存在する。懲戒請求者に対する行為が原因で懲戒処分を受けた弁護士が他にも数名存在する。

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|清川光秋||戒告||酒飲んで法律相談||

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|仲間辰雄||戒告||沖縄弁護士の規約違反||{{wpl|沖縄弁護士}}という制度があり<ref>戦後アメリカ統治下においては、(戦時中に死傷したり本土へ避難したケースが多く、戦後弁護士資格を持つものが激減したこともあり)日本の司法試験よりはるかに簡単に弁護士資格が取得できた。日本復帰時、一定の選考(それでも司法試験より簡単だったという)に合格したものは正式に弁護士となったが、不合格、あるいは何らかの理由で受けなかった者も、「当分の間」、沖縄県内のみで弁護士業務を行えるとしたもの。</ref>、沖縄弁護士として登録している者は事務所の名前を「〇〇沖縄弁護士法律事務所」とする必要があるがそれを守らず看板などを仲間辰雄法律事務所としたもの。当時9人が沖縄弁護士として登録されていたがそのうちの6人が処分を受けた。(なお、懲戒請求が出されたのは8人で、1人のみが順守していた)<ref>{{Archive|https://jlfmt.com/2017/03/08/31200/|https://archive.vn/D0px2|仲間辰雄沖縄弁護士（沖縄）懲戒処分の要旨 – 弁護士自治を考える会}}</ref>。

|橋本太地||戒告→処分取消||Twitterで依頼人に暴言||本名で登録しているアカウント<ref>{{twitterlink|ID=kojin_syugi|NumberID=812523013534982144}}</ref>から「弁護士費用を踏み倒すやつはタヒね」「金払うつもりないなら法律事務所来るな。」などと投稿<ref>{{Archive|https://jlfmt.com/2021/08/13/51056/|https://archive.ph/o4Mw1|橋本太地弁護士（大阪）懲戒処分の要旨　2021年7月号}} - 弁護士自治を考える会</ref>。<br>その後、日本弁護士連合会により懲戒処分は取り消された<ref>{{Archive|https://twitter.com/kojin_syugi/status/1528602910523027458|https://archive.ph/XqiO2|2022年5月23日のツイート}} - Twitter</ref>。「タヒね」は弁護士本人の「私的な発言」であり、「表現の自由」が認められ「弁護士の品位を失うべき非行」には該当しないとのこと<ref>{{Archive|https://twitter.com/kojin_syugi/status/1528643418955849728|https://archive.ph/yTTb6|本人が公開した裁決書の一部}}</ref>。なお、本人は自身の発言を不適切であったと認めている<ref>{{Archive|https://twitter.com/kojin_syugi/status/1528646904929992704|https://archive.ph/B1Seb|本人のツイートより}} - Twitter</ref>。

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|[[長野英樹]]||戒告||個人情報を相手の上司に渡す||[[八雲法律事務所]]に在籍する弁護士。