「例のアレ」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
→概要
>白米に強い弁護士 (→概要) |
|||
10行目: | 10行目: | ||
元々は2010年に当時流行していた「{{nicodic|レスリングシリーズ}}」や「{{nicodic|必須アモト酸}}」などを隔離するために作られたカテゴリであり、現在は「{{nicodic|真夏の夜の淫夢}}」をはじめとする多くのジャンルをまとめるカテゴリとなっている。 | 元々は2010年に当時流行していた「{{nicodic|レスリングシリーズ}}」や「{{nicodic|必須アモト酸}}」などを隔離するために作られたカテゴリであり、現在は「{{nicodic|真夏の夜の淫夢}}」をはじめとする多くのジャンルをまとめるカテゴリとなっている。 | ||
全体的には、一言で言えばアングラ系。ホモ・カルト宗教といった、世間一般では好まれにくい・精神的ダメージを負いかねないものが多い。動画サイト普及の少し前には[[オウム真理教]]や北朝鮮ネタ、{{nicodic|騒音おばさん}}Remix、{{nicodic|ナショナルから大切なお知らせとお願いです}}MADなどのアングラ系作品がカルト的人気となっており、これらが源流にある。 | |||
基本的に金にならないコンテンツであったことから、2010年代前後より一層酷くなったステマ、対立煽り、自分語りなどから距離を置きたいもの達が集結し、多くの[[有能]]が集まった。また、初音ミクを筆頭にオタク文化が金になるコンテンツとしてにわかに持ち上げられだした時期であり、そうした露骨な動きに違和感を持った層がアングラを武器に反撃に出たともいえる。 | 基本的に金にならないコンテンツであったことから、2010年代前後より一層酷くなったステマ、対立煽り、自分語りなどから距離を置きたいもの達が集結し、多くの[[有能]]が集まった。また、初音ミクを筆頭にオタク文化が金になるコンテンツとしてにわかに持ち上げられだした時期であり、そうした露骨な動きに違和感を持った層がアングラを武器に反撃に出たともいえる。 | ||
18行目: | 18行目: | ||
一方、そうして規模が膨れ上がっていったことにより、[[臭芋]]やホモガキといった[[無能]]なものたちも必然的に増加することとなる。ホモビや宗教の勧誘ビデオの内容を理解する、語録を覚えるなど、ある程度の知識が要求されるので、にわかの「お客さん」はある程度排除することができ、匿名世界の中では治安が保たれている方だったが、「ホモと見るシリーズ」の広まりでホモビと関係なく淫夢語録が広まりその安全神話は崩れた。 | 一方、そうして規模が膨れ上がっていったことにより、[[臭芋]]やホモガキといった[[無能]]なものたちも必然的に増加することとなる。ホモビや宗教の勧誘ビデオの内容を理解する、語録を覚えるなど、ある程度の知識が要求されるので、にわかの「お客さん」はある程度排除することができ、匿名世界の中では治安が保たれている方だったが、「ホモと見るシリーズ」の広まりでホモビと関係なく淫夢語録が広まりその安全神話は崩れた。 | ||
さらに、PC保有率の減少(MADやMMDを作れない)、ネタ切れ、例のアレの中核だった1990年代生まれ世代の引退、ニコニコ動画自体やそれと関係が深い5chの衰退などによって、2010年代後半にはかつてほどの繁栄を失った。特に2018年のビリー・ヘリントンの死去、2019年のsyamu引退騒動、aiueo700トラック事故による引退が一時代の終わりとして受け取られている。 | |||
ただし、ニコ動ではそれ以上に他ジャンルの衰退が進んでいる上、総合ランキングでは今でも何本か動画がランクインすることがあり、旧2ch系の文化圏においては未だに巨大カテゴリであることは変わりない。ネットの一般化が進み活発なアングラ系コミュニティがほとんど存在しなくなっていることから、ネットヘビーユーザーやハッカー、[[悪芋]] | ただし、ニコ動ではそれ以上に他ジャンルの衰退が進んでいる上、総合ランキングでは今でも何本か動画がランクインすることがあり、旧2ch系の文化圏においては未だに巨大カテゴリであることは変わりない。ネットの一般化が進み活発なアングラ系コミュニティがほとんど存在しなくなっていることから、ネットヘビーユーザーやハッカー、[[悪芋]]達の最後の砦と化している面もある。2019年6月26日にカテゴリタグが廃止され、例のアレも事実上廃止となったが、今も「アングラ系のまとめ」として同タグを付けて投稿している動画は多い。 | ||
ニコ動に見切りをつけ、[[ゆゆうた]]のようにYoutuberデビューなどで有名になったものたちもいるが、例のアレでの嫌儲思想の広まりやネットミームの私物化とも取れる言動、例のアレの精神性を理解しない行為によって疎まれる存在になっている。 | ニコ動に見切りをつけ、[[ゆゆうた]]のようにYoutuberデビューなどで有名になったものたちもいるが、例のアレでの嫌儲思想の広まりやネットミームの私物化とも取れる言動、例のアレの精神性を理解しない行為によって疎まれる存在になっている。 | ||
34行目: | 34行目: | ||
この頃「ホモと見るシリーズ」の流行などで例のアレが軟派化しつつあった時期であり、アングラの刺激を求める層が[[MMD杯]]の一件で知名度が上がった恒心教に流入するという動きが見られた。一方、例のアレの中でも特に過激であるため、原住民の間では賛否がかなり分かれた。また、例のアレに加入戦術を仕掛けることを得意とする[[東方Project]]の住民が恒心教にも加入戦術を仕掛けるようになった。 | この頃「ホモと見るシリーズ」の流行などで例のアレが軟派化しつつあった時期であり、アングラの刺激を求める層が[[MMD杯]]の一件で知名度が上がった恒心教に流入するという動きが見られた。一方、例のアレの中でも特に過激であるため、原住民の間では賛否がかなり分かれた。また、例のアレに加入戦術を仕掛けることを得意とする[[東方Project]]の住民が恒心教にも加入戦術を仕掛けるようになった。 | ||
2016年になると[[事務所騒動]]の影響などもあってかニコニコ動画における恒心教の勢いは急激に衰え、こうした流動的な層はsyamuや糖質淫夢、クッキー☆、[[ゆゆうた]] | 2016年になると[[事務所騒動]]の影響などもあってかニコニコ動画における恒心教の勢いは急激に衰え、こうした流動的な層はsyamuや糖質淫夢、クッキー☆、[[ゆゆうた]]界隈などへ去っていった。「ハセカラは一発屋、オワコン」などの煽りを受けたものの、2018年頃になると、多くの有力コンテンツが主力人物のトラブル等で衰退。結果的に唐澤貴洋が定期的に話題を提供してくれる恒心教は、わりと安定した細く長いコンテンツとなっている。一方、以来の芸術路線はほぼ壊滅しており、再生数も3桁がやっとという氷河期に見舞われている。 | ||
前述の通り恒心関連の動画の多くがこのカテゴリに属している事から、ニコニコ動画から恒心教に入ってきた教徒やニコニコ動画で布教活動を行う教徒には例のアレに属する恒心以外のジャンルを好む者も多く、それらを起源とするスラングを使う教徒も多い。[[芸術路線]]には他ジャンルのキャラクターとコラボした作品も存在する。{{nicodic|恒心教芸術路線}}の動画もこのカテゴリを選択して投稿されることが多い。 | 前述の通り恒心関連の動画の多くがこのカテゴリに属している事から、ニコニコ動画から恒心教に入ってきた教徒やニコニコ動画で布教活動を行う教徒には例のアレに属する恒心以外のジャンルを好む者も多く、それらを起源とするスラングを使う教徒も多い。[[芸術路線]]には他ジャンルのキャラクターとコラボした作品も存在する。{{nicodic|恒心教芸術路線}}の動画もこのカテゴリを選択して投稿されることが多い。 |