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「インフレーシヨンと物價對策」の版間の差分

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→‎四、我國に於ける物價對策: (軍需品買い漁ったらインフレが起きて軍需品買えなくなるナリ...)(そうだ、国民に生活ギリギリの必需品だけ与えて売買行為を取り上げれば物価は上がらないナリ!)
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(→‎四、我國に於ける物價對策: (軍需品買い漁ったらインフレが起きて軍需品買えなくなるナリ...)(そうだ、国民に生活ギリギリの必需品だけ与えて売買行為を取り上げれば物価は上がらないナリ!))
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從つて銀行の資󠄁金は統制されなければならないが、この統制の第一の方法は中央銀行のオープン マーケツト オパレーシヨンに他ならない。
從つて銀行の資󠄁金は統制されなければならないが、この統制の第一の方法は中央銀行のオープン マーケツト オパレーシヨンに他ならない。
卽ち、オープン マーケツト オパレーシヨンによつて銀行の許與する所󠄁の生產信用は公󠄁債投資󠄁によつて抑制せられるからである。<br>
卽ち、オープン マーケツト オパレーシヨンによつて銀行の許與する所󠄁の生產信用は公󠄁債投資󠄁によつて抑制せられるからである。<br>
 然して公󠄁債發行は、物財的には政府の軍需品の購󠄂入に他ならないのであるから、銀行が公󠄁債へ投資󠄁をなすと云ふ事は、換言すれば、消󠄁費財生產擴張を抑制して軍需品生產擴張を助長する事になるのである。
かゝる意味に於て、オープン マーケツト オパレーシヨンは、インフレーシヨン抑制の手段として遂󠄂行されなければならないが、然し、インフレーシヨンを抑制する手段としては之のみにては不可能である。
何故ならば軍需品生產工業の擴張の爲に、より大なる生產信用が要󠄁求せられる事になり、之は銀行の公󠄁債投資󠄁と矛盾するからである。
故にこの問題に對しては、當然國家の資󠄁金統制運󠄁動を必然ならしめるのである。<br>
 貨幣󠄁側に於ける對䇿は以上の如くであるが、之のみにてはインフレーシヨンの發展が全󠄁く停止されるわけのものではなく、それには、物資󠄁側よりの貨格{{原文ママ|價格}}の抑制及び配給の調󠄁整によつて補充されなければならなぬ{{原文ママ}}のである。<br>
 價格の抑制䇿としては、暴利取締及び價格の公󠄁定であり、配給調󠄁整䇿としては物資󠄁使󠄁用の法的制限、及び物資󠄁割󠄀當配給制がそれである。<br>
 物資󠄁需給の方䇿としては、積極的にそれ等物資󠄁の供給增加が問題となるが、增產の爲の生產力擴充は、それ自體物資󠄁需要󠄁を換起󠄁するばかりでなく、國內に資󠄁源の缺けたものに就ては生產力を擴張すべき方䇿がないのである。
故に當面の對䇿としては輸󠄁入增加と云ふ事が重要󠄁問題であるが、我國に於ては金の現送󠄁量を與へられたものとする限り、增大すべき軍需品需要󠄁に應じて一般消󠄁費財の輸󠄁入制限は不得已事である。<br>


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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