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恒心文庫:漢方茶

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

西洋薬の優れているところは、ある1つの症状を完全に治すところである。
しかし、症状がはっきりしないが、体が不調であるということはままある。
そのようなときには漢方薬の出番である。
漢方薬は「人」をみる。全体をみて、全体を少しずつ調整していく。
「中国4000年の伝統」なんて陳腐な言葉もあるが、漢方薬が
効くときはそんな言葉もうなづけるものである。

不惑を過ぎ、体の不調も多い当職も、朝に漢方茶を飲むことにしている。
一般的に漢方薬といえば、スティックに入った粉末というイメージだが、
それはいけない。フリーズドライだからである。
味噌汁も、フリーズドライより、味噌を溶き、だしを入れ、新鮮な野菜を
切って入れた方が美味しいではないか!

そこで当職は、新鮮な生薬を買い付けている。
生薬の値段は高いが、間食を安いシーフードヌードルにして、浮いた金で
高級品を買うことができている。
その生薬を、多量の水と共に夜に父洋に飲ませる。
体調を考えて、ある日は葛根、別の日は杜仲…といった具合に、5-6
種類を飲ませるのである。
そして、翌朝早起きして、父洋の陰茎に吸い付き、朝一の尿を飲む。
こうすれば、生薬の力で父洋も当職も元気だし、いちいち急須などを
使う面倒もない。

みなさんも、朝一の漢方茶はいかがだろうか。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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