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恒心文庫:掃除

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

我が家は物にあふれていた
豊かな時代であることに違いなかったのだが時にそれは弊害となり我々の生活を襲うのだ
不衛生な環境となりつつある我が家の掃除を始めたのだが
これがなかなか厄介で片付けが全く進まない
なので全てを洋の中に収納する事にした
家具、食器、衣服、歯ブラシに至るまで色々な物を洋の中に仕舞い込んだ
これにて一件落着 の筈だった

「兄さん、僕の万年筆知らない?」
「当職もロリドルDVD探してるナリ」
「あっ、そうだ父さんの中だ」
「取り出すナリ」

二人は洋の元に行くと洋はスヤスヤお昼寝をしていた
「困ったな、起きそうに無いや」
「勝手に探すナリよ」
構わず兄は洋のお尻の穴に腕を突っ込み弟は口の中に手を入れる
ネチャネチャと卑猥な粘質的な音が鳴らしながら兄弟はお目当ての物を発見した・・・しかし
「あ…万年筆折れてるよ…」
「と、当職のDVDが割れてるナリ!」
しかもニラとコーン混ざりの大便が所々にからまっており汚くてとても使用できる状態ではなかった
短絡的な考えでズボラな始末をした結果に兄弟は深く反省し
改めて丁寧にお家の掃除を始めたそうな

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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