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恒心文庫:傾いた世界

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

ただ、横たわることしか出来なかった。
たかひろに縛り付けられ、身動き一つとれない。
たかひろはワシを見下ろし、不適な笑みを浮かべた。
おろおろとしている影が視界に入る。山岡くんだろう。
愛宕警察に通報するべきか悩んでおるようだ。
ワシは奴に犯されるのを待っているしかないのか。
ワシは逃げ出さなければならないと思った。
とは言え、縛られているのだ。どうすることもできない。
息子が、やって来た。そこでワシは記憶を亡くした。
ワシの純潔は散った。

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