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恒心文庫:穴を開けて、抜く

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

パイナップルはお好きだろうか
パイナップルは臭いがきついから虫が寄り付きすぎる難点がある。
香りや甘味はケツに溜まるものだから、うまそうな匂いが漏れ出して悪い虫(恒心教徒やしばき隊)が寄り付かないようにしっかりと僕のコルクならぬコックで栓をして、虫のこない所に閉じ込めておく必要がある
食べる時は短く刈られたトゲトゲの頭で手を怪我しないように気をつけて鷲掴み、
真ん中に穴を空けてズボッと芯を抜く

穴を開けて、抜く
大事な事だから二度言っておくことにしよう。
ケツにばかり旨味を偏らせんのもアレだから、定期的に逆さ吊りにしてやるのもいい

荒縄で吊り上げてやると唐さんも喜ぶ
逆さにするだけじゃ栄養を循環するだけで補給はできねない
故に僕のドリンクバーから直接栄養分を吸収させる。 逆さ吊りにしたままこれ食わせると頭に血が昇ってよくむせるようになるから
むせて咳こんだら背中をバシバシ跡が付くまで叩いてやるといい

そして手塩にかけて完熟させたら、穴を空けて一気にむさぼり食う!
完熟は(茶色い)汁がボタボタ零れるけど、勿体ないから全部飲むのが長寿の秘訣だ
この旨さは僕にしか味わえないシロモノだが
一度これを食ったらもう、病みつきになってしまう位、桃源郷の桃にも勝る極上の果実なのだ

そういうと山岡は穴を開けて抜き始めた

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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