恒心文庫:秘密の秘密
本文
「山岡さん、この前二丁目に用事があったんで用を済ませた後散策してたら
発展場に入ってくのを見かけたんですけど、ゲイなんですか?」
不意に俺の秘密が暴かれ動揺する。
目撃されていただと?あんなに気を遣っていたのに。
「人違いじゃないのか?俺にそんな趣味は」
「発展場から出てきた人に片っ端から、この男とセックスしましたか?
って写真見せながら聞いたらみんなセックスした
掘られまくったっていうんですよ、タチなんですね」
開き直るしかない、そう判断した。
「そうだ俺はゲイだ、それがお前に何の関係がある?」
薄ら笑いを浮かべながら山本がコチラを見る。
好奇の目に晒される、だからバレるのが嫌なんだ。
そう思いつつまた祥平を無視し
コーヒーを買いに行こうとするといきなり後ろから山本に拘束された。
猿轡をされズボンを脱がされる。
「山岡さん、俺はアンタみたいなちょっとした火遊び程度で
快楽の全てを知った気になってる人が大嫌いなんですよ」
あっという間に両手を縛られ四つん這いの状態で両足も縛られた。
抵抗するも梨の礫だ。「ほーら、暴れるから後ろが丸見えですよ?」
どこからともなく取り出した浣腸を突き立てられ俺は無様に排便した。
「んじゃ綺麗になったんで解しますか」
どこからともなく取り出したローションで念入りに解され
奴の指2本が抵抗もなく入ってしまった。苦痛と羞恥と嫌悪感で俺は震えていた。
「さーて、お尻の処女にお別れしましょうか」
俺のケツに祥平の物が突き立てられた。物が腸壁をこじ開けていく
メリメリと音がしてる気さえした。
胃が持ち上げられる感覚に吐き気を催す。
容赦ない祥平のピストンに耐えながら胃が押し上げられる
吐き気のような感覚と闘っていた。
だめだ、吐く、そう思った瞬間
俺は白目をむいて失神しそうなくらいの快楽が俺の体に駆け巡った。
「いいイきっぷりすね!」
山岡は気づいたのだ。胃が持ち上げられる感覚は
前立腺が刺激されていたということに
「アンタの態度次第ではまた抱いてやりますよ」
と耳打ちした後、祥平は去っていった。
その日から俺は祥平のチンポをおねだりする
ワガママオナホとなった。
発展場でもタチから受けに回り俺のケツ穴は数多の男の種壺となった。
掘る方より掘られた方が気持ちいいなんて誰も教えてくれなかった。
自分好みの男を集めてくんず解れず盛り合いたいと思った。
俺は唐澤貴洋と袂を分つことにした。
今俺は千葉とペニバンをつけた阿部に掘られている
そしてその間俺の痴態を小林に書かせるのだ。
こんな生活も悪くない、掘られながらそう思う裕明であった。
タイトルについて
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。
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- 初出 - デリュケー 初心者投稿スレッド☆1 >>918(魚拓)