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恒心文庫:外道

提供:唐澤貴洋Wiki
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本文

唐澤と山岡が袂を分ちしばらくの後
ついに唐澤率いる恒心会と山岡率いる八雲一家の抗争が始まった。抗争は熾烈を極め恒心会は頭唐澤な指揮官唐澤貴洋指揮官の指揮によって組員がどんどん減っていき。
逆に東大卒のブレーンが率いる八雲一家は破竹の勢いで恒心会を蹂躙、士気は高まり勝利へと色めき立つ。しかし、八雲一家は重大な事を失念していた、それは恒心会が核兵器を持っている事、唐澤はそれを平気で使ってくると言う事である。
八雲一家の本拠地は核ミサイルにより一気に壊滅し、仁義なき戦いは終結を迎えた。
運良く爆心地を離れたところにおり生き残ることができた山岡裕明は縄を打たれ
唐澤貴洋の元へと引き出された。
「唐澤貴洋!俺は親分に対してお前がした仕打ちは絶対に忘れねえ!極道のお前が自分の親分に反旗を翻して組を乗っ取るなんて外道にも程がある、俺は親分の忠犬、男の中の男だ。俺は忠義を死ぬまで貫くつもりだ!地獄に堕ちろ!腐れ外道が!」
唐澤貴洋がせせら笑いながら簀巻きにされ芋虫のように惨めな姿を晒す裕明に対してこう告げた。
「忠犬?貴職は犬じゃなくネコナリよ、先代に刺青とケツを掘られてその快楽が忘れられないナリか?背中に不動明王を背負った男が陰茎に花と蝶の墨入れられて布団の上でメスにされてるような奴が男の中の男とは思えないナリねぇ?」
裕明の顔が青ざめる、なんでこいつはその事を知っている?あれは洋親分と俺だけの秘密のはず。貴洋は愉悦に満ちた表情でさらに口を開く。
「当職を舐めた罪は重い、貴職みたいなネコ野郎に、相応しい筋道の通し方があるナリ。おいやれ」
裕明はズボンを脱がされ、ケツを唐澤の方に突き出す形になった。
菊紋が太く黒光りするものを飲み込んでいく
お別れナリ、の一言ともに引き金は引かれ裕明は事切れた。

ある地方紙の一面をこんな記事が飾った。
若い男の死体が発見された。
外傷はなく検死解剖をしたところ、肛門から銃を挿入し発砲した事により内臓や血管が著しく損壊され出血多量により即死とのことだった。警察はこのようなことは到底許されることではない、必ず犯人を捕まえて見せると宣言し、捜査に執念を燃やしている。
そんな新聞の記事を一瞥したあと、貴洋はサイバーカを率いる警察風情が当職に捜査の手を及ぼせるわけがないナリと吐き捨てるように言い、いつものよつに核実験へと向かった。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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