遊☆戯☆王
遊☆戯☆王(ゆうぎおう)とは、少年ジャンプで連載されていた高橋和希による漫画作品及びその派生の漫画・アニメ作品、ないしコナミが制作する前述の漫画を元にしたトレーディングカードゲームである。本項では主にカードゲームについて解説する。
概要
正式名称は『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』であり、漫画内で登場したカードゲームを実際に作ってみたものが由来である。現在ではカードゲーム単体で世界中を巻き込むヒットとなっており、関連作品も作られるほどになっている。
日本国内ではデュエル・マスターズ、ポケモンカードゲームとともにカードゲームの代表格とも言える存在である。そのルールの基本はかなり簡単(極めると非常に難解な部分も存在する)であることから、オリカを作りやすいといった利点もある。
恒心との関わり
騒動の発端である長谷川亮太が「遊戯王にハマってて遊戯王掲示板を見ていたら、2ちゃん語を使う人がたくさんいて調べて行ったら辿り着いた」[1]と自分語りしているように、彼がなんJにたどり着いたきっかけとなったことから、このカードゲームがなければ騒動がなかった(あるいは大きく違った形となっていた)可能性も大きい。
恒心教の初期にはJEX制作の「遊戯王カードジェネレーター」が流行しており、Photo.jpgなどを用いて唐澤貴洋のカードが多数作られた。
芸術路線のはしりとなった他、「神のカード」を意識したと思われる「過度な神格化」発言は大きな注目を集め本騒動の宗教化に繋がった。
他、カード削除時にJEXがアニメの演出などを意識した凝ったぼかしをかけ面白がられる、サジェスト汚染法の伝授に繋がるなど恒心教の成立に大きな役割を果たした。